山域山名:宮城蔵王・屏風岳東方支尾根、水引入道(宮城県)
期 日:2008年1月31日(木)
参 加 者:CL宮田 SL木下 栗原(計3名)
行動記録:白石スキー場P850m(9:35)→水引入道1656m(12:30/12:45)
〜1100m(13:30/昼食/14:00)〜スキー場P(14:25)

冬型が強くなり日本海側の山は天気が悪そう、ということで行き先は宮城蔵王の不忘山となった。正確には不忘山の北にある水引入道というピークである。このエリアは当会では未開拓であり、パウダースノーの可能性が高いエリアとして期待をしていた。
早朝の東北道を北へ向かう。宮城県を日帰りとは贅沢であるが、実は妙高辺りに行くのとあまり変わらない。白石インターを下りるが沿道に全く雪は無し。山道を上がっていくうちにうっすらと積雪が現れ始めた。白石スキー場の駐車場には昨日からの積雪が2cmほどあるが、やはり雪は少なめである。それにしても平日とはいえ車の数が少ない。演習に来た自衛隊の車両ばかりが並んでいた。
支度を済ませて林道を歩き始める。クロカンの滑走跡らしき物がついていたが、後に自衛隊の演習による物であることが分かった。沢を越えて道が回り込んだところで林道から離れた。唐松林の緩斜面を上がっていく。藪は出ているが心配したほどではない。少し開けた所で小休止を取った。唐松の植林地を抜けると広葉樹の混合林となり、次第に傾斜が増していく。所々にブナも現れるが木は密であった。標高を上げるにつれて風が強くなり、気温が一気に下がり始める。森林限界の手前で小休止を取り防寒の用意を済ませておく。
1400m付近で森林限界を超えると尾根上は雪付きが悪くなった。冷たい風が吹き付けるものの視界は保たれており、1655mの水引入道の山頂に立つことができた。雲に阻まれて遠望はない。標識などはない寂しい山頂であったが、いちおう一番出っ張った場所である。山屋の義務は果たしたので、そそくさと滑降の準備にかかる。
急斜面に入る手前で弱層テストを行うが問題なさそう。という訳で、登高中に左手に見えていた沢に滑り込むことにした。沢の中は吹きだまりになっており、パウダースノーを堪能する。尾根に戻ってからは密な樹林の中を縫うように滑降していった。深さはないものの雪は軽くスキーは良く滑る。しかし、頻繁に現れる枝や蔓に捕まらないように、頭の上下運動が欠かせない事が難点であった。唐松林の手前で大休止を取る。山頂付近の厳しさが嘘のように穏やかな陽気である。そこから下は雪が重くなるがあっという間に林道へと飛び出した。そこからは、白いカンダハーを履いた自衛隊員達と競争しながらスキー場の駐車場へと向かった。
このエリアは雪の量は少ないものの、雪質は軽いようである。群馬の片品エリアに近い感じであろうか。後日、また別のルートに挑戦してみたい。 (木下記)
|