関東

【スノーハイク】稲含山(個人山行)

360度の展望 雪の稲含山

山域:群馬県下仁田稲含山1370m

期日:2024年3月7日(木)

参加:高橋仁 他4名

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行程:道の駅甘楽8:10=一の鳥居下10:20→茂垣峠10:40→稲含山頂12:20/13:50→一の鳥居14:50=道の駅甘楽15:30

 道の駅甘楽から、城下町小幡を抜けて秋畑集落から神の池公園に登って行くと雪がどんどん深くなってきた。茂垣峠駐車場まで車で行く予定だったが、一の鳥居下あたりで、とうとうストップして、前にも後ろにも動かなくなってしまった。路肩の広いところまで、みんなで押し上げて、Uターンさせて駐車した。

 すっかり遅くなってしまって、1時間半遅れで登山開始となった。深いところではひざ下位の積雪を交代でラッセルしながら登る。ワカンを使う程でもなく、チェーンスパイクで快適に歩ける。天気は上々で、妙義、浅間がきれいだ。2時間足らずで稲含み神社に到着。すぐ先の山頂は360度の絶景が広がる。

 谷川連峰から志賀高原、浅間山、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、西上州の山々、赤久縄山、御荷鉾山、赤城山、武尊山を見まわしながら楽しいランチタイム。今日はここから稜線をたどって、日本に3か所しか見つかっていない原三角点のある白髭岩まで往復することも考えていたが、時間のロスと、積雪状況から、あきらめて下山することに。

下りはトレースがあるのであっという間に赤鳥居に到着して、一の鳥居経由で車を駐車した道路に降りた。

思いがけず、たっぷりの雪の山行となり、楽しい一日だった。(仁)

 

【スノーハイク】新雪の浅間嶺 (個人山行)

新雪の浅間尾根を歩く

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山域:桧原村(奥多摩)浅間嶺903m

期日:2024年2月24日(土)

参加:高橋仁、赤坂、会員外6名

行程:熊谷6:30=桧原村払沢の滝臨時駐車場8:30→時坂峠9:30→浅間嶺11:30/12:30→人里峠12:50→人里バス停13:50/15:03=(バス)=桧原村役場15:20→駐車場15:30=熊谷17:40

 払沢の滝駐車場が改修工事中で、北秋川対岸の高台にある桧原村グラウンドの臨時駐車場からスタート。周りの山は、前日の前線が降らせた新雪が、500m位から上を真っ白に染めている。山全体が白い花が満開になったような、華やかな風景にしばし見とれる。

舗装道路をショートカットで何度か横切ってから峠道に入ると、ほどなく時阪峠に着く。ここから再び林道歩きになるが、雪化粧の山肌を眺めては歓声を挙げながら、「代官御休息所」の大きな茶屋跡に着いた。

江戸時代の「中甲州街道」と呼ばれ、木炭などを甲州に運び出し、米、塩などを買い入れた、馬が通れる生活道路の名残があり、歩きやすい道だ。

沢沿いの道から、山腹を巻くように登れば浅間嶺山頂に出る。残念ながら、御岳山、大岳、御前山は雪融けの水分が立ち昇るガスにさえぎられて、山頂が見えない。南の笹尾根もガスの切れ間から、見え隠れしている。その代わりに、普段は見ることのない雪の花が咲いたような木々の眺めを堪能することができた。冷えてきたので、トイレのある休息舎に下り、下山開始。

稜線の北側の植林後の鹿よけネットのわきをを淡々と歩いて、人里(へんぼり)峠に着いた。稜線は数馬まで続くが、今日はここから変ぼるバス停に下ることにする。落ち葉で柔らかい道を快調に下り、「ポツンと一軒家」で紹介された大野邸を見て、人里集落に着いた。

茶房へんぼりで、コーヒーケーキセットをいただいて3時03分のバスを待つ。桧原村役場までバスに揺られて、高台の駐車場で、今日のスノーハイクはピリオド。(仁)

