日誌

南東北会津・山スキー
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2017/03/06

【山スキー】大白森山

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県連山スキーネット 大白森山

山域山名:那須山系・大白森山、鎌房山(福島県)

期日:201735日(日)

参加者:CL宮田 SL栗原昌 橋本義、駒崎、新井浩、花森、福田、栗原聡、木村

行動記録:羽鳥湖スキー場TOP1270m(9:10)→鎌房山1510m(9:50/10:00)1498mピーク(10:45)→大白森山1642m(11:15/11:50)⇒北東面滑降1380m(12:45)→鎌房山(13:30/13:50)⇒スキー場(14:10)

 
アルバム

<天候:晴れ>201735()、埼玉労山山スキーネット山行が那須山系の大白森山で行われました。山スキー的にはあまりなじみのない山だったためか、熊谷トレッキング同人より9名の他は、他会からの参加はありませんでした。

 スキー場TOPへはクワッドリフト1本で到着。シールを着けて早速登り始めます。鎌房山へは緩やかに高度を上げていきます。他に入山者はいないだろうと思っていたら、二人組の先行パーティがいました。地図上の林道の部分は切り開かれているのでルートは明瞭、林道終点から少しの登りで鎌房山に到着です。山頂からは間近で一際立派な旭岳をはじめ、那須連峰のすばらしい景色が楽しめました。
  

 鎌房山からは稜線を少し進んだ後、1498mピークとの鞍部に向けて一旦下ります。アップダウンがいくつか続くので、大白森山山頂までシールは着けたまま行動しました。鞍部から1498mに登り返し、大白森山との鞍部を過ぎると、山頂まで標高差150mの急登となり、これをがんばると山頂に到着しました。大白森山山頂は360°の絶景です。那須連峰に加え、北方には隣の小白森山、その向こうに二岐山、小野岳と連なって見えます。景色を堪能しながら昼食休憩を取りました。
  

 滑降は、東の肩まで戻って北東斜面を滑りました。朝方は表面が硬くイヤな感じだった雪面も暖かな陽気で適度に緩み、快適な滑降を楽しめました。山頂直下の開けた斜面を楽しんだ後は、1498mピークから北東に延びる尾根をうまく巻いていけるよう地形を読んでコース取りをしていきます。巻いた先の沢底でシールを再度着けて鎌房山に登り返し、後は往路を滑降してスキー場まで戻りました。
  

 今回のコースは、滑降距離こそ短いものの地形が複雑で地図読みの技量が試されると思います。また、山頂からの展望も一級品です。“山スキー登山”として面白いコースでした。(木村記)


22:17 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/05/06

【山スキー】連休の鳥海山 (Bチーム)

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連休の鳥海山 山スキーと散策   

山  域:山形県:鳥海山

期  日:2016年5月2日()―55日(木)

アルバム

参加者:L新井浩二、SL木村哲也、駒崎裕美、高橋仁

行動記録:3日間に祓川、御浜小屋、猿倉と3つのコースで山スキーを楽しむ予定だったが、強風と霧のため、4日は象潟海岸と奈曽の白滝、5日は獅子ヶ鼻湿原の散策となった。
5/2
(月)
熊谷(14:30)/東松山(14:30)=行田(15:00)=東北、山形道=鳥海荘(2220)

参加者の仕事の都合もあって出発は午後からとなりました。羽生から東北道を走るが、事故により須で通行止め。黒磯?白河の間を一般道を走り、1時間以上のロスが出たが、予定通り22時過ぎに鳥海荘に到着。すぐに温泉に入る。この湯がヌルヌルの湯で最高です。軽く一杯やって0時過ぎに就寝。(新井)
5/3()晴れ

駐車地点(7:50)→祓川ヒュッテ(8:00)1400m(8:50/8:55)→七ツ釜小屋付近(9:15)1700m(9:40/9:50)1965m(10:35/10:45)→七高山(11:30/12:10)⇒七ツ釜小屋(12:45/13:25)1945m(14:30/14:50)⇒祓川ヒュッテ(15:20)→P(16:00)

