山スキー記録    熊谷トレッキング同人

尾瀬・西山

山域山名:尾瀬・西山(群馬県)
期  日:2008年2月11日(月)
参 加 者:木下(単独)
行動記録:戸倉林道ゲート(7:20)→イシゴネ沢出合(8:20)→西山北方1778m(11:00/11:20)〜北斜面100m滑降&登返→山頂着(11:50)〜イシゴネ沢滑降〜出合(12:30)〜戸倉(13:20)

 今年の戸倉は雪が少ない。道端の雪の量は12月の様な状態であった。いつも車を駐める林道分岐には先客があり、二台の県外車が雪を被っていた。9日から至仏山を狙って尾瀬に入っている宮田さんからの電話で聞いた四人パーティーの物と思われる。今日は津奈木橋にベースを張った宮田・栗原パーティーが北斜面を上がり、南面を上がった自分とあわよくば西山の稜線で落ち合うという計画である。林道では昨日降った雪のために二日前のトレースは跡形もないが、ラッセルは足首程度と大したことはない。一時間でイシゴネ沢の出合へ到着する。出合は少し流れが出ており、雪の少なさを再確認する。これでは沢底を滑るのは危なそうだ。例年通りに左手の尾根を登っていった。いつものように人の気配は全くない。この辺りからラッセルは脛程度であったが雪が軽いお陰で一人でも何とかなるレベルであった。そうは言っても一人で650mは結構シンドイ。度々、呼吸を整えながら高度を上げていった。天気は快晴で、日差しは容赦なく雪面を照らしている事が気がかりである。

 ようやく1778mピーク(仮称:イシゴネ沢の頭)へ到着。しかし、津奈木橋から上がってくる予定の宮田・栗原パーティーの姿はない。携帯電話が圏内であったので宮田さんに電話してみると、笠科川が渡れる状態でないために坤六峠方面に向かったとの事であった。

 そうとなれば長居は無用、滑降準備を整えて北斜面に一本滑り込んだ。パウダー…だがチョット浅いのが残念。100mほど下った所から登り返した。この日は無風快晴で遠い平ヶ岳までくっきりと見える。至仏山、平ヶ岳、景鶴山と続く白い稜線は素晴らしい眺めである。これを見て心ときめかない山屋はいなであろう。山頂で再びシールを剥がし、日差しに炙られていないイシゴネ沢の源頭に滑り込んだ。広く気持ちの良いこの斜面はいつ来ても期待を裏切ることがない。今回は沢に入らず、途中から往路の尾根に戻った。やはり日の当たった斜面は雪が重くなっているが、まだそれなりに滑れる。あっという間にイシゴネ沢の出合へと下ってしまった。そこからは退屈な林道歩きをこなし、雪の溶け始めた戸倉へと到着した。       (木下記)