甲信越

【ハイキング】乗鞍高原・滝巡り (8/2)

夏のアルプス・三本滝周遊  アルバム

三本滝の右の滝(右側の広がった滝)と正面の滝(左端の細い滝)

山 域:乗鞍高原
期 日:2025年8月2日(土) 
参加者:CL 相澤、高橋仁、赤坂、石川

行 程:熊谷駅南口(6:30)=花園IC(7:10)=松本IC(9:30)➡三本滝駐車場(10:30/10:40)➡三本滝レストハウス➡三本滝(11:20/11:50)➡三本滝駐車場(12:20/12:30)➡国民休暇村➡牛留池➡善五郎滝(13:10)➡美鈴荘(14:00)
 台風9号が本土に接近するというので、心配したが、殆ど影響はなく、穏やかな日和で乗鞍高原を周遊することができた。三本滝レストランの前に車を駐車する。白樺に囲まれた高原の中へ進み、かもしかの道と呼ばれる森の中へ入る。更に進むと川の流れの音が聞こえ、水飛沫を上げ勢いよく流れ落ちる川にぶつかる、この滝の上に吊り橋が掛かる。足を掛けると、吊り橋はゆらゆらと揺れる。この橋を渡り、少し上流に歩くと岩場になり、岩を上ると三本滝が出迎えてくれます。滝は岩肌を滑るように落ちる。この滝は3本の河川からなり、ここが合流地点とのことです。茶色い岩肌、黒い岩肌