登 山 道 を 歩 き や す く
釜伏山登山道整備 (県連の活動)
上:杉の倒木を切る 下:太い倒木はチェンソーで切る
山名場所名:釜伏山、風布からの登山道
期日:2023年11月14日
参加者:L橋本 他団体3名
行動記録:風布駐車場8:30-9:00から10:40まで倒木切断、撤去、登山道横の枯木を伐倒-釜伏山11:00/11:30-尾根歩き、風布みかん山を通り、駐車場13:30
<天気晴れ>晴れて。空気が澄み、さわやかな日になった。風布駐車場に4人が集合し、日程、作業内容、道具など確認し出発した。まずは車道を歩く。風布のみかん園のみかんは色づき、日に照らされて鮮やかだ。釜伏川を渡り林道に入る。杉の植林で暗い。沢に沿って歩き、途中から、尾根に続く登山道に入る。杉の倒木が道に出ているので手鋸で切る。徐々に高度を上げると、南側に20mほどの岩壁が聳える。この付近も長瀞を同じ変成岩でできており、横に地層のある岩壁だ。擬木の階段を登り、尾根に出る。ここで一休み。少し登って、直径30㎝ほどの倒木をチェンソーで切って脇に動かす。尾根筋は割合広いが、その先は急斜面なので要注意。岩場の道を慎重に登って次の作業場所に進む。釜伏山の標高は低いが尾根道には岩場もあり、練習になる。
3か所目の作業場所は、道の脇の枯れたサクラで、この木の伐倒だ。高さが10mほどあり、4本の株立ちなので、伐倒の順番、方向、方法をチェンソー作業者と決めて作業に取り掛かる。1本目は、他の木に掛りそうなので、ロープで引く。チェンソー作業者の様子を見ながら、倒れる前に思い切りロープを引き、方向が定まり倒れはじめたら、ロープを緩めると、枯木ながらドーンと倒れた。その後、道に平行に2本の枯木を伐倒した。最後の枯木は切り始めると、内部が空洞で、あっという間に倒れた。4か所目はもう少し登った場所で行う。直径10㎝ほどの枯木で、手鋸で切る。近くにあった株も抜く。ここでほぼ倒木、枯木の処理は終わった。
上:道脇の枯木を伐倒する 下:手鋸で切る
頂上への道は、日本水への分岐を過ぎると急になる。頂上までには、昔、設置された手摺と支柱が幾つか用を終えて道の脇に放置されている。また、錆びた鎖、古びた虎ロープも張ってあるが、使うには危うい。ほどけたロープを幾つか片付ける。
頂上手前の展望の良い場所で、長めの休憩をとる。ここまでくると関東平野がしっかり見える。この後、風布集落西の尾根を歩き、みかん園で休憩後、駐車場に戻り、本日の作業を終了とした。