関東

【ハイキング】新春鍋ハイク

熊トレ恒例 新春鍋ハイク=大霧山 

山域山名:大霧山766m粥新田(かいにだ)峠

期日:2022年1月29日(土)

参加者:CL橋本 SL大嶋 高橋 山口 須藤 瀧澤 名倉 斉藤 豊島 赤坂 栗原 木村 新井勇

行動記録:熊谷駅南口8:00=東秩父村ヤマメのP9:00-経塚バス停9:55-旧定峰峠11:00/11:10-大霧山12:10/12:15-粥新田峠・鍋あり・昼食・休憩12:45/13:45-橋場P14:25=熊谷駅南口15:30

<天気晴れ>大霧山は関東平野と秩父盆地の境の山で766mの標高だ。晴れているが寒い。小川町から東秩父村白石車庫までのバス便があるので、往復別ルートの登山にした。経塚バス停から登り、山頂を経て、粥新田峠に下り、そこで昼食をとり、駐車場まで下ルートをたどることにした。

        大霧山山頂にて 

 熊谷から車で東秩父村に向かう。橋塚の駐車場は満杯で先のヤマメの里公園駐車場に車を停める。予定より早く着いたので、登山口の経塚バス停まで歩く。30分ほどで登山口に着く。バス停を目印に登ろうとするが、入り口が登山地図では分かりにくい。よく見れば、バス停の標識の裏に小さな「大霧山CP」の標識がかかっていた。ここから林道のような道を登る。登山道はすぐに杉の植林の尾根の道となりそこをたどる。道には落葉が積っている。道は濡れてもいないし登り易い。登山道としては幅広で、この上に旧定峰峠があるので、昔は歩かれていたようだ。途中に林道整備中の看板があり、チェーンソーの元気な唸り声が聞こえる。山林の管理が中々行き届かない時代に、こうした作業が行われているのは森林再生の活気を感じる。旧定峰峠近くではフジ蔓が何本も杉などに巻き付いている。まるでフジと杉が戦っているようである。道は一旦車道に出て数分歩いて、再び登山道に入り、直ぐに旧定峰峠に着いた。1時間ほど登ったのでここで小休憩した。真新しい道標が設置されている。関東ふれあいの道なので埼玉県の名前がついている。尾根だが杉の林の中で暗いが風はほとんどない。

 休憩後、方向を北に変え、頂上に向け尾根を歩く。傾斜は緩い。低山で冬に登り易いのか、時々登山者に会う。数分歩くと東側に牧草地が広がり、うねった丘陵地の先に関東平野が見える。牧草地といっても冬なので薄茶の枯れた草があるのみだ。頂上近くになると雑木林になり、明るく、日差しも出て暖かいように感じる。秩父の方向も見通せる。盆地の東にある蓑山がすぐ隣だ。南東には笠山が大きく見える。登りの途中で1名が脚ツリになり、服薬・防寒、マッサージ等対応するも治らず、他の2名同行で下山することになった。

 上:大霧山山頂から群馬方面の山々 下:東秩父村の集落

大霧山頂上には数名の登山者がいた。北の方向は眺望がよく効く。白い峰々が見え、特徴のある苗場山を見ることもできた。ここまでくると両神山も大きく見える。大霧山からの下りは結構な急傾斜で注意して下りる。周囲は雑木林で明るく、岩も無く、気持ちよく歩ける道だ。滑るから気をつけようなどの声が出る。岩は無いが泥の下には氷の板が隠れていた。泥があるので滑らないが、霜柱が毎晩大きくなり板状になったようだ。次第に標高を下げると、斜面に東秩父の集落があるのが見える。のどかな良い景色だ。

 粥新田峠に下り、秩父側に歩き昼食場所に着いた。鍋料理組の皆さんが準備してくれた熱い鍋料理が準備されていた。熱い鍋料理は冷えた体と心を本当に温かくしてくれました。1時間ほど昼食、鍋料理で寛いだ後、南向きの登山道を東秩父の橋場まで下りた。天気にも恵まれ、ゆったりと大霧山登山と鍋料理を楽しむことができました。

    熱い鍋料理に体と心が温まる

(橋本記)