【スノーハイキング】大幽洞と雨呼山

氷筍の大幽洞・展望の雨呼山スノーハイク

氷筍3 アルバム

山域:水上町藤原(宝台樹) 大幽洞と雨呼山(911m)

期日:2024年2月17日(土)

参加者:L高橋仁、木村、豊島、駒崎

程:川本6:00=水上IC=宝台樹スキー場=林道終点P8:30→大幽洞入口9:10→大幽洞10:10/10:40→入口11:00→ Pの上で昼食11:20/12:10→P12:20=寺山峠P12:40→雨呼山13:00/13:10→龍棲洞付近13:30→寺山峠14:30=川本16:30

<天候:晴れ>林道終点はスペース4~5台の狭い駐車場だが無事止められ出発。雪は締まっていて6本爪アイゼンで歩き出す。天気は上々、気温も高めで、大幽洞と武尊山の分岐で小休止がてら身支度を軽くする。訓練ということで、ワカンとスノーシューに履き替える。斜度の緩いうちは歩きやすいが斜度が増してワカンの歯の刺さりが不安になる。できるだけ斜面の方向にワカンが向くよう工夫しながら登る。

小尾根を乗っ越して谷の上部を斜めに進むとやっと大幽洞の入り口が見えてくる。二枚貝のように口を開けた洞窟の中に入ると、いろいろな形の氷旬が陽の光にキラキラ光っている。

上野原でランチ

帰りは、アイゼンに履き替えて下山。アイゼンがよく効き、踏み抜きにイラッとしながらも快調に分岐に到着。駐車場の上の雪原で昼食。谷川岳や朝日岳方面の雲が徐々に晴れ、大パノラマに囲まれた贅沢なお昼だ。

今回のもう一つの目的地、雨呼山と龍棲洞へ車で移動。寺山峠に車を置きアイゼンで出発。ほんの20分程度だが、結構ちゃんと登る。山頂の社は雪の中にぽっこりはまっている。小さい山なのに北東、南東の展望が素晴らしく去りがたい。気を取り直しもう一ヶ所の氷筍、龍棲洞へ向かうが、結局トレースが多すぎて、辿り着けない。諦めて、稜線に出て展望とお茶休憩を楽しんで下山。初めての氷筍と展望を満喫したスノーハイクでした。 (豊島記)

 

【スノーハイキング】湯元温泉~刈込湖(個人山行)

 

源泉、樹林、雪原の先に広がる絶景

刈込湖の左に於呂俱羅山(左)と遠くに太郎山

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山域:日光湯元温泉

期日:2024年2月14日(水)

参加者:高橋仁、会員外4名

湯元温泉9:30/9:55→金精道路登山口10:20→蓼ノ湖10:40→小峠11:30→刈込湖12:00/13:10→小峠14:00→金精道路14:40→湯元温泉15:00

 湯元温泉までの道路は雪が全くなくて、順調に走れた。駐車場で身支度を整えて源泉地を抜けて、つづら折りの坂道を登って、金精道路に出る。湯元から先は冬季閉鎖で、雪も積もっている。ここでアイゼンやワカン、スノーシューとそれぞれのアイテムを装着して蓼ノ湖に下る。

 先週の雪は、多くのハイカーに踏まれて立派なトレースができている。ほどなく蓼ノ湖に出たが、半分くらいは雪をかぶり、半分くらいは水面が見える。ここは夏道はなく、積雪期のみの限定コースだ。今日は、新品スノーシューの使い染なので、トレースを外してサラ雪の上を歩いたり、急登でヒールリフトの使い心地を試したりしt見る。

 青いリボンに導かれて針葉樹林を抜けて差面を登ると、夏道の小峠に着いた。再び夏道を分けてドビン沢に下り、樹林の中の緩やかに下っていく。2年前に登った於呂俱羅山(オログラヤマ)が見えてきたら刈込湖に到着だ。湖面の雪原の先には、男体山ファミリーの長男坊の太郎山が見終える。

