1. 【山スキー】燧ヶ岳 2021/5/15

投稿日時: 2021/05/16 araiguma

山域:燧ヶ岳 俎嵓2346.2m(福島県桧枝岐村)

日程:2021年5月15日(土)前夜泊

参 加 者:CL新井浩、SL浅見、橋本、駒崎、谷口

アルバム

行動記録:

5/14(金) 東松山(20:00)⇒東北道=御池駐車場24:05泊

5/15(土) 御池6:00→広沢田代→熊沢田代→燧ヶ岳 俎嵓10:15/11:05→東ノ田代11:40→林道12:00→御池駐車場12:30

 

<天候:晴れ>

真っ暗な東北道から桧枝岐村に向かい順調に車を走らせ尾瀬御池の駐車場に入る。何台か停まっている。星空が凄くきれいだ。すぐに車の隣にテントを張って就寝。翌朝テントの外に出ると青空でいい天気だ。朝陽が昇ってきた。広い駐車場には10台程停まっている。後から来たH氏の車もある。雪の壁は5-6mはあるだろう。お湯を沸かし朝食をとり支度をして予定通り6時出発する。広沢田代に上る急斜面があるので、最初からクトーを着け歩き始める。雪は登りやすく柔らかめであったが、案の定登りで苦戦。広沢田代に着き休憩を取る。ここからではまだ燧ヶ岳は見えずに、熊沢田代の丘が見えるだけだ。まだここ広沢田代は雪原になっている。

 

熊沢田代へは東側の急斜面を斜行するように登り、ピークを越えると熊沢田代に着く。振り返ると会津駒ヶ岳が大きく、眼下には先ほど歩いた広沢田代がまっしろだ。燧ヶ岳も見えた。雪付は例年と同じようだ。少し下ると、熊沢田代は湿原が出ていて雪が切れているので木道をスキー板を外して少し歩く。そこから先、本峰へは夏道沿いに登るが西に少しそれたようで、雪がつながっているところを探しながら登る。夏道沿いが良いようだった。山頂付近はガスが掛かったり晴れたりしているが概ね良好だ。俎嵓の山頂まで板を履いたまま登り上がると、先客が数名休んでおり、我々も板を外して休憩。ガスの中に入って尾瀬ヶ原、尾瀬沼を見ることが出来ないのは残念だ。

 

 

休憩後待ちに待った滑降だ。山頂から北東方面に滑り込む。柔らかめのザラメ雪で滑りやすい。熊沢田代の横から東ノ田代に向かって振り子沢形状の谷を気持ちよく滑る。緩い斜度の樹林の中を、木々をよけながら滑るのは楽しい。東ノ田代では一度板を外して歩く。その先、狭い沢形状を降り、急斜面を滑り降り、沢の中を快適に滑る。2年前に滑っているが今年の方が雪付が良いようだ。斜度が緩くなってくると終了地点の林道に出た。滑っているときは気が付かなかったが非常に暑い。上着を脱いで、板を背負い御池駐車場に向け歩く。30分ほどで駐車場着。お疲れさまでした。時間はまだお昼過ぎ。皆さんの足前がそろっているので、予定よりも早く降りてこられました。帰りに道の駅で、山菜をお土産にして、明るいうちに帰ってきました。

(新井浩 記)