
北ア・焼岳 山スキー行
2月10日〜11日 宮田、中野、石川、須藤裕、南雲、青木、浅見
2月10日(土)
早朝4時30分、川本町某所集合。青木レガシィと浅見パジェロイオに7名が分乗し、関越道・上信越道・長野道とひた走り松本ICへ。計画だと沢渡の駐車場においてタクシーで釜トンネルの手前まで入山する予定だったが、駐車場が営業していない。仕方なく、いけるところまで行こうということになった。釜トンネル手前には中ノ湯方面にすでに登山者の車がびっしり並んでいた。200mほど登った道路脇に駐車。(9:30) 団体装備を分けて、スキーをザックに着けて歩き始める。(10:10)20年以上前に真っ暗な釜トンネルのなかで転んだことがあるなと思い出して、ヘッドライトとアイゼンはすぐ出せるところにしまいなおした。しかし、トンネル手前の道路の氷に滑って見事に転倒。でかいザックのおかげでダメージはなし。冬山装備の重さがこたえる。釜トンネルそのものは電気もついていて歩きやすくなっていて難なく通過した。クロカンやスノーシューの人が多く我々のような重装備とはミスマッチである。
大正池手前の橋を渡った1500m地点にB.C.設営。(11:40)お茶を入れて昼食。出発(1:30)、明日のためのルートづくりと偵察をかねて、樹林帯の急斜面にとりつく。下堀沢をわたって尾根にとりつく最初の10mが特に急で一部スキーをはずしてよじ登る。先行者何人かのトレースがあるが、雪が軽く柔らかく、崩れやすいので登りにくい。スキーで斜めに登り、向きを変えて反対方向に向かう、これの繰り返しだが、向きを変えるとき山向きのままではできないくらいの斜度がある。苦労して谷向きのキックターンで方向を変える。みんなに聞くと谷向きに変えていたのは自分だけだった。登りを考えると板は短い方がいい。1730m地点斜度がゆるくなったあたりで今日の登りは終わりとし(3:20)トレースをこわさないように滑る。深雪の林間滑走を楽しむ。木の間隔が狭く、急斜面なので慎重に滑るが雪の軽さと深さに頬がゆるむ。尾根取り付き(4:00)B.C.(4:20)。冬のテントは狭いながらも楽しい我が家といった感じだが、膝を抱えて座っていると急に足が攣るので困った。
2月11日(日)
夜中に月明かりで焼岳山頂が見えたのだが、天気は下り坂の様子。出発(6:50)
雪は柔らかいままで、尾根取り付きはやはり登りにくい。10m登ってしまえ後は昨日のトレースを使って快調に高度をかせぐ。昨日の到達点1730m地点(8:06)ここからはやや斜度が落ち、樹林もまばらになってくる。標高2000mくらいが緩やかな広い尾根になり、雪も降り始めたので、帰路ルートを失いそうで注意が必要。先行パーティーは赤布のたくさんつけていた。雪が多いので下堀沢のなかには入らずにこのまま南尾根を登る。2050mくらいから再び急斜面となるが滑走を楽しみにもう一頑張り。このころから雪が激しくなる。2260m地点(11:00)で登りはここまでとして、待ちに待った滑走がはじまる。抵抗のない深雪、樹木のまばらな程良い斜面、自分のスキーで巻き上げた雪が胸にかかる、深雪のなかで身体がフワッと浮き上がる感覚、この一瞬のために何時間もかけて登ってきた。これだから山スキーはやめられない。標高差760mを1時間で滑り降りる。取り付き(12:00)B.C.(12:20)。昼食、撤収、出発(2:00)駐車場所(3:20)沢渡温泉〜松本そば〜熊谷。
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