 鳥海荘は朝食の早朝対応をしてくれるので、7時過ぎには出発出来た。祓川に着いてみると、駐車場は既に満杯。少し手前の路肩に駐車して準備をする。快晴微風の絶好の登山日和だが、動いていなくても既に暑い。薄着になって出発した。

 車道を少しだけ歩いて、すぐにシール登高開始。山頂に向けては断続的に登山者の列が続いている。皆、夏道よりやや左寄りの若干傾斜が緩くなる尾根に沿って登っているようだ。他パーティと前後しながら我々も快調に高度を上げる。振り返ると、独立峰なだけあって景色は開放感抜群である。下りの滑降が楽しみだ。標高が上がると日本海も見えてきた。途中、ヘリが飛んできて、近くで倒れていたスキーヤーを救助する様子の一部始終を見た。転倒による足の負傷だろうか?鳥海山も例年より雪解けが早く、既にクラックが出来ている所も有るとの情報も得ていたので、我々も滑降時は注意しなければいけない。七高山に向けて最後の急登に差し掛かると、さすがに風も強くなり、煽られて滑落しないよう注意しながら登って、七高山山頂に到着した。

 山頂からは以前来た時はガスでよく見えなかった新山を確認。宮田さん達も今頃向かいの稜線にいるだろうか。風は耐えられない程では無いが、山頂付近もかなりの人の数で落ち着かないので、大休止は七ツ釜小屋で取ることにし、間食を摂り記念撮影をした後、早速滑降準備にかかる。

 
いよいよ滑降スタート。程良い斜度の大きな斜面を皆思い思いに滑降していく。1950m付近からは、若干左にトラバースして夏道のある沢状地形を滑った。多くの人が滑り多少雪面は荒れているが、それでも爽快な一本だった。なお、この沢状を滑ってくると七ツ釜小屋は小尾根に隠れて直前まで見えないので、少々戸惑った。

 小屋前で昼食を摂った後、明日以降天気が芳しくない予報なので、2時半まで登れる所まで登ってもう一本滑ることにした。今シーズン最初で最後の山スキーだったJさんは、普段使わない筋肉を使って足がつり気味のため先に祓川ヒュッテに下って待っているとの事で、3人で登り返す。1時間で沢状の上あたりまで行く事が出来た。ここから、山スキーBチームの、おそらく今シーズンラストになるであろう滑降を十分に楽しんだ。祓川ヒュッテまで滑り込んでJさんと合流し(お待たせしてすいません)、車に戻り宿へ。今日の充実した山スキーに皆で乾杯した。(木村記)

5/4(水)雨のち曇り
鳥海荘9:00=道の駅象潟(昼食)10:30/13:05=奈曽の白滝駐車場13:20→白滝→金峰神社→駐車場=鳥海荘16:25
強風と霧で、象潟海岸と滝を見学することになった。象潟は紀元前466の噴火・山体崩壊による流れ山が、20km近く離れた海に流れ込み、浅い海と小さな島々ができた。やがて浅海が砂丘によって仕切られて潟湖ができた。島々には松が生い茂り、東西2200m、南北3300mを超える風光明媚な象潟の地形ができた。九十九島・八十八潟が景勝地となり、「東の松島西の象潟」と呼ばれ、松尾芭蕉も「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と詠んでいる。
鳥海の最高峰・新山ができた噴火の3年後、1804象潟地震で海底が隆起し陸地化した。現代も102の小島が水田地帯に点々と残り、水が張られると往年の多島海を髣髴とさせる風景が見られる。

地魚料理を食べて、鳥海ブルーラインの途中にある「奈曽の白滝」に行く。雪解け水と雨で水量の増した豪快な滝を見ることができた。滝のすぐ下に、重要無形民俗文化財「小滝のチョウクライロ舞」の金峰神社があり、境内にチョウクライロ山という土舞台がある。チョウクライロ⇒チョウカイが鳥海山の語源だともいわれる。(高橋仁)

 

