陣見山尾根=初冬の尾根歩き(埼玉労山ハイキング)
=落ち葉を踏んで初冬の尾根を歩く=
山域山名:秩父陣見山(531m)雨乞山(510m)尾根
期日:2021年12月18日(土曜日)
参加者:L橋本(当ハイキング担当)大島 豊島 名倉 黒澤 須藤 他会23名
埼玉労山所属の会から29人が集まり元気よく歩いた
行動記録:<晴れ、風強> 波久礼駅8:00/8:15-築坂峠9:20-虎ヶ岡城址9:35/9:45-大槻峠10:10-陣見山11:15/11:20-榎峠12:15-雨乞山12:55/13:30-間瀬峠13:45-樋口駅14:45
参加者29名が波久礼駅に集合。役員挨拶、準備体操後にグループ別に出発。1Gの我々は橋本Lをトップにして出発。かんぽの宿への登り道側溝には昨日の風花の名残がある。宿手前を左に入る。冬のたたずまいの気持ちの良い山道はやがて風の強い尾根にでた。途中で小休止し、急な木段を登るとあずまやの立つ虎ヶ岡城址に着く。築城時期には諸説あり、戦国時代には鉢形城の支城であったが、秀吉の北条攻めの際、真田昌幸によって落城したとの説明板があった。赤城山は雪雲の為、裾しか見えない。木立の尾根を更に進み、急坂を下ると馬頭観音碑のある大槻峠につく。広い尾根筋の2カ所の急坂を登ると車道に出る。車道を横切り少し登ると陣見山である。頂上にはテレビ塔などが有り、眺望は全く無い。6人の記念写真後頂上が狭いこともありすぐ出発する。道は広く問題はない。遠くに一部枯色した雨乞山が見える。
上:531mの山だが急登はきつい 下:陣見山山頂
車道に出た所で後続を待ちながら軽食をとる。他会の人から12月に発行の「私たちの山旅」(熊トレの登山記録誌)贈呈に感謝の言葉をいただいた。ロープを張った急坂を登り植林された林と進むと榎峠につく。右に赤城山方面、左に荒川流域を見ながら車が通れる程の道を歩くと南側に芝斜面を持つ雨乞山に到着。ここはパラグライダーが盛んな所で、その離陸場であるが、今日は強風の為か該当者はいない。かんぽの宿や陣見山などがよく見える。足下には荒川流域が、その向こうには大平山から続く山波が見える。目を転じるスカイツリーまで、はっきり見える。
上:空気が澄み長瀞・秩父がよく見える 下:景色見ながらゆっくり休む
風は遮られており、ゆっくり昼食を摂り、全員で記念撮影を行った。広い道を西に少し歩くと青い布テープが道路に張ってある手前を右に曲がり落ち葉で覆われた道に入る。ここは本当にわかりにくい。枝越しに真っ白な浅間山が見える。道は間瀬峠の車道にでた後、左に少し歩き、左側のガードレールが切れたところから山道に入る。何年か前、会であけび取した事を思い出す。広い気持ちの良い下り坂を行くと、やがて140号沿いの集落にでる。国道を少し下流に歩くと樋口駅につき役員挨拶の後、解散、帰途についた。樋口駅は無人であり切符を持たず乗車、降車駅で精算した。
今日歩いた道には危険な所は無く、雨乞山西側の1カ所に注意すれば道迷いもなく、冬に楽しく歩けるコースであった。 (須藤俊記)