1. 【山スキー】尾瀬西山イシゴネ沢

投稿日時: 2022/03/17 taniguchi

山域山名:尾瀬西山イシゴネ沢(群馬県)

参加者 :L新井、駒崎、木村、橋本、谷口

期  日:2022年2月20(日) 

行  程:

<行動記録>

川本道の駅(4:30)→尾瀬戸倉スキー場第二駐車場(7:00)→西栗沢出合(8:30)→1778mピーク(11:40)→北斜面滑走(12:20)→1778mピーク(13:10)→イシゴネ沢滑走(13:30)→西栗沢出合(14:20)→尾瀬戸倉スキー場第二駐車場(16:00)→川本道の駅(18:30)

<天気:晴/雪>

川本道の駅4:30に出発し、いつものセブンにより、赤城高原で小休憩を取り尾瀬に向かう、何を間違えたか岩鞍に行こうと・・・注意され戸倉に向かう戸倉スキー場手前の第二駐車場へ到着。着替えているとビーコンが見当たらない。今日はスキー場も近いしスキー場で滑ろうかと諦めていたが、皆に話すと先頭、最後は登らず間にはさんで行くということで、危険個所があった場合は、そこは避けるなど話し合ってもらい。山行に行けることとなった。

 駐車場を出発し、通行止めを乗り越え、板を履き歩きだす。ビーコンチェックを行う、胸のあたりが軽く、いつも胸にあるビーコンが無いだけでこんなにも不安になるものとは思いもしなかった。鳩待峠方面に向かい道を歩き進んで行く。今年は、雪が多く道のトンネル(スノーシェッド)の中まで雪がありシールのままで歩いて入れる。西栗沢出合までは3.5Km程いつもの事だが平坦な道が続いて行く。

西栗沢出合に着き左の尾根を登る。最初の尾根に上がるのがこの山の肝となる。木村さんをトップに登っていく。登りあがるとそこからは、わりと緩い登りが続く事となる。いつも人は少ないが今日は、誰も入っていないノ―トレース・ノ―トラックの白銀の世界が広がる。白銀の中ブナ林を登っていく2.5時間トップを交代しながら登っていく(自分は、ビーコン無しの為トップ無し)積雪は25cmといったところだろう。

1778mのトップに到着しシールを外す。気温が低く指が痛む。時間も少し遅れているのですぐに滑り出す。北面は積雪がもっと上がり下も絞まっても、凍っていなく下突きしないで気持ち良くよく滑れた。

斜度も程良く150m程滑り降りて登り返す。気持ち良く滑れたので登り返しも楽しい。

 40分程登り返し1778mのトップに到着し休憩をする。Lが山頂の積雪をゾンデで測る。2.7mがすべて埋まってしまった。今年はとても良いシーズンだ。最近ではありえない積雪が記録されている。休憩を終えイシゴネ沢に向かい滑りだす。良い感じにブナ林が生えている間を滑り降りる。あるのは自分たちが登ってきた。トレース跡のみ、皆、思い思いの場所を滑り下る。新雪が気持ち良く滑らせてくれる。今回は1200mぐらいより、西栗沢の方へ南の谷に入る。吹きだまりになっていてとても良い雪だ。すぐに西栗沢出合に出てしまい、残念に思いながら小休憩を取り。・・・そして問題の帰路・・・スキーはまだ良いのだがスノーボードは、シールを付けるのも面倒だし壺足で歩いていく。踏みぬけたろころは40cmは抜けてしまう。毎度思うがスノーシュ―を持ってこようと思うんだと思いながら歩いて行く。スキーのメンバーはかなり前を進んで行く。途中、雪の壁が崩れていて道が2/3程埋まってしまっていた。すぐ先でLが待っていてくれた。ここでも、ビーコンが無い事が怖く思えた。最後の橋前のゆるい下り、新雪過ぎて板が走ってくれない。橋の手前でストップし最後の登りをまた、壺足で登る。

新雪でとても楽しい山行だったがビーコンを忘れるという大失敗をし、とてもビーコンの重要性を知った山行となった。

                                        谷口記