1. 【縦走】高妻山

投稿日時: 2021/09/30 taniguchi

山  域:戸隠連峰、高妻山2353m乙妻山2318m

目  的:百名山山行

期  日:2021年9月19(土) 

参加者 :谷口・非会員3名

行動記録:

9/18深谷9:00~15:00(戸隠イースタンキャンプ場)

9/19(行動9:30)実行動時間(8:00)休憩(1:30)

戸隠イースタンキャンプ場(6:30)→不動避難小屋(8:15/8:30)→五地蔵山(弥勒新道)(9:20)→高妻山2353m(10:50/11:15)→乙妻山2318m(12:05/12:25)→高妻山(13:15)→五地蔵山(14:30)→弥勒新道→戸隠牧場(15:30)→戸隠イースタンキャンプ場(16:00)

山行記録:

9/18(土)〈小雨〉

本当は夜中集合し、朝から戸隠山の予定が天候悪く諦め、朝9:00に集合し花園を出発、キャンプ場に夕方に入れば良いので下道を行くことにする。国道254を抜け、18号に出て、いつもの大好きな白馬方面で無く、県道37号→506と善光寺、戸隠神社を抜け、戸隠方面に向かう、途中、業務用スーパーで買い物をする(スーパーは、近くにはそこしかなかった。)明日の昼食と今日の必要なものを購入し、戸隠イースタンキャンプ場に到着(戸隠キャンプ場もあるが家族向けに思える。距離がほんの少し遠いがイースタンの方が安く、人が少ない)雨が降っていたが、東屋が空いていたので東屋で早速お酒を飲み始める。夕飯は、鶏肉・豚肉・牛肉と豪勢な御飯。自分は、22:00に就寝、テントを張るのも面倒になり、車で車中泊、他の3人は???朝起きると東屋下にテント張られていました。

 

9/19(日)〈晴れ〉

5:00に起床し、準備をしながら周りを見ると、周りの山々は、ガスで隠れている。少し前には、小雨が降っていたようだ。朝食をかき込み6:30戸隠イースタンキャンプ場を出発、道を渡り戸隠しキャンプ場を抜け、戸隠牧場と抜ける。牧場事務所で登山計画書を出し、牧場を通過するが牧場は、放牧されている柵の中に入り、放牧されている牛の中を進む、牛に襲われないか不安だったがそんなことは、一切なく通り過ぎることができた。

左手に戸隠山、正面に五地蔵山が見える。大洞沢沿いを西に登っていく。ガレ場で急坂もあり、少し登りづらい登山道を登っていく、鎖場、滝などもあり楽しく登れる。沢沿いの為、少し水が流れている所が多い、登山道を進むと、トラバースして進む〈横に移動する〉帯石という鎖場にでる。下をのぞくと下は谷底は見えない、落ちたら怪我では済みそうもない、慎重に鎖をつかみ進む。不動避難小屋に出る手前に水場がある。水量はとても多く冷たくおいしい水だ。すぐに不動避難小屋に着き、休憩をする。携帯トイレをするスペースがある。携帯トイレの紙も置いてあり、とても良心的な避難小屋でした。休憩を終え五地蔵山を目指す。五地蔵山までは、一の不動から五地蔵までの仏様(祠)が順々に祭られている。山道は、稜線で軽いアップダウンを繰り返す。山道からは、飯綱(戸隠スキー場)、戸隠山、黒姫山が見え、木々の間からは北アルプスの山々が美しく見える。五地蔵山山頂は少しずれた所にあるので、見逃さないように注意をしたい。五地蔵を過ぎ、六弥勒、弥勒新道への分岐に出る。九勢至あたりより急坂になりガレ場の鎖場が続く人が多く時間がかなりかかってしまった。高妻山山頂は、人が多く写真も撮りづらいほどだ。岩場で写真を撮り、

山頂からは、北アルプス、白馬、近くの黒姫・戸隠、遠くには、富士山も見える。頂上で休憩を済ませ、二名で乙妻山を指す。乙妻までは、最初はヤセ尾根ガレ場が続く、道はそこまで整備されていないので注意をして進む。が、途中から登りやすい登山道にでる。乙妻山の山頂手前から見る、乙妻山は、名の通り可愛いらしい山に見える。

少し藪こぎもあるがそこまでの急坂は無く山頂に到着する。山頂には、高妻山とは違い人は、1名しかいなかった。ちなみに乙妻まで行かないと十三虚空蔵(一不動から十三虚空蔵まである)仏様すべてに会うことは出来ないし、乙妻山からの展望は、ビックリするような眺望でした。360°周辺の山々がとても美しく見え、高妻山もそこからの展望が一番美しいのでは?と思えるほどで、北から見た高妻山は少し紅葉も始まりうつく美しかった。

自分の百名山を決められるなら、ここは、かならず入れようと思う展望、眺望でした。(山頂にいた人が百名山の話をしたらそれは自分が決めればいいと言われた受け売りですが)大好きな白馬は、恥ずかしがり、ガスで少し顔を隠し、残念でしたが他の山々はとても美しく見えました。何枚も写真に残し山頂をあとにした。

高妻山山頂に戻ると人もいなくなり、写真を撮り直し、下山を開始。やはり、鎖場で渋滞が発生しなかなか下山できず、しかし、みんな譲り合いながら、順番を守り下山をする。五地蔵山で軽く昼食をとり、最後の弥勒尾根を下山する。弥勒尾根は、急坂で始まり、登山道は、木の根がそこら中に這っている。根に足を何度も取られながら下山をしていく。弥勒尾根の林道は、林の中で展望もあまりない。牧場に出て、前の人たちと話すと深谷市で家もご近所さんで話をしながら、戸隠キャンプ場へ、キャンプ場で登山始めから気になっていた、ソフトクリームを買い食べながら車へ、先に降りた二人はキャンプ場が16:00までのチェックアウトだったためにテントを片づけ登山口駐車場で待っていてくれ、合流。帰りは、信濃町ICより高速を使い19:30に花園へ到着

天候が悪く、戸隠山に行けず、残念でしたが、高妻山は登山道も岩場、鎖場、稜線歩き素晴らしい展望と楽しい登山となりました。高妻山の素晴らしさもそうだが、なにより、乙妻山の素晴らしい眺望が見れたのがとても心に残りました。今回も良い山行になりました。

                                                                      谷口記