埼玉県熊谷市の山岳会 海外トレッキング、登山、山スキーなど幅広く活動しています。
関東
【PH】赤岩尾根と宗四郎山
欲張り山行の赤岩尾根と宗四郎山
山 域:埼玉秩父市・群馬県上野村県境:赤岩岳(1583mP)・宗四郎山1510m
期 日:2021年5月3日(月)
熊谷5:00=小倉沢登山口7:00→赤岩峠8:00→赤岩岳8:30→1583mピーク9:40/10:10→赤岩岳10:55→赤岩峠11:15→雁掛峠11:40→六助ノ頭12:20/12:40➝宗四郎山13:00/13:20→赤岩峠14:35→登山口15:15=熊谷19:00
参加者:高橋仁(単独行)
「県外移動自粛」がきっかけで始まった「埼玉百」も残りが十文字山、三国山、赤沢山、宗四郎山、赤岩岳の5峰になった。中津川から小倉沢の林道が登山口まで入れるので、赤岩岳(尾根)往復と宗四郎山往復の欲張り山行を企てた。
路上駐車所は6台くらい停まっている。ほとんどが大ナゲシか、赤岩尾根を八丁峠へ縦走らしい。天気は好いが、午後に雷雨の予報が出ている。岩場を先に片付けて、宗四郎山は後回しにしよう。15:30までに下山が目標。
左からザレた沢を登って北側尾根の小鞍部に出る。北の岩の上に登ると西に八ヶ岳、宗四郎山、帳付山などが良く見える。鞍部に戻り、ここから赤岩岳山頂までは樹林の中で展望効かず、普通の奥秩父の山という感じ。
赤岩尾根をさらに東へ、前鋭鋒と1583mピークまで往復しよう。岩場のオンパレードで、2か所ほどロープがあるが、後は自分でルートを決めて登る。1583Pへの岩斜面は、さほど急ではないが、ホールドもステップも良くない。登っては見ても下りは?一抹の不安が頭をよぎる(実際は、すんなりと下れた)。ピークの林野庁境界見出し20号まで行って証拠写真。寒いので風のない陽当たりを探していたら、山頂杭が見つかったのでそこで休憩。
帰りは、後続の数グループ・20人ぐらいと行き会うが、ザイルで確保しながら登っているので、待たされる時間が気になる。
赤岩峠まで戻り、今度は西側の宗四郎山まで往復だ。いきなり大ナゲシとのジャンクションピークへの急坂を登る。大ナゲシは5年前に登っている。時間があれば寄ってみたいがパス。
アップダウンを繰り返し、アカヤシオの花に癒されながら、雁掛峠、雁掛ノ頭、六助ノ頭と来たところで、宗四郎山の槍の様な鋭鋒を目の前にして急に疲れと空腹を感じて一休み。1583Pから休みなしでここまで来たんだ!
急登の先の宗四郎山頂は、北から西、南のすばらしい眺望を独り占め。御荷鉾、赤久縄、大山、天丸、帳付、御座山、南八ヶ岳、三国、十文字、金峰、三宝、甲武信、雁坂嶺、南天山、白泰尾根と、いつまでも眺めていたいが、西から雲が湧いてきた。雷雨予報もあるし、そこそこにして引き上げよう。
下山開始。アカヤシオがきれいなので撮影していたら、一人登ってきた。物好きクライマーは他にもいたようだ。埼玉百96峰、97峰登頂(仁)