5G・西上州のマッターホルンへ アルバム
山 域:群馬県下仁田町:小沢岳1089m
期 日:2025年11月10(火)
参 加:高橋仁、他4名
行 程:晴れ
道の駅しもにた8:00=小沢岳登山者駐車場8:30→椚峠(登山口)9:00→小沢岳10:25/12:10→椚峠13:00→駐車場13:20=下仁田自然史館14:00/14:50=道の駅下仁田(解散)15:00
脊柱管狭窄症(間欠性跛行)で一人、低体温症と低温やけどで一人と二人がリタイヤしていた5G(ファイブジー=5人の爺)が4か月ぶりにそろって山に登れることになった。目指すは西上州のマッターホルンと称される小沢岳へ。
道の駅下仁田に集合した5Gは、七久保の登山者用駐車場に着いた。かつては登山口の椚(くぬぎ)峠まで林道があったけれど、度重なるがけ崩れと大水で道路が崩壊したりで、クルマは入れない。30分ほど歩いて椚峠に到着。天気は先ず先ずだが、風が冷たい。
登山道と並行する林道に間違えて入ってしまったので、途中から登山道に乗り換える。東北から東にかけて稲含山から白髭岩(原三角点)の稜線が見え、山腹の紅葉がきれいだ。小ピークをいくつか超えて、前衛峰を超えれば、あと一登りで小沢岳山頂だ。
杉植林帯が終わり、つつじの紅葉に変わると展望が開けて、西側から雪をかぶった南八ヶ岳から蓼科山、北アルプス、手前には御座山から西上州の山々、荒船山、北側へは浅間山、妙義山、その遠くに信越国境から上越国境の雪山が白く光っている。180度広がる展望を楽しんだら、ランチタイムをゆっくりと取ろう。
コーヒーを楽しみ、ミニカップ麺、5Gの持ち寄った差し入れや、11月生まれのFさんのお祝いのミニケーキ菓子などを頂いているうち、1時間があっという間に過ぎてしまった。そろそろ下山しよう。あっけないほど順調に椚峠について、荒れ果てた林道を七久保の駐車場にと下る。
途中の青倉の「下仁田町自然史館」を見学して行こう。旧青倉小学校の校舎を利用した下仁田ジオパークの拠点展示施設は、各教室が展示室になっていて、豊富な展示は短時間では回り切れない。入館料200円はお得だ。グラウンドの駐車場に戻ると正面に、山頂を鋭く突きあげた 小沢岳が存在感たっぷりにこちらを見下ろしている。今日の山行の締めくくりだ。
(高橋仁)