1. 【沢登り】白毛門沢

投稿日時: 08/30 asami

白毛門沢沢登り記録 アルバム
山  域  谷川山系白毛門沢
山行形態  沢登り 
日  程 2025年8月17日(日)
参 加 者  L橋本、浅見、駒崎(計3名)
行動記録  川本5:00=土合、東黒沢出合P7:25~白毛門沢出合8:30~白毛門山頂16:40/17:10~
松の木沢の頭18:05~東黒沢出合P20:50=川本23:00
 災害級の猛暑が続く中、涼を求めて白毛門沢にやってきた。天候は安定した晴れ。雪に磨かれた白い岩の上を流れる水、両側の斜面を埋め尽くす木々の緑、見上げる稜線の向こうには真っ青な空。この景色の中に身を置く幸せを感じながら歩く。
 土合駅の先で湯檜曽川は3本に分かれる。北に向かう本流と西黒沢と東黒沢だ。白毛門沢は東黒沢の支流で白毛門山頂に直接突き上げる南向きの沢だ。東黒沢出合の駐車場(680m)に7時前に到着。はじめから沢装備で出発。華化の滝は最上部を左から巻く。約1時間で白毛門沢の出合(830m)に着く。  
 ここから沢は狭まり傾斜も増す。いくつかの小滝を超えていく。このあたりで浅見がアブに刺され薬品セットの中のポイズンリムーバーと塗り薬のお世話になる。おかげであまり腫れないですんだ。フエルト靴のフリクションギリギリで登っていくが大きめの滝は左右の灌木帯を巻く。大滝「タラタラノセン」は左側を大高巻きとなる。豪雪地帯の木は雪の重みのためか根本が斜面の下方向に曲がっているので、手掛かりとしてはありがたいが、横方向にまたぐのに難儀する。沢の真ん中に立ちふさがるような大岩(1140m)の下で沢に戻る。大岩の左右に水流がある。このあたりから沢が広がり傾斜も緩み、目指す山頂とその左側にジジ岩ババ岩と呼ばれる特徴的な岩峰が見えるようになる。見上げる沢はジジ岩の右側を山頂までほとんど真っ直ぐに続いている。やがて水流も減り樹木も低くなり草原の中の岩の斜面となる。クガイソウ、キンコウカ、オタカラコウ、ニッコウキスゲ、ワレモコウなどに励まされて急斜面を登る。視界が開けると白毛門山頂(1720m)だった。時間がかかり苦労したが美しいラインで山頂に登った充実感があった。西側には一の倉沢、マチガ沢の岩壁が見えるが谷川岳の稜線は雲がかかって見えない。南側の下山路上にある松の木沢の頭の付近にヘリコプターがホバリングしている。何度か近づき日没前の僅かなチャンスを活して救助に成功したようだ。
 山頂で靴を履き替えて下山を開始。途中で暗くなり、ヘッドライトをつけて急坂を下る。視界が狭い中で木の根に足を取られないように気をつけて歩く。標高が下がって蒸し暑く汗が噴き出す。駐車場についたのは午後9時近くなってしまった。今回も上信越の沢の厳しさを思い知らされたが、充実した沢登りだった。(浅見記)