関東

【ハイキング】秩父・カタクリ巡り 2024/4/1

秩父カタクリ自生地巡り

山域  秩父郡市内

山行形態  車移動小ハイク

目的  カタクリ探訪

日程  2024年4月1日(月) 

アルバム

記録:熊谷8:30→9:30長瀞町野上セブン(合流)→10:00皆野町金沢浦山→11:15秩父市吉田久長・白砂公園→12:10秩父ミューズパーク(昼食)→13:45皆野町下田野→熊谷16:00

参加者 CL石川 高橋武子 新井勇 大嶋

 長瀞町で合流し、まず皆野町金沢を目指す。付近に採石場が何カ所かあるため大型ダンプカーが行きかう中、採石場一帯を抜けてさらに山の奥へ林道を進んだところに数軒ほどからなる浦山地区がある。この集落の上部が「カタクリの里」として、またもう少し季節が進めばツツジとアジサイの群生地になっており数台分の駐車場とトイレが整備されている。

 実際のカタクリは15分程山道を登った先の斜面に群生しているのだが、後で訪ねた3カ所の群生地よりかなり株の数が少ない。しかし少し気を付けて周囲を見ると林道わきに咲いていたり今後は範囲が広がりそうな気配を感じる。

 

次に15分ほど車で移動して旧吉田町久長に向かう。ここの諏訪神社の裏手にかなり広いカタクリの群生地がひろがり立派な木の階段と木道が整備されている。ピンク色、薄紫色のカタクリが咲き誇っていた。木道を進み坂道を登って行くと小高い白砂山のてっぺんにでる。名前の通り山頂部が砂岩でできた大きな岩になっている。設置されていた看板によるともともと地元の個人の所有する山だったものが町に寄付され白砂公園として整備されたという。この後秩父ミューズパークに向かう。

 秩父市街地側と反対のミューズパークの裏手に当たる谷間に群生地がある。駐車場から1,2分の所で車道から谷筋に降りていくとここもカタクリが咲き誇っていた。周囲は初春からセツブンソウ、福寿草、ニリンソウなどが次々と咲くミューズパークの隠れた名所になっている。移植したものか水芭蕉も咲いていた。

 音楽堂の近くまで移動し芝生の広場で昼食を摂る。

 最後に、皆野町下田野の皆野スポーツ公園に向かう。ここから山側の墓地の裏手に群生地が広がっている。前3カ所のよりもより自然に近く訪れる人も少ない感じがする。斜面一面に広がって咲いている様はやはりいいものだと思う。

 今日は全部で4カ所を巡りました。またいろいろな場所に野山の花探訪に行きましょう。

【雪上訓練】谷川岳マチガ沢 2024/3/30

1.山  域:谷川岳・マチガ沢出合(群馬県)
2.登山形態:積雪期一般登山
3.目  的:雪上訓練
4.日  程:2024年3月30(土)
5.行動記録:川本(5:30)=谷川岳ロープウェイ駐車場(8:00/8:30)→マチガ沢出合
~付近の斜面を使い訓練→西黒尾根上→登山指導センター→駐車場
6.訓練内容:雪上歩行・アイゼンワークの確認
滑落停止訓練
ツェルトを実際に張ってみる

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【スノーハイク】稲含山(個人山行)

360度の展望 雪の稲含山

山域:群馬県下仁田稲含山1370m

期日:2024年3月7日(木)

参加:高橋仁 他4名

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行程:道の駅甘楽8:10=一の鳥居下10:20→茂垣峠10:40→稲含山頂12:20/13:50→一の鳥居14:50=道の駅甘楽15:30

 道の駅甘楽から、城下町小幡を抜けて秋畑集落から神の池公園に登って行くと雪がどんどん深くなってきた。茂垣峠駐車場まで車で行く予定だったが、一の鳥居下あたりで、とうとうストップして、前にも後ろにも動かなくなってしまった。路肩の広いところまで、みんなで押し上げて、Uターンさせて駐車した。

 すっかり遅くなってしまって、1時間半遅れで登山開始となった。深いところではひざ下位の積雪を交代でラッセルしながら登る。ワカンを使う程でもなく、チェーンスパイクで快適に歩ける。天気は上々で、妙義、浅間がきれいだ。2時間足らずで稲含み神社に到着。すぐ先の山頂は360度の絶景が広がる。

 谷川連峰から志賀高原、浅間山、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、西上州の山々、赤久縄山、御荷鉾山、赤城山、武尊山を見まわしながら楽しいランチタイム。今日はここから稜線をたどって、日本に3か所しか見つかっていない原三角点のある白髭岩まで往復することも考えていたが、時間のロスと、積雪状況から、あきらめて下山することに。