 雲ひとつない青天が広がり、気持ちの良い絶景を存分に味わいながら、ユッタりのランチタイムを過ごしたら、帰りは夏道をたどって湯元温泉に戻って、楽しい山行の終了。源泉には7,8頭のサルがゆるゆると歩いていた。人慣れして警戒する様子もない。(高橋仁)

 

【スノーハイキング】景信山(個人山行)

景信山から小仏峠、高尾城山

景信山から富士山

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山域:八王子市裏高尾

期日:2024年2月12日(月)

参加者:高橋仁、赤坂、会員外7名

小仏峠下駐車場9:30→景信山登山口→尾根合流点→景信山(昼食)10:50/11:50→小仏峠12:30→高尾城山13:00/13:40→小仏峠14:20→駐車場14:50   

 駐車場から少し戻り、景信山登山口に取り付く。雪はなく温かい陽射しの中をゆっくりと登る。尾根に取り付くと雪が残っているが、ノーアイゼンで山頂に到着。都心のビル群が一望できる。南側に回れば、雪をたっぷりとまとった富士山がきれいだ。

 下側の茶店は店じまいして、高尾城山の茶店の後に入るらしい。空になった茶店の前のベンチで富士山や丹沢を眺めてランチタイム。小仏峠に下って、高尾城山に登り返すと。14日から再開という茶店の周りは大賑わい。ここも富士山から丹沢の展望抜群だ。

 ティータイムの後、天狗様の前で記念撮影して、小仏峠にアイゼンを付けて戻る。春山のような穏やかな陽気の中を、ゆったりと楽しめた山行だった。(高橋仁)

 

【その他の山行】雲取林道氷柱ハイク

雲取林道氷柱ハイク

 奥秩父雲取林道に氷柱がぶら下る

山域地名:秩父市大滝雲取林道

期日:2024年1月29日(月)

参加者:L橋本 大嶋 須藤 豊島 高橋武 相澤 白根 

清水がしみ出る場所に氷柱が成長する

行動記録:熊谷駅南口7:00=140号国道、林道入口駐車場9:20-林道歩き、氷柱観賞-標高900m地点、昼食12:10/12:30-駐車場14:45=熊谷駅南口16:45

<天気晴れ>毎年、大寒の時期に実施している氷柱ハイクは、今回は知られていない雲取林道を選んだ。自然の中には、人間に知られていないが、魅力ある場所がたくさんある。国道140号を進み、堆積土砂を運搬しているダム湖の横を通り、三峰神社への道から林道に少し入った場所に駐車した。快晴、西の和名倉山が、大洞川の向こうに聳え立つ。支度をして、出発する。今回は、雲取林道を惣小屋谷付近まで歩いて林道脇の氷柱や、奥秩父の冬景色を見て楽しむハイクだ。2グループに分かれ出発する。林道なので、斜度は緩く、山麓の出入りに沿って林道は左右に曲がる。始めは杉林が多く、杉の伐採作業をしている。日が射す雑木林では体が温まり、少し暑い位。氷柱はあるのかと心配がよぎる。それにしても大洞川の谷は深く向かいの和名倉山は大きい。雑木林が多く魅力あるルートも作れそうだが、交通不便だ。

少し歩いて、崖から水が出ていて、氷柱があったが長さ30cm。これでは参加者に申し訳ない、もっと立派な氷柱があって欲しいと思う。沢には、水が無い。30分余り歩いて林道のために削り取った崖に氷柱が出ている。崖からは何十本かの氷柱が垂れ下がっている、見ごたえのある氷柱だ。最近の冷え込みは緩いので、例年の厳しい寒さなら、がちがちに凍っているだろう。

