山 域:飯豊連峰 飯豊山2105m
期 日:2021年8月5~7日
参加者 :谷口・非会員
行動記録:
8/5
深谷20:00~御沢登山口2:00
深谷を20:00に出発し、下道で向かう6時間(高速4時間30分)国道315号太田藪塚ICを抜け国道122号日光、国道121号鬼怒川抜け、会津、喜多方と抜け、コンビニなどに道の駅に寄りながら御沢登山口に到着。
8/6〈晴れ〉(行動6:30)(実行動5:55)休憩(0:35)
御沢夜営場(6:00)→上十五里(7:30)→中十五里(7:40)→下十五里(7:50)→笹平(8:00) →横峰小屋跡(8:30)→水場(8:50/9:00)→地蔵山分岐(9:10)→剣ヶ峰(9:50)→三国小屋(10:55/11:15)→七森(11:45)→種蒔山(12:15)→大日沢分岐(12:25)→切合小屋(12:30)
朝5:00に起床し準備を開始し6:00より登頂開始、ゲートより緩やかな道を進むがすぐに、なかなかの急登、登ってすぐの十五里で早くも休憩、気温も湿度も高い→中十五里→下十五里とブナ林の中の急登を進む、横峰小屋跡でも休憩をとる、もう、Tシャツが絞れるほど汗をかいている、ここからは少し緩くなるので少し安心。少し行くと水場がある、この水場は、勢いはないが水が冷たい生き返る水だ。ここで水を補給と休憩をし、また少し歩くと地蔵山分岐に着く。ここからは、ポールをしまい、剣ヶ峰を進んで行く、南西の風が心地よく吹いている。
岩稜と鎖場が続く、楽しい稜線岩稜だ。山を登っている感じがひしひしと感じる事が出来る。木でできた剣ヶ峰の標識は、根元から折れている。写真を撮るために起こさせてもらう。三国岳手前にも水場あるが、三国小屋手前の水場は水量不安定かつ足場も危険とあるのでスル―する。水場を過ぎるとすぐに三国小屋に出る三国小屋は黒くかっこ良い小屋で名物の犬がいる。(12歳)なかなかの年齢、岩場には、よく見ると犬が登った傷があるらしい。小休憩を取り、駒返し3段梯子だが一番上が壊れて外れている。鎖もありそれを利用すると良い。種蒔山は、展望も良い。大日杉分岐からは、すぐに切合小屋に到着する。三国から切合わせまでは、アップダウンの繰り返しでなかなかたどりつかない。切合小屋の水は少しぬるく湧水ではないのか?汗だくの洋服を洗濯させてもらい、ハンガーも借り干し出す。天気が良いのですぐに乾きそうだ。着替えを済ませ食事にする。ワインなどがあったので近くの雪渓から雪をもらって店の主人にバケツをかりワインを冷やす。なかなかよく冷えておいしくいただけました。友人と合わせるとシャブシャブ・パスタ・ハンバーグ・ミニトマト・レタスとゴージャス!山で知り合った子も含めて3人で宴会開始、19:30に就寝、明日に備える。寝床は奥で、朝も夜中出発で面倒と思っていると、炊事場で寝て良いとのことで炊事場で(外の掘建て小屋10畳ほど)寝かせてもらえた。
8/7〈晴れ・少しガス〉(行動10:30)(実行動8:20)休憩(2:10)
切合小屋(2:30)→草履塚(3:00)→姥権現(3:15)→御秘所(3:25)→御前坂(3:40)→本山小屋(4:00/10)→飯豊山山頂(4:30/5:10)→御秘所(6:15)→切合小屋(7:45/8:35)→三国小屋(9:50/10:00) →地蔵山分岐(10:40)→水場(10:55/11:15)→横峰小屋跡(11:25)→御沢跡夜営場(13:00)
朝1:30に起床し2:30に出発する。草履塚までは緩い岩場を登っていくが姥権現まではかなり降る。下った所より今度は登りとなり本山小屋目指す。本山小屋までは、岩稜を通りながら進んで行く。本山小屋でトイレ休憩して、少し小屋の店主と話をし、最後の登り一気に飯豊山を目指す。日の出に間に合いそうだ。本山小屋からは、砂場の登山道となる。緩い登りを行くとすぐに山頂、山頂からの日の出をゆっくりと待つ東の空より太陽が昇り始める。とても美しい。天候は雲一人無い晴天というわけではないが、また雲が良い雰囲気を出してくれている。写真を撮るのに夢中になり20分程撮り続ける。
落ち着いたのでコーヒーを飲んで出発。本山山荘に戻る。また、写真を撮ったりした。イイデリンドウがすぐ下に咲いているということなので観に行ったがまだ寒くしぼんだ状態のままでした。先が長いので、先を急ぐ、夜で解らなかったが、花がたくさん咲き乱れている。ウスユキソウ(エーデルワイス)、マツムシソウがここまで咲いているのを見たのは初めてで遠くから見てもとても美しい。切合小屋までは岩稜だが、花が咲いていて楽しい山道である。切合小屋で朝食を済ませ身支度をし、本当は、大日杉に行く予定だったが、明日の天気を考慮し帰宅することにする。切合より三国まで一気に下りる。三国で少し休憩を取り次は、地蔵水場は人気で水を汲むのを並んで待つ。また、水容器をすべて満杯にし(家での焼酎用)下山する。天気は、朝と違いガスが発生している。おかげで少し涼しかったがやはり地蔵水場より下は、気温がどんどん高くなり水分の補給は必須で、水の管理がかなり重要。下に着くころには、かなり体力の消耗がはげしかった。
今回の山行は、2泊3日予定が1泊2日となり残念な結果とは、なったが高山植物、朝日を見れて楽しい山行だったが、大日岳・北俣岳・石転び沢が行ってみたかったり、まだ色々なルートがある。また違うルートで行きたい山となった。
記 谷口