山スキー記録    熊谷トレッキング同人

白馬乗鞍敗退
個人山行報告

山域山名:白馬乗鞍岳(長野県)
報 告 者:栗原昌(単独)
期  日:2008年1月19日(土)

行動記録:栂池ゴンドラトップ1580m(9:30)→尾根森林限界1950m(11:20/11:35)
 →天狗原祠2200m(12:05)→ヒヨドリ尾根小ピーク2160m(12:30/13:00)
 〜沢底1900m(13:20/13:40)→栂池ゴンドラトップ1580m(14:30)
(天候:晴れ)行動時間:5時間、累積標高差:+700/-700

 日付が変わる前に自宅鴻巣を出発。2:30栂池スキー場の駐車場に到着。車中で仮眠する。
8時起床。やばい、寝坊した。周りはもう車で一杯だった。朝食を済ませ準備しているとき、GPSを忘れたことに気づく。なんか朝からネガティブなことが続くので、今日は無理をしないでおこうと思う。

 ゴンドラ乗り場は意外に空いており、待ち時間なくゴンドラ片道券(1350円)を買い、登山届けポストに投函した後ゴンドラに乗り込む。20分後山頂駅に到着。シールを付け、行動開始。少し下った後、運休中のロープウェー駅から登り始める。他の人達はリフトをもう一本乗ってアプローチしているのだろうか、トレースは無かったのでラッセルしてとりあえず林道まで詰める。膝下ぐらいまで潜るのでこれなら上の方の雪は期待できると胸を弾ませる。程なく林道と合流する。しばらくは道なりに進んでいくが、早大小屋辺りでショートカットのトレースがあったのでそれに乗って標高を上げる。途中でトレースを離れ再び膝下ラッセル。トレースはそのままヒヨドリ尾根へと続いていた。その後再び林道と合流することなく、ショートカットのつもりがラッセルの練習になってしまった。天狗原登りの尾根1950m地点でようやくトレースに合流。そこで小休止する。

 ここから先は高速道路。30分ほどで天狗原に到着。急登を登って緩斜面になったあたりから、とたんに風が強くなり祠の当たりは時折立っていられないほどの突風が吹き荒れている。時間も12時を回っており、無理をせず山頂は断念。北東に回りこんでヒヨドリ尾根の小ピークに12:30に到着。すぐにシールをはずして滑る準備をするが、立止まると無茶苦茶寒い。温度計の表示は-18℃、加えてこの強風で、手が動かず準備に手間取る。

 寒くてかなわんと、適度な傾斜の南面を見つけてすぐさまドロップ。少し重たげだが膝上ぐらいのパウダーだ。雪崩れに警戒しつつ疎林の中を気持ちよく100m滑ると木が無くなり、それから沢底まで100mぐらいはオープンバーン。斜度がなくなった所で山頂付近で見た、別ポイントから降りてきたテレマーカーパーティと合流。満足の一本だった。

 疎林に逃げ込んで昼食をとる。その後緩斜面を降りていくが板が全然走らない。おかしいと思って裏を除くと団子が出来ていた。今日はワックスをサボったからだろう。団子を取り除くと滑り始めた。間もなく林道に出るが、そのまま横切ってロープウェー下を滑る。意外に複雑な地形で難儀したが、何とか降りきって14:30ゴンドラ乗り場に到着。

 後はゲレンデを滑って降りて駐車場に到着。多少不完全燃焼だったが、今日は寝坊と忘れ物をしたのでこんなものだろうと自分に言い聞かせる。帰りの車窓からは珍しく後立山連峰がはっきり見えていた。いつもの美麻で風呂と夕食。高速は土砂崩れで小諸IC〜佐久ICが通行止で、下道を余計に走った分だけ遅れ、20:00自宅到着。

 真冬の白馬乗鞍は今回で3回目だったが、すべて天狗原で引き返している。今度こそはという思いはあったが、まただめだった。山スキーといえど山頂を踏むか踏まないかで、山行の感想はまるで違うと感じた。