1. 【山スキー】鍋倉山 2020/2/15

投稿日時: 2020/02/16 araiguma

【個人山行】

山  域:鍋倉山(長野県飯山市)

日  程:2020年2月15日(土)

参 加 者:L 新井浩、駒崎

アルバム

行動記録:江南5:00=飯山市温井集落8:30/9:10→森太郎11:30→鍋倉山12:45/13:45→東尾根→温井集落15:00

<天候:晴れ>

飯山市温井集落の除雪最終地点に着くと路駐の列に車を並べる。今日は14台目だ。なんでこんなに少ないんだろうか。今日は気温が高くなる、今年は小雪の二つだろうと考えた。今日のほぼ最後尾で出発。やはり雪は少なめだが、特に問題はなく田んぼのあぜ道から入る。途中、3人ほど追い抜くが、あんな歩き方で大丈夫なんだろうかと思えるくらいのスキーヤーでした。田茂木池を過ぎて、左手に見える尾根に向かう。去年は西の沢を詰めたが、今回は尾根のぶな林の中を登りたいと思い選択。

 

まるで春スキーの様な陽気と雪質。ザラメではなく、腐ってはいないが柔らかい雪だ。トレースはないところはかなり沈む。なるべくトレースを拾って歩き、尾根に乗る。山頂から北面を滑ってお代わりを予定したが、この雪質では楽しくないと思い、森太郎(ぶなの古木)を見に行くことにする。標高1000mあたりを巨木の谷に向かう。さすがにトレースはなく、ぶなの中を気持ちよく進む。このあたりだろうと見当をつけ進むと何本かの巨木が出てくるが、遠くに太い幹が見えた。案の定、森太郎でした。積雪期は葉が茂っていないので全貌を見ることができる。コブがゴツゴツした立派な木だ。幹回りが5mを超えているのでかなり太い。樹齢300-400年といわれているらしい。

 

 森太郎に会ってきました。

ここから急斜面をのぼり、山頂手前の緩斜面のぶな林がまた素晴らしい。のんびり楽しみながらのぼり鍋倉の山頂へ。3パーティーほどが休んでいた。藪がまだ出ており、視界は少ない。妙高山側に少し進んで、見晴らしのいい場所で昼休憩にする。目の前に北信五岳がよく見える。妙高山、黒姫山、飯縄山、斑尾山。戸隠山は黒姫山の後ろになるようで見えない。晴れて風が少ない春の陽気でのんびり。気がつくと山頂には誰もいなくなっていました。滑る準備をして登ってきた尾根を滑り始める。

 

やはり雪は超重い。なかなか板が回ってくれないので、意識的に足を広げて滑る。重いが柔らかい雪なので、なんとか滑れる。ノートレースの雪面を滑るのははやり気持がいい。ぶなの木を避けながら滑ると尾根が細くなる。森太郎が見える。少し下ると尾根が広くなりゆるい斜面に。ある程度スピードに乗ると快適だ。

 

楽しい時間はあっという間に終わってしまう。左手にどうまん平が近くに見えるようになり、尾根の斜面を斜滑降でおりる。北斜面も春の陽気でズブズブ雪で滑りにくい。台地に降り立ち、のんびり流して温井集落へ着きました。

(新井浩 記)