埼玉県熊谷市の山岳会 海外トレッキング、登山、山スキーなど幅広く活動しています。
関東
【ハイキング】浅間隠山(個人山行)
落ち葉を踏んで 陽だまり山行 アルバム
山 域:群馬県高崎市・東吾妻町:浅間隠山1756.6m
期 日:2025年11月21日(金)
参 加:高橋 仁、赤坂、他一名
行 程:晴れ
熊谷ドーム6:00=17号=高崎=倉渕町川浦=二度上峠展望台8:30/8:40=登山口駐車場9:00=浅間隠山10:45/11:11:35→駐車場13:00=はまゆう山荘(入浴)13:30/14:10=往路を戻る=熊谷16:50
合併で倉渕村を吸収した高崎市は長野県堺まで領地を拡げた。その国境にある二度上峠の展望台に立てば、浅間山が山裾から山頂まで丸ごと見渡せる。三日前の雪はほとんど消えてしまったが、山頂から弧を描きながら流れる雪と山肌のラインは、いつも見る南からの眺めとは一味違う美しさがある。
今日は、登る前から眺望を楽しんでしまったが、登山口の駐車場に戻って、改めて登山開始だ。沢沿いの道を詰めて、稜線に乗れば、平たんな道をゆったりと歩く。明るい笹原はやがてつづら折りの登りとなり、1538ピークを越えると急登へと変わる。急斜面に踏み跡がばらけて、みんなが気ままに歩いたような幾筋もの道が出来ている。こちらも気ままに、歩きやすい踏み跡をチョイスして登ろう。わらび平への分岐(南峰)を左折して一気に山頂に辿り着いた。
角落山、剣ヶ峰、鼻曲山、浅間山、湯ノ丸高原の山々、遠くには八ヶ岳、奥秩父が、その奥には富士山が頭を出している。振り返れば榛名山、その奥に赤城山が、武尊山の雪も消えたようだが、さすがに谷川連峰はたっぷりの雪で輝いている。しばし眺望を楽しんだら、早めのランチにしよう。山頂は、我ら3人と単独男性1人、2人の男女の6人だけ。パン、コーヒーとカップ麺をゆっくりと食べているうち、上空に大きな白い雲がふんわりと浮かび、ぽかぽか日向とひんやり日陰を交互に作る。
おとといの赤城・鈴ヶ岳に次いで、今日も小春日和の陽だまりハイクとなった。ピンクの実をつけたマユミの木を眺めながら、そろりと下山開始としよう。樹間の景色を楽しみながら、あっけなく登山口に到着。途中の「ゆうすげ山荘」の含鉄泉に浸かって帰ろう。 (高橋仁)