日誌

中央・南アルプス山スキー
2016/05/01

【山スキー】木曽駒ヶ岳(黒川源流滑降)

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木曽駒ヶ岳(黒川源流滑降)

山域山名:中央アルプス・木曽駒ヶ岳(長野県)
期  日:2016年4月30日(土)
参 加 者:CL宮田 SL新井久 橋本健、下田<会員外>(計4名)
行動記録:北本(3:30)=菅の台P(6:10/7:30)=しらび平(8:00/8:15)=千畳敷2640m(8:30/8:50)→浄土乗越2860m→前岳手前2911mピーク(9:45/10:10)?黒川源頭2470m(10:30/10:45)→木曽駒ヶ岳2956m(12:05/13:00)?黒川源頭2600m(13:10/13:20)→2911mピーク(14:05/14:20)?千畳敷(14:30)
<天候:晴のち曇り>

 連休前半は中央アルプスへ。山スキーで来るのは三沢岳を滑った2013年以来。連休とあって菅の台からのバスは臨時3便目に乗り、ロープウェーを乗り継いで千畳敷へ。さすが超人気エリア、千畳敷カールから浄土乗越へのルートはすでに長蛇の列。必然と列のトレースをアイゼンで辿る。ちなみに浄土乗越からカールの斜面は滑降禁止であるが、この狭い斜面でスキーヤーが縦横無尽にターンしたらは危険極まりないので当然だろう。







 浄土乗越からほとんどの登山者はそのままトレースに沿って木曽駒ヶ岳を目指しているが、我々は誰もいない伊那前岳稜線に向かう。前衛峰の2911mピークに立つと、正面には木曽駒、眼下には黒川源頭斜面が拡がる。どこまで滑れるだろうか?。







まだ早い時間の稜線北面はカリカリのスケートリンク状態で、転倒は許されないのでエッジングに全神経を集中する。標高を下げていくと、次第に雪面も緩んできた。岩峰とルンゼ群の中を滑っていく黒川源頭のロケーションも素晴らしい。ノドを過ぎれば、雪質は最高のフィルムクラストへ、大回りかっ飛びターンで舞う。この瞬間のためにどんなな障害があろうとも来てしまう。みんな病気だ。小滝が出そうな斜面上で滑降終了とする。






 木曽駒に向かって登り返していると、山頂からのスキーヤーが我々の脇を滑り下りていく。浄土乗越からまずは木曽駒山頂をfunで、雪が緩む頃にこの東向きのルンゼに滑り込むのがノーマルのようだ。千畳敷エリアは北アルプスのような辛い登りのアプローチが少ないので、スキー技術自慢のデモ系スキーヤーが多い。急な箇所を越えるとカール状の緩やかな斜面を登る。





 木曽駒ヶ岳山頂にはたくさんの登山者が休んでいた。北面の玉ノ窪沢滑降も考えていたが、今日は北風と気温が上がらずまだガチガチなので却下。昨日は強風が吹き荒れて多くの遭難があった北アルプスは、今日もレンズ雲が出て天候が悪そうだが、中央アルプスは寒気の影響を受けにくいので穏やか。将棋頭山と茶臼山は、山スキーの対象には難しいが、静かな中アが楽しめるので晩秋にでも歩いてみたい。





 休憩の後は、再び黒川源頭へ向かってGo!アッという間に沢底へ降り立つ。再び2911mピークに向かって登り返し、ピークから見下ろす千畳敷カールは箱庭にようだ。出だしからかなりの急斜面だが、幅が広いので快適な滑りを楽しむ。ここだけでも滑りごたえは十分だろう。





滑り降りた千畳敷カールはロープトーをネズミのごとく反復するモーグラーの世界。スキーの楽しみ方はいろいろだ。千畳敷はロープウェーを使って労なく3000m稜線に立てるし残雪も豊富、スケールは北アに比べたらコンパクトだがルンゼ系斜面も多く、天候が比較的安定しているのが大きな魅力だ。この時期の定番に加えてもいいだろう。(宮田記)

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