下りはトレースがあるのであっという間に赤鳥居に到着して、一の鳥居経由で車を駐車した道路に降りた。

思いがけず、たっぷりの雪の山行となり、楽しい一日だった。(仁)

 

【スノーハイク】新雪の浅間嶺 (個人山行)

新雪の浅間尾根を歩く

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山域:桧原村(奥多摩)浅間嶺903m

期日:2024年2月24日(土)

参加:高橋仁、赤坂、会員外6名

行程:熊谷6:30=桧原村払沢の滝臨時駐車場8:30→時坂峠9:30→浅間嶺11:30/12:30→人里峠12:50→人里バス停13:50/15:03=(バス)=桧原村役場15:20→駐車場15:30=熊谷17:40

 払沢の滝駐車場が改修工事中で、北秋川対岸の高台にある桧原村グラウンドの臨時駐車場からスタート。周りの山は、前日の前線が降らせた新雪が、500m位から上を真っ白に染めている。山全体が白い花が満開になったような、華やかな風景にしばし見とれる。

舗装道路をショートカットで何度か横切ってから峠道に入ると、ほどなく時阪峠に着く。ここから再び林道歩きになるが、雪化粧の山肌を眺めては歓声を挙げながら、「代官御休息所」の大きな茶屋跡に着いた。

江戸時代の「中甲州街道」と呼ばれ、木炭などを甲州に運び出し、米、塩などを買い入れた、馬が通れる生活道路の名残があり、歩きやすい道だ。

沢沿いの道から、山腹を巻くように登れば浅間嶺山頂に出る。残念ながら、御岳山、大岳、御前山は雪融けの水分が立ち昇るガスにさえぎられて、山頂が見えない。南の笹尾根もガスの切れ間から、見え隠れしている。その代わりに、普段は見ることのない雪の花が咲いたような木々の眺めを堪能することができた。冷えてきたので、トイレのある休息舎に下り、下山開始。

稜線の北側の植林後の鹿よけネットのわきをを淡々と歩いて、人里(へんぼり)峠に着いた。稜線は数馬まで続くが、今日はここから変ぼるバス停に下ることにする。落ち葉で柔らかい道を快調に下り、「ポツンと一軒家」で紹介された大野邸を見て、人里集落に着いた。

茶房へんぼりで、コーヒーケーキセットをいただいて3時03分のバスを待つ。桧原村役場までバスに揺られて、高台の駐車場で、今日のスノーハイクはピリオド。(仁)

【スノーハイキング】大幽洞と雨呼山

氷筍の大幽洞・展望の雨呼山スノーハイク

氷筍3 アルバム

山域:水上町藤原(宝台樹) 大幽洞と雨呼山(911m)

期日:2024年2月17日(土)

参加者:L高橋仁、木村、豊島、駒崎

程:川本6:00=水上IC=宝台樹スキー場=林道終点P8:30→大幽洞入口9:10→大幽洞10:10/10:40→入口11:00→ Pの上で昼食11:20/12:10→P12:20=寺山峠P12:40→雨呼山13:00/13:10→龍棲洞付近13:30→寺山峠14:30=川本16:30

<天候:晴れ>林道終点はスペース4~5台の狭い駐車場だが無事止められ出発。雪は締まっていて6本爪アイゼンで歩き出す。天気は上々、気温も高めで、大幽洞と武尊山の分岐で小休止がてら身支度を軽くする。訓練ということで、ワカンとスノーシューに履き替える。斜度の緩いうちは歩きやすいが斜度が増してワカンの歯の刺さりが不安になる。できるだけ斜面の方向にワカンが向くよう工夫しながら登る。

小尾根を乗っ越して谷の上部を斜めに進むとやっと大幽洞の入り口が見えてくる。二枚貝のように口を開けた洞窟の中に入ると、いろいろな形の氷旬が陽の光にキラキラ光っている。

上野原でランチ

帰りは、アイゼンに履き替えて下山。アイゼンがよく効き、踏み抜きにイラッとしながらも快調に分岐に到着。駐車場の上の雪原で昼食。谷川岳や朝日岳方面の雲が徐々に晴れ、大パノラマに囲まれた贅沢なお昼だ。

今回のもう一つの目的地、雨呼山と龍棲洞へ車で移動。寺山峠に車を置きアイゼンで出発。ほんの20分程度だが、結構ちゃんと登る。山頂の社は雪の中にぽっこりはまっている。小さい山なのに北東、南東の展望が素晴らしく去りがたい。気を取り直しもう一ヶ所の氷筍、龍棲洞へ向かうが、結局トレースが多すぎて、辿り着けない。諦めて、稜線に出て展望とお茶休憩を楽しんで下山。初めての氷筍と展望を満喫したスノーハイクでした。 (豊島記)