赤城山外輪山を縦走
山 域:赤城山(群馬県)・黒檜山、駒ケ岳、篭山、長七郎山
登山形態:無雪期一般登山
参 加 者:高橋 仁(単独)
日 程:2022年11月27日(日)
行動記録:熊谷市6:40=赤城山、駒ヶ岳登山口P8:30→黒檜山登山口9:00→黒檜山(展望地)10:00/10:30→駒ヶ岳(昼食)11:10/11:40→篭山➝鳥居峠12:15➝長七郎山13:00/13:20➝小沼水門➝駐車場13:45➝覚満渕➝駒ヶ岳登山口P14:40=熊谷
天 候:晴れ、強風
脊柱管狭窄症が悪化して、日常生活にも影響が出るようになった。現状の体力、体調がどの程度のレベルなのか確認したいと思い、単独で赤城山を歩いてみた。
駒ヶ岳登山口に駐車して大沼、赤城神社を左に見ながら黒檜山登山口まで歩く。雪はまったく無く、湖面は結氷も無いが、強風で波立っている。
登りはじめは足が重く、息も上がりがちで先が思いやられる。ペースを抑えながら慎重に登る。猫岩、富士山展望地からは大沼、赤城神社、地藏岳がきれいだ。富士山は雲で見えない。何人かの個人、グループに抜かれたり、抜いたりしながら稜線に出て、黒檜山頂から展望地に向かう。谷川連峰方面は雲で見えないが、真っ白に雪化粧をした男体、日光白根、浅間、草津白根がひときわ美しい。
遠く八ヶ岳、北アルプスまで眺望できて、しばし見とれるが、風が強くカメラも手振れしてしまうほど。手が冷えてきたので先を急ぐ。気が付けば、雲が取れて、地蔵岳の左に富士山が現われている。日曜の百名山とあって、山頂から黒檜大神石碑のあたりは賑わっている。単独や二人連れがほとんで、団体はいない。
稜線を下ってオオタルミ辺りに来ると、風の通り道で寒い。ブナ林の斜面を登り返して駒ケ岳山頂に到着。東尾根に少し入った展望地で昼食にする。桐生から広がる関東平野、筑波山の双耳峰、前日光の山塊、袈裟丸から皇海、白根などを眺めてコーヒーとパンを食べたら、下山開始。下降点を素通りして篭山に向かう。誰も通らないが踏み跡は明瞭で、利平茶屋への尾根の分岐には「篭山」と書いたプレートが枝に着けてあるので迷うことは無い。篭山山頂の手前で踏み跡は山頂経由と右に巻いた道に分かれる。今回は山頂経由で左の道を抜けて鳥居峠に降りる。
最初の計画はここまでだったが、時間があるので長七郎山にも登ることに。木段と緩やかな道を、左に小地蔵岳を見て登れば、長七郎山頂に。荒山と榛名と浅間山が重なって並び、その右は電波塔基地の地蔵岳が目の前だ。静かな山頂を後にして小沼の水門に下る。
きれいな湖面を見ながら東岸を歩いて駐車場に。地蔵岳もついでにと思ったが、長七郎の下りでは、つま先(薬指)が痛み出したので、ここまでとする。道路を下ってビジターセンターから覚満渕を抜けて駐車場に到着。
終わってみれば、マップのコースタイムの80%くらいと、まあまあの歩きができたようだが、急登では、腿に少し違和感があるし、ゴロ石や岩の段差では、バランスを崩さないように丁寧に歩く必要がありそうだ。(仁)