 風もなく、日向では暖かい。雑木林が増え、小鳥が、周りを飛ぶ。シジュウカラ、メジロ、ヒワ、ヤマガラ等。探鳥会をしてもよいくらい鳥が多い。

 古い作業小屋などもあるが、すでに廃屋で林道の工事は行われていない。途中からの林道には落石もあり、最後は車両通行止めのゲートが設置されている。その奥の林道は、落石ゴロゴロであった。岩石は、古く硬い秩父層の物だ。対岸の門前市沢の付近に、大規模な土砂崩れの跡が見える。「こうやって地形は変化していくんだ。」等々皆で話す。左側の崖は厳しくなり、氷柱は10mもの崖の上にぶら下っている。また目をこらすと日陰の雑木林の中にできてもいる。地層の関係で、沢に限らずに水がしみ出る場所に氷柱ができているようだ。

大洞川支流にかかるの荒沢橋を渡り、大洞川に架かる橋を渡り、大洞川左岸に渡り、上流に進む。「林道」とはいっても岩の多い登山道になっている。標高を上げたせいか、南向きの沢にも氷柱ができている。予定の時間になったので、昼食休憩とする。

 秩父の谷は深く、尾根は高い。厳しい地形で人家を作れない。谷の西奥の山には雪も積もっていた。

 上:標高を上げると南斜面にも氷柱が 中:大規模崩落 下:大洞川の谷は深い

 

【スノーハイキング】奥日光、庵滝の氷瀑

小田代原から庵滝氷瀑へ

山域:奥日光小田代原、庵滝往復
期日:2024年1月27日(土)
参加者:高橋仁、駒崎、赤坂

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行程:

熊谷6:00=大間々=中禅寺湖=赤沼茶屋駐車場9:00→小田代原→弓張峠11:00→庵滝12:30/13:00→往路を戻る→赤沼茶屋15:00=往路を戻る=熊谷18:30

 道路は除雪してあり、少し凍結箇所がある程度。赤沼茶屋駐車場はすでに50%の車がある。先行者がたくさんの先行者に踏み固められた道は、チェーンスパイクで十分。戦場ヶ原、小田代原と快適に歩く。寒くはあるが、歩いていれば体もホカホカと温まってくる。

 予報に反して青空ものぞき、風も弱い。男体パパ、真名子姉妹、太郎坊、時折女峰ママが顔を見せる。バス停の展望台から「白樺の貴婦人』を見て弓張峠に向かうはずが、展望台から景色につられて遊歩道を泉門池に向かってしまい、遠回りと、トレースが無いので15分位タイムロス。後から追い越した若者がワカンのトレースを付けてくれたので助かった。

 車道を離れて外山沢に沿ってカラ松林の中をゆるゆると登る。徐々に積雪が深くなるが、大勢が踏んだ道はチェンスパで十分。もう帰る人たちがぞろぞろと降りてくる。ほとんどチェンスパで、スノーシューを履いた15人くらいのツアー客もいた。途中でランチ休憩をとってから、沢の渡渉を2度繰り返して、緑沢を右に分けて、庵沢に入ると間もなく氷瀑が見えてきた。

 今年はまだ氷が小さいそうだが、4年前の雲竜氷瀑以来の見事な氷の造形に会えた。到着が一時間も早ければ居場所もないほど見物客がごった返していたかもしれない。国土地理院の地図ではここより800m位上流に「庵滝」の表記があり、地図には名前の表記も無いが、ここが「庵滝」ということになっているようだ。

 今日のお目当ては氷瀑なので、あとは淡々と帰路をたどる。バス停のベンチでコーヒーブレイクを取って、赤沼茶屋までひたすら歩いて、スノーハイクは終了。(高橋仁)

 

 

 

 

【スノーハイキング】赤城山(黒檜山)

正月個人山行黒檜山から赤城駒ケ岳

 黒檜山から谷川連峰を望む

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山域:群馬県 赤城山 黒檜山1827.6m、駒ヶ岳1685m

