山スキー記録    熊谷トレッキング同人

やっぱりシーズン終盤は、定番の裏燧へ
山域山名:尾瀬・燧ヶ岳(福島県)
報 告 者:宮田(単独)


期  日:2007年5月16日(水)
行動記録:御池1500m(6:15)→広沢田代上1780m(6:55/7:00)→熊沢田代1960m(7:30/7:35)
→燧ヶ岳2346m(8:20/9:00)〜ナデッ窪2000m(9:15/9:30)→すり鉢底2190m(9:55/10:15)
→燧ヶ岳2346m(10:35/11:00)〜硫黄沢右俣2100m(11:05/11:15)
→山頂直下2250m(11:35/11:50)〜熊沢田代1986m(12:05/12:50)〜御池(13:10)

 GW開けの5月は、残雪求めていつも訪れている裏燧へ向かった。御池の積雪は例年並みの30pほど、でも山頂付近はいつもより雪が多かった。

 今日は平日、午前6時15分に静かな御池出発。昨晩のにわか雨は止んだが気温は2℃、今朝は冷え込んだ。雪面は硬く凸凹のため、スキー板を担いで登る。今日の板は春用のダイナスターレジェンド158p、ヘッドモンスターと比べると滑りの安定感は今イチであるが、半分近い軽さなので担いだときにはとてもいい気分だ。下の方は所々ブッシュが見えてきたので、御池まで雪がつながっているのも今週末まででしょう。快晴で気温も上がってきた、広沢田代を過ぎてシャツを脱ぐ。

 急斜面を登りきったピークから、一部顔を出した木道を下りると熊沢田代だ。昨日の雷雨もこの辺りから雪に変わったようだ。燧ヶ岳も真っ白に再び雪化粧。今年は春になってから寒気が南下する傾向で、3日おき位にこんな天気が続いている。熊沢田代から山頂までは斜度も緩く斜面もきれいなので、ここで板を履いてシールで登る。グングン飛ばし、もしかしたら御池出発から山頂まで2時間以内到達なるかと目指したが…、最後に息切れして5分オーバーでした、残念。

 午前8時20分に燧ヶ岳俎グラ着。尾瀬沼の氷は溶け、尾瀬ヶ原の雪もすっかり消えているが、越後三山や平ヶ岳など上越国境主稜線はまだまだ白い。あまりの大展望に休みが長くなってしまった。

 さぁ、今日の1本目です。山頂のすぐ下で板を履いて、俎グラ南面の急斜面にドロップイン。いつもよりきれいな斜面にアッという間に100m滑る。急斜面に立ちながら、ここからどこを滑ろうかと思ったが、やっぱりいつものナデッ窪か。雪も多いので藪漕ぎも少しですんでナデッ窪源頭へ。右手にある溶岩ドームにトラバースして、またまた急斜面を舞う。そのままナデッ窪inです。雨溝をちょうど新雪が埋めて、こんないい条件は初めてだ。尾瀬沼に向かって滑るのは、やっぱり気分がよい。斜面が荒れ始めた2000mまで滑る。ここからは辛い登り返し。

 急登を登り終えて、いつも休む溶岩ドーム下のすり鉢底で間食休憩。今日は矢崎氏から推薦された「バーム」の飲用実験を試行、早朝5時30分の朝食後ここまで4時間以上経ってますが、行動中も飴だけで支障ありませんでした(本当に効き目ありです)。今回は1袋(3000mg/180cc用)を500ccペットボトルで超薄めました。

 再び山頂へ。見晴から上がってきたテレの単独者に遭う。昨日、鳩待峠から雷雨のなか尾瀬ヶ原を歩いて山小屋泊、予定では日帰りのつもりが、昨日は滑りどころでなかったので今日燧ヶ岳に登ったとのことでした。自由気ままな登山もいいな〜。

 次は、またいつもの燧最高バーンの東面・硫黄沢源頭へ。雪が緩む前に行きましょう、素晴らしい急斜面にドロップイン。楽しい、楽しい。2100mまで滑る。ここでビンディングの緩みに気づく。兼用靴のつま先が擦れたからか?このまま下るのも不安なので、ひとまず山頂方向に登り返す、しんどかった。山頂直下2250mまで上がれば、登りの北面ルートに合流できる。ビンディング調整をすませ、いざ北面へGo! 荒れていない斜面を選んで滑る。こちらは斜度も緩いので大回りターンで飛ばす。

 熊沢田代北側1986mピークで、山頂を見ながらゆっくり昼食。幸せな時間を過ごす。賑やかなボーダー3名が山頂から下りてきた。山でボーダーを見たのは随分久しぶりのような気がする。さぁ、最後のひと滑りです。ここからは下は雪面も荒れ気味、シュプールの跡を追っかけて滑る。最後は手漕ぎを交えて御池着。楽しい1日でした。