雪の黒檜山から駒ケ岳を周回
山域:群馬県赤城山 黒檜山1827.6m、駒ケ岳1685m
日程:2021年01月14日(木)晴れ
参加:高橋仁、大嶋
行程:熊谷(別府沼公園)7:00ー大洞駐車場9:00ー黒檜山登山口9:30ー黒檜山頂ービューポイント11:20ー山頂11:30/12:00ー駒ケ岳12:40ー下降点ー大洞駐車場13:40
大洞駐車場から氷結した道路を慎重に歩いて、黒檜山登山口へ。大沼は全面に結氷して、ワカサギ釣りのテントがたくさん張ってある。
雪はかなり解けて、岩が露出しているが、軽アイゼンを着けて出発する。寒くもなく、汗もかかない程度にゆっくり登る。結氷した大沼やアンテナの林立する地蔵岳を眺めながら猫岩を過ぎ富士山のビューポイントを過ぎる。(今日は富士山は見えない)
雪の量が増えてきて、最後の急斜面を登れば稜線に出て、すぐに山頂だが、先のビューポイントまで足を延ばそう。
天上は青空がきれいだが、山沿いは雪雲で霞んでいる。袈裟丸、皇海、武尊、榛名、子持、小野子、浅間などはしっかりとみえる。浅間山はこの間の降雪で真っ白に雪をまとって綺麗だ。
風が冷たいので山頂に戻って昼食にしよう。
登り始めた時は、いなかった登山者がだんだんと多くなってきた。さすがに人気の百名山は、平日でもそれなりの人出があるようだ。
寒い山頂に長居は無用。駒ケ岳へと移動開始。
花見ヶ原コースの分岐を過ぎると、長い木段を大タルミへと下る。
南側の小沼や駒ケ岳の展望が広がる。五月には駒ケ岳の斜面がアカヤシオでピンクに染まるだろう。
雪のたっぷり残るブナの斜面を登り返して駒ケ岳山頂へ。地蔵岳に隠れていた荒山が地蔵の左から顔を見せている。展望を楽しんだら下山開始。
雪のたっぷり残った道や、解けて泥んこになった道をだらだら下って、下降点の分岐に着いた。稜線をまっすぐ行けば利平茶屋からのアカヤシオ尾根バリルートと合流して、アカヤシオの篭山を通過して鳥居峠につながっている。
今日は下降点から、鉄階段の設置された急斜面を大洞駐車場に下山しよう。雪が無くなり、アイゼンが邪魔になるころに駒ケ岳登山口に着いた。大洞駐車場は人も少なく静まり返っている。(高橋仁)