埼玉県熊谷市の山岳会 海外トレッキング、登山、山スキーなど幅広く活動しています。
甲信越
【ハイキング】鉢山 横手山 岩菅山 2025/07/19、20
鉢山 横手山 岩菅山
山域山名:鉢山 横手山 岩菅山 (長野県志賀高原)
日程 :2025年7月19,20日(土日)
参加者: CL石川 木村
行動記録:
7/19 鉢山、横手山 熊谷5:30 = 8:50志賀高原・硯川→渋池(09:00)→四十八池分岐(9:45)→鉢山(10:15)→のぞき分岐(12:03)→横手山頂ヒュッテ(12:40)[休憩 20分]→横手山(13:14)→渋峠(13:45) 14:37=(バス)=14:52ほたる温泉 =木戸池キャンプ場15:15
<天候:晴れ> 関越道渋川ICで降り草津を経て志賀草津高原ルートに入り、硯川の前山リフト前に駐車する。リフトを利用(¥600)し標高1820mの前山湿原の一角に立つ。夏らしい緑一色のさわやかな高原である。少し歩くと白いワタスゲや赤やオレンジ色をしたモウセンゴケの岸辺に囲まれた渋池があり志賀高原らしい静かなたたずまいを見せている。志賀山へのルートとの分岐を過ぎ、なだらかな樹林の中の道を進む。志賀高原の代表的な池巡りコースの遊歩道で歩きやすい。
左手に大小たくさんの池のある四十八池の湿原が見えてくる。湿原の端に休憩用の東屋とトイレが整備されている。ここから池巡りコースから離れ鉢山へ向かう。鉢山は円錐形をしていてお菓子の甘食のような形をしている。急な階段の登山道を標高差で150m程登る。池巡りコーズと違いぐっと登山者が少なくなる。登山道は整備されてからの年月の感じられてやや荒れ気味である。鉢山山頂の標識のある所は木々で覆われ展望もない。
鉢山を過ぎ硯川と横手山の分岐を過ぎたあたりから今日一番の核心部と言ってもよい登坂路となる。いくつかの小ピークを越え、斜度が緩んだところが泥んこ道になっている。時折予期せずくるぶしあたりまで泥の中に登山靴を沈めたりしながらなんとか通過する。一時横手山スキー場のニッコウキスゲが盛りのゲレンデに出たり、最後は横手山山頂直下を150mほど直登して展望台に到着する。ここで昼食。
この後山頂を経由して登ってきた道と反対側の渋峠スキー場のゲレンデの道を下り渋峠へ下る。路線バスでほたる温泉(硯川)まで戻って(\600)、車で木戸池キャンプ場に移動し幕営した。(石川記)
7/20 岩菅山 木戸池キャンプ場6:50=岩菅山登山口7:15→小三郎小屋跡7:25→アライタ沢出合7:50→ノッキリ9:10→岩菅山10:00/10:45→ノッキリ11:15→アライタ沢出合12:25→登山口12:55
<天候:晴れ> 昨晩は夕食の豚しゃぶと焚火で楽しい一夜を過ごした。木戸池キャンプ場は、トイレが遠いのが難点だが連休でも混みあってはおらず、水道もあって刈り払いもきちんとされていて良いキャンプ場だった。朝食はハムと野菜のサンドウィッチを食べ、夜露に濡れたテントはそのままにして岩菅山登山口へ車で移動。登山口に着いてみると、何だか随分と混みあっている。聞くと高校生を中心としたボランティアグループが、登山道の道標整備を行うために集まっているとのこと。
彼らより先行して出発。登山口から10分程登ると、用水路に突き当たって、アライタ沢出合までは用水路に沿ってほぼ水平に進んで行く。人工の流れだが、せせらぎの音を聞きながら歩くこの区間は、個人的には岩菅山の好きなポイントの一つだ。アライタ沢からは道は急坂となり、黙々と登っていく。2022年の夏合宿で来た時は、登山道沿いにマイヅルソウやアカモノの花が咲き盛っていた記憶があるが、その時より時季が早いにも関わらず花は終わってしまっていた。今年は花の巡りが早い。
主稜線と合流するノッキリで一息いれ、思いのほか岩がゴロゴロしている急登を頑張ると、岩菅山の山頂に到着した。