
山域山名:白山(石川県)
期 日:2007年6月17日(日)
参 加 者:L宮田、栗原
行動記録:
6/16 北本(18:00)=東松山IC=金沢西IC=別当出合駐車場(0:30) テント泊
6/17 別当出合駐車場1210m(5:00)→中飯合1500m(5:45/5:55)→
甚之助小屋1970m(6:55/7:05)→弥陀ヶ原2330m(7:55/8:10)→室堂2450m(8:25/8:30) →白山御前峰2702m→油ヶ池→鞍部2590m→大汝峰2684m(10:05/10:40)〜滑降〜鞍部
→水屋尻雪渓上2620m(10:55/11:05)〜滑降〜弥陀ヶ原2330m(11:15/11:55)
→殿ヶ池ヒュッテ→1850m(12:50/13:00)→別当出合駐車場1210m(14:05)
=白山温泉(15:15)=北本(22:30)
6/16
2007シーズンの滑り納めに選んだのは、遠い遠い加賀白山。これまで取り付く機会もなかったが、今年はまだ雪多しとの情報を得て、前夜に出発した。いつものとおり上越JCまではカーブの少ない関越道を走る。ガラガラの北陸道を飛ばし金沢西インターへ。さらに75q一般道を走り、夜中0時30分に別当出合着。天の川降り注ぐ駐車場には眠りについた20台ほどの車が駐車していた。
6/17(天候:晴れ後曇り)

天気は快晴、北陸の梅雨入りはいつになるのだろうか。午前5時ちょうど、別当出合下の駐車場を出発。室堂までは、吊り橋を渡って砂防新道を登る。さすが名峰白山、意外と日帰り登山者も多い。通常装備にスキー板プラス兼用靴、ザックはずっしり重い。板を見て、皆「どこ滑るの?」という顔をしている。夏道は緩い樹林の尾根をジグザクに切ってあるが、白山名物?の立派な林道を幾度と横切る。登山道は山開き前のせいか少々荒れ気味である。所々残雪を踏んでいくと、別山の景色が美しい甚ノ助小屋に出た。15名程度は泊まれそうで、隣にトイレ棟と水道もある快適な避難小屋だ。ここまで標高差760mとちょうど中間点、1時間430mペースできたので、このままいけば予定より早く山頂に着けそうだ。

甚ノ助小屋からは弥陀ヶ原までは急峻な別当沢源頭の残雪トラバースとなる。雪上歩行となると、柔らかなソールの軽登山靴は少々頼りない。弥陀ヶ原下崖の急登を登り切り大きな黒ボコ岩を過ぎると、弥陀ヶ原もうすぐ。いよいよ白山とご対面だ。
西側に大きな雪渓をしたがえた白山御前峰が大きい。弥陀ヶ原から見る山容は、まるでリフト降り場から見る月山とそっくりだ。ここからは雪も豊富、木道は一部雪原から顔を出している。雪原を抜け、ハイマツ帯を抜けると室堂だ。真夏はもの凄い人人人でしょうが、今日はひっそりとしている。白山奥宮祈?殿に手を合わせていざ山頂へ。白山らしい石段の道を、重荷も背負ってさらにペースアップ。この夏の課題、早月尾根ワンディのためのトレーニングです。急登を登り切るといよいよ山頂です。

午前9時ジャストに白山山頂御前峰に立つ。出発からちょうど4時間でした。白馬から御嶽山まで北アルプスが屏風のように連なり、眼下には、残雪と池、岩峰が何とも言えないコントラストを醸し出していた。6月とは思えないクリアーな視界に最高です。飛騨側には、山スキーヤーには興味をそそる白山東面台地が大白川ダムまで続いている。白山といえば日本海側と思っていたが、飛騨の大倉尾根から登ってきた登山者も多かった。コースタイムも別当出合と大差はない。新しい発見でした。
ここからどうしようか思案。標高差1500mも登って、室堂までのチビ雪渓スキーだけではもったいない。魅力ある雪田が張りついた大汝峰まで行くことにする。軽登山靴のままザレた斜面を下りて、大汝峰に登り返す。こちらの頂きには誰もいない。ここからみる御前峰が雑誌によく出ている白山の景色でした。

雪田上で兼用靴に履きかえ、スタンバイOKです。さぁ、やっと滑れます。まっすぐ落ちる斜面は近づいてみたら軽く45度以上もあった。とてもエッジは効きそうもなく、すぐ下の大岩に衝突したらシーズン最後におちがついてしまう。ここは安全に稜線に張りつく狭い斜面上を滑りましょう。それでも最後の壁は35度くらいはあります。今シーズン最後のヤッホーの雄叫びです。標高差100mはアッという間、すぐに板を脱いで、水屋尻雪渓の雪田上まで少し登り返す。
眼下にある室堂と弥陀ヶ原に向かって、最後の滑りにGo! 弥陀ヶ原までは標高差300m、じっくりかみしめながらのターンです、下部は溝やクレパスにはまらないよう慎重ターンで刻んで弥陀ヶ原へ。白山山頂を見上げながらコーヒーブレイク。
再び軽登山靴に履きかえ下山開始、下降は観光新道を取る。こちらは名称と裏腹に道が険しいため、ほとんど登山者はいない。切り立った尾根を行くため、積雪期は容易ではなさそうだ。こんなに登ったのかと思えるほど下って下って、汗だくだくで黙々と歩く。13時55分に別当出合、さらに下ってやっと駐車場に到着。栗原さん所有のハイテク機器によると、今日のカロリー消費は4300キロカロリーでした。カロリーの数字と関係なく、気分は疲れた〜。
帰路に、名湯あふれる白山温泉永井旅館で汗を流す。歴史を感じる木造作りで、1泊11,000円だそうです。ゆっくり秘湯に泊まって家路につければもっと最高です。
白山温泉を15時15分に出発、金沢市街で少し渋滞に巻き込まれたが、高速を飛ばして北本到着は22時30分。往復1070qの長距離ドライブでした。 (宮田記)
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