5/5(木)曇り
鳥海荘7:50=鳥海自然休養林中島台地区P8:20→獅子ヶ原湿原→P10:15=鳥海道の駅11:00/12:15=熊谷19時過ぎ

最終日、天気が良くないので、スキーは中止し、獅子ヶ原を散策、ここは奇形ブナ群生地で、あがりこ大王と言われている巨木に会いました。湿地帯で湧き水(出つぼ)が流れる場所で、ミズバショウ、ショウジョウバカマ、タムシバ、ムラサキヤシオツツジ、スミレなどがきれいでした。帰りは、新潟周りで渋滞にあわずにすみました。(駒崎記)


 

17:39 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/05/04

【山スキー】鳥海山 (Aチーム)

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鳥海山山スキー

ブログ

山域山名:鳥海山(山形県)
期日:2016年5月3日(火)
参加者:CL宮田 SL木下 新井久、橋本健、渡辺<会員外>(計5名)
行動記録:鳥海高原ライン770m7:30→滝ノ小屋付近1260m8:50/9:15→中沢雪渓1800m10:20/10:45→行者岳2159m11:25/11:50?中沢雪渓1870m12:00/12:55?貝型雪渓下1270m13:15/13:30?鳥海高原ライン770m13:55

<天候:晴後曇り>GW後半は天候が悪い白馬岳から予定を変更して、遠路、鳥海山へ。夜9時前に埼玉を発って、午前2時過ぎに酒田みなとICの先で仮眠。やっぱり遠い。前線を伴った低気圧が日本海を北上しているので、田圃を吹く南風は強いが、くっきりと鳥海山が見える。今日の天気は大丈夫そうなので一安心。湯ノ台からの鳥海山を見上げると、少雪を覚悟していたが、意外と残雪が多い。案の定、道路に雪が残り、荒木橋の遙か手前までしか入れなかった。標高は770m。そうとなればここから歩くしかない。車道の雪は出たり消えたりで、北面の祓川はGWに合わせて林道をしっかりと除雪するが、山形側は除雪する方針はない。そのため、祓川の大混雑とは違い静かな山スキーが楽しめるし、斜面も広大で標高差も大きいので自分はこの南面がお気に入りだ。樹林には雪がしっかり付いているので、宮様コース手前から入る。時々姿を見せる鳥海山がまぶしい。さぁ、今日はどのルートを取ろうか。振り返れば、日本海と月山、朝日連峰も霞みながらもまだ見えている。滝沢小屋下で貝型雪渓側にトラバースして、大雪城のような斜面を登る。ハイマツの藪を越え、雪渓を登り、もう一度ハイマツを越えるとこの時期一番のスケールとなる中沢雪渓で、あとは稜線目指して詰めるだけだ。








 今日は日本海低気圧の南風の暖気でまるでサウナにいるようだ。寝不足もあってしんどい登りだ。行者岳まであとすぐの稜線下20mくらいから猛烈な烈風に遭う。雪面に置いた板も軽く飛ばされそうな風だ。装備を飛ばされないように置いて、稜線から北側を覗き込むと新山とご対面。眼下の千蛇谷を登る山スキーヤーも見える。外輪山に阻まれて、きっと千蛇谷は風がないだろう。昨春に、中島台から千蛇谷を詰めたが、稲倉岳からは日本離れした絶景が続き、東北一番の山スキールートだった。この谷を見ると、どんなに遠くてもまた再訪したいと思わせる。







では、滑降へ。スキーのTOPの先には鳥海山の大斜面が拡がる。ターンするたびに雄叫びを上げる。雪面がよく締まり、スキーもよく走った。ハイマツを乗っ越して、貝型雪渓上からは、登りに目を付けていたガクンと落ちる壁に飛び込む。ほんの数ターンだったがエクセレント!。ガイドツアーの若者達が恨めしそうに見ていた。山スキーの醍醐味は、自分の目で真っ白な斜面にラインを見い出すことでしょう。もちろんリスクと諸々の管理は必須だが、ただ付いて行くだけでは決して自分のものにはならない。