 期日:2024年1月3日(水)薄曇り

行程:熊谷7:00=駒ヶ岳登山口駐車場8:50―黒檜登山口9:15―黒檜山頂(展望所で昼食)11:00/12:10―駒ヶ岳13:00/13:10―下降点13:30―駐車場14:00-旧赤城神社跡見学=熊谷16:30

参加者:高橋仁、駒崎裕美

 赤城道路は1400mあたりからアイスバーンになって、慎重に登って行く。見晴らし山の先の下りはエンジンブレーキのみでゆっくりと。ラッキーなことに車から出ると、天気予報に反して温かく、薄日が差して風もない。雪はほとんどないが、凍っているので軽アイゼンをつけて黒檜山に取り付く。何組かに抜かれながら山頂に到着。

 展望所は北側が良く晴れていて、筑波、男体家族、袈裟丸、皇海、奥白根、四郎岳、燧、景鶴、至仏、武尊、巻機、朝日、谷川、万太郎、仙ノ倉、平標、苗場、志賀高原、草津白根、四阿、浅間、手前には子持、榛名、妙義と山座同定に夢中にさせられる。

 何組もの登山者が入れ替わりに到着してくる。昼食を済ませて駒ヶ岳に向けて出発。急な木段をどんどん下って、大タルミから登り返せば駒の山頂に着く。冬には、いつも雪だるまがあるのだが、今年は雪無し、だるま無し。

駒ヶ岳は雪無しだるま無し

 ぬかるんだ斜面を転ばないように下って、下降点に到着した。まっすぐ行けば、利平茶屋から北尾根を登ってきた道と合流して、アカヤシオの篭山を越えて鳥居峠に行けるが、今日は下降点から鉄階段を下って、ガランとした駐車場に戻った。大沼南端の旧赤城神社跡を見て、帰路に着く。アイスバーンは、すっかり融けて快調に走れた。    (高橋仁)

【ハイキング】鎌北湖から物見山・スカリ山

鎌北湖から、物見山スカリ湖周回(個人山行)

山域:奥武蔵 物見山375.3m、スカリ山434.9m

期日:2023.12.27(火)

参加:高橋仁(単独行)

行程:熊谷7:00=鎌北湖第一駐車場8:10/8:30ー宿谷の滝9:20ー物見山10:10ー北向地蔵10:50ー観音岳ースカリ山11:15/12:00ーみちさと峠ーエビガ坂ー茶ノ岳山12:30ー鎌北湖下降点12:50ー大谷木ー鎌北湖第二駐車場13:20ー鎌北湖周回ー第一駐車場14:00=熊谷115:40 

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 2023年の登り納めは奥武蔵のスカリ山にしよう。展望の山として、見直されてきたスカリ山は、筑波から日光、尾瀬、赤城、谷川、浅間、奥武蔵の山々、武甲山から長沢背領と、400mの山ながらGoodな眺望を楽しませてくれた。

 奥武蔵の山群は、東秩父、ときがわ、越生、日高、飯能、横瀬からアプローチしているが毛呂山からは初めてだ。

 北鎌湖から宿谷の滝(シュクヤノタキ)を経由して、結構な急登があるコースを物見山に直登する。この先は北向地蔵までは何度も歩いている。平坦な広い山道と、道路だ。

 観音岳とスカリ山はグリーンライン道路からちょっと登ればふたつ並んでいる。スカリ山で正面に谷川連峰を眺めながらゆっくりとランチタイム。みちさと峠、エビガ坂、茶ノ岳山(450ⅿ)を超えて、道路に降りるとすぐ、鎌北湖へ下る分岐だ。

 落ち葉のゆったりした道を下り、沢に降りれば林道を歩いて鎌北湖に着く。鎌北湖は南岸の山道に進んでいったら、第一駐車場手前で「通行禁止」の厳しい文言のゲートがある。地主と毛呂山町の間のトラブルを伺わせることが書いてある。引き返して道路を回って駐車場に到着。(仁)

 

 