あとは樹林帯の宮様コースを流し、藪に塞がれても漕ぎ、岩が出てこようが跨ぎ滑降、小沢に落ちそうになってもストックで踏ん張り、雪がなくなるまでとことん滑って板を脱いだ。最後まで天気がもってくれてよかった。今日は鳥海山に来て大正解でした。      (宮田記)


17:40 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/04/04

【山スキー】燧ヶ岳

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燧 ヶ 岳

山域山名:尾瀬・燧ヶ岳(福島県)
期  日:2016年4月3日(日)
参 加 者:宮田(単独)

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行動記録:七入1070m5:30→橅平1450m6:55/7:10→メラッパシ田代1660m7:50→東田代1800m8:15/8:30→燧ヶ岳2346m9:45/10:10?東田代10:30/10:45?橅平1450m11:05?七入12:00
<天候:晴れ>

 裏燧はGW以降が定番だったが、今年は少雪なのでそこまで持たないだろう。ちょうど金曜日に七入まで車が入れるようになったので、土曜夜の例会が終わってから檜枝岐に向かう。夜中に七入ゲート前に到着して車中仮眠。下り坂の天候が心配だったが、夜明け前に起きると満天の星空だった。

 明るくなった5時半に出発。車道を歩いてヘアピン斜面からシールで適当にショートカットして登る。ブナ平に入ってすぐにモーカケ沢に架かるスノーブリッジを渡る。ブナ平を縦断し、アスファルト路面の沼山峠に通じる林道を超える。早くも沼山峠まで除雪は完了しているようだ。数え切れないほど登っている裏燧なので、今日は未踏のメラッパシ田代経由で登ることにする。メラッパシは樹林帯に囲まれたこじんまりとした雪原だった。目の前の急坂を登った東田代から見上げる燧は、一番のお気に入りだ。あとはいつもの沢を詰めて、燧山頂直下の斜面を登る。




 南寄りの強風が吹き荒れる燧ヶ岳山頂は、時よりガスが通り過ぎるが、越後側の山はよく見えた。至仏山も雪が薄そうで、GWはダメだろう。尾瀬沼の氷も溶け始めている。





天候は悪化傾向なので、寄り道はせずにすぐに下山。雪質は少し重めだったが、気持ちのいい孤を描いて東田代へ。振り返って刻んだシュプールを見上げる。今日も素晴らしかった。車道を横切るたびに板を脱ぐのが厄介だったが、ほとんど七入まで滑降して下山した。





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2016/03/31

【山スキー】会津駒ヶ岳・窓明山スキー縦走

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会津駒ヶ岳・窓明山スキー縦走


山域山名:会津駒ヶ岳・窓明山
期日:2016年3月29日?30日
参加者:L木下、橋本健
行動記録:3月29日:駒ヶ岳登山口13:20→登山道階段下13:40→駒の小屋16:40→雪洞設営終了18:0 3月30日:雪洞6:40→駒ヶ岳山頂7:10/7:20→中門岳8:05→御神楽沢を滑降開始8:40→御神楽沢底部9:20→三岩岳山頂11:50/12:00→ミチギノ沢を滑降→1500mで滑降終了12:25/12:35→窓明山14:10/14:20→東尾根を滑降→巽沢山16:00→登山口16:40
 仕事の都合で埼玉を朝に出たため、桧枝岐に到着したのは昼過ぎであった。まだ3月にも関わらず、国道沿いにほとんど雪はなく、駒ヶ岳登山口に車を置くことができた。林道にはわずかに雪があるが、スキーをザックに付けてツボ足の登山開始である。いつもの山スキー装備に加えて、シュラフなどの宿泊装備も入っているため、ザックのストラップは重く肩に食い込んだ。登山道の階段を上り、1250mまで来たところで、ようやくスキーを履くことができた。条件が悪いとはいえ、人気の山とあって雪の上には多数のトレースが残されている。標高を上げるにつれて積雪量は急激に増していき、稜線付近へ出ると平年と遜色のない、真っ白な雪原が広がっていた。駒の小屋は半分雪に埋まっている。この日は快晴で、登っている間は暑いくらいであったが、日が傾くにつれて急激に冷え始めてきた。小屋から山頂方向へ少し行った所に丁度良い感じの雪庇があったので、その下に雪洞を掘ることにした。久しぶりの雪洞であったが、1時間の奮闘で2人が余裕で入れる物を作ることができた。暗くなる前に間に合って良かった。雪の中はロウソク1本でもけっこう明るい。ビールと焼酎のお湯割りを飲んで就寝した。
 翌日は朝から快晴。一夜を過ごした雪洞を後にして、駒ヶ岳の山頂に向かった。静かな山頂からは尾瀬・中越・会津の白い山々がくっきりと見えた。南会津主稜線の北には、魅力で来な斜面を持った山々が広がっている。いつか挑戦してみたいものだ。シールは付けたままで中門岳へ向かった。稜線の右手にはこれから滑り込む御神楽沢の源頭斜面が広がっていた。雪割れもなくきれいな雪面で安心する。何もない中門岳山頂を踏み、少し戻った2094mピークより北東に延びる小尾根へ滑り込んだ。木の少ないすっきりとした斜面である。北向きのため柔らかい雪が残っていたが、時々モナカとなるため気が抜けない。転ばないように気を付けながら高度を下げていった。御神楽沢の沢底はまだ割れていなかった。ここでシールとクトーを装着すると、三岩岳への登り返しである。ムジナクボ沢は下部が切れ込んでいるために入れず、右岸の尾根をシール登高した。傾斜が強いうえに雪面が凍結しているため、滑落しないよう注意しながら登っていった。稜線に上がると、空には雲が増えてきている。予報では午後から天気が崩れるとのことだが、まだしばらくは大丈夫そうだ。小さなアップダウンのある稜線を、三岩岳目指してシールで進んで行った。
 三岩岳山頂に立つと南西からの風が強い。何もない山頂で記念写真を撮り、滑降の準備をした。ここからが今山行のメインイベントであるミチギノ沢の滑降だ。三岩岳の北に落ち込むミチギノ沢は、地形図で見ると広くなだらかで、きっと山スキー向きの斜面に違いないと、前々から狙っていた所である。問題は雪の状態だ。北斜面とはいえ、ここ数日の高温でどうなっているか…。栂の低木が点々と広がる大斜面におそるおそる滑り込むと、板が走り浮き上がってくる。程よく締まった快適なパウダーであった。歓声を上げながら広い斜面を交互に滑降していった。背負った荷物の重さを忘れる瞬間であった。1500mまで下るとさすがに雪が腐ってきたため滑降は終了。ここから窓明山に向かって登り返しである。三岩岳と窓明山のコルに上がると、時間は13時半。天気はまだ持ちそう。ここまで来たら、計画の通りに窓明山を目指そうという事になった。
 窓明山の山頂までは約40分の登りで、意外とあっさり到着した。空は高曇りだが、もう少し大丈夫そうだ。15時33分に小豆温泉前からバスに乗って登山口へ戻る予定であったが、この時点で14時10分。ちょっと厳しそうである。静かな山頂で滑降の準備をする。そういえば、今日は他の登山者の姿を見る事は一度も無かった。本日最後の滑り、窓明山頂から巽沢山へ延びる尾根を滑降する。ここが、予想外に良い斜面で、フィルムクラストを蹴散らしながら、無木立の広い尾根を下って行った。途中、家向山で少し登り返しがある。ここではシールを使用した。どこまで雪があるか心配であったが、その後も藪をかき分けながらスキーで下ることが出来た。1162mの巽沢山で完全に雪が消えたため、ここからスキーを担ぐ。とても急な登山道を400mも下ると国道が見えてきた。雪不足を心配していたが、稜線付近の残雪は豊富であった。山中で雪洞に泊まり、沢から沢を繋ぐスキー縦走を成功できたのは、天候パートナーに恵まれたからだと思う。久しぶりに雪洞泊の山スキーを行なったが、やはり良いものであった。この自然との距離の近さは他では味わえない。今後も、チャンスがあれば実践していきたいと思う               (木下記)


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