【ハイキング】秩父御嶽山

晩秋の秩父御嶽山を楽しむ 埼玉県連ハイキング

山域山名:秩父 御嶽山

期日:2023年11月23日

参加者:L橋本 須藤 他の会14人

行動記録:秩父鉄道三峰口駅8:30/8:40-高圧電線鉄塔9:10-タツミチ10:40-御嶽山11:30/12:00-杉ノ峠13:25-強石14:30/15:00=バス=三峰口駅15:10解散

<天気晴れ時々曇り>天気は晴れて風はない。集合予定の三峰口駅に参加者全員が集合時間に集まった。コースや日程、参加者の自己紹介の後、簡単に準備運動をして出発した。車道脇を歩き、工事中の白川橋を渡る。ここからは荒川の上流、下流が見渡せる。丁度、奥秩父から流れてきた荒川が秩父盆地に出る場所だ。また、荒川に最近できたグラビティパークのワイヤー等が張ってあるのも見える。140号国道を歩道橋で渡り、贄川宿の通りに入り、直ぐに左折し、山側に入る。ここにはトイレ、案内板があり、地元でも、御嶽山の登山者を歓迎しているようだ。民家の点在する車道から、登山道に入り、杉桧林の中を10分ほど登ると体も暖まり、送電線鉄塔の下で、衣類の調整をした。すでに、下の里の風景が見渡せる。

 ここからは、雑木林の落ち葉の積もった道を登る。所々に倒木があり、道を塞いでいるが大木ではない。尾根に出れば、色づいたコナラなどの黄葉とアセビの緑が目に優しい。息をきらしつつ登り続ける。また、モミジの紅葉も出てきて色鮮やかだ。また、杉、桧のやや暗い林内を歩く。ここにも倒木がある。1時間ほど歩いて、明るい林内で休憩を入れる。地形が複雑で、尾根の北側を歩き、小さな鞍部を通過、最後の急登に向けて歩き続ける。尾根が杉桧の人工林と雑木林の境になっていて、北側の雑木林にはモミジが何本もあり、赤い色が鮮やかで写真をとったり愛でたりしながら歩く。

 最後の急登の手前で、休憩を入れる。雑木林の明るい林内で気持ちがよい。休憩後、最後の急登を登る。杉桧林内で急登だが、岩場も無く、落ち葉も無く、歩きやすい道だ。ペースを落としてゆっくり登る。尾根に登りきると右側が雑木林で明るくなる。強石への分岐を過ぎるとすぐに頂上の祠が見えた。全員無事に満足の表情で山頂に着いた。予定時刻よりも早く着くことができ、時間に余裕があり、天気も良いので30分の昼食休憩とした。

 頂上からは、両神山が近くに見え、浅間山、榛名山、赤城山、男体山などの山々、奥秩父の和名倉山、雲取山など望めた。休憩後、写真を撮り、強石に向け、下山する。強石分岐から尾根道に進む。雑木林は落葉が進み、日も射して明るい。地面には落葉が溜まっているので滑らないように下る。アセビも生えている。岩の道になる。ロープ、岩や木にも掴まり、バランスを崩さないように慎重に下る。日常的に登山しているようで、皆、安定した足取りだ。1時間ほど歩いて杉ノ峠手前の小ピーク、鉄塔の下で休憩した。ここからは送電線のため樹木が切られ秩父市街地方面が望める。杉ノ峠には急登を下り、直ぐで、太い杉、石の祠があり、昔は、大滝に行くのに通った峠なのだろう。

 この峠から向きを東に変え、山麓をトラバース気味に下る。ミツマタの群生、太い木の倒木、杉の間伐地などがある。最後の下りで1名転ぶが大事に至らなかった。車道に出るとその正面には熊倉山が聳えていた。日も傾き、尾根の紅葉を浮き上がらせていて雲もたなびき、落ち着く景色であった。車道には近道があり、ここを下り、強石バス停に余裕で着くことができた。右岸の道路は道路崩壊で通行止めであり、バスで三峰口に移動し、ハイキング終了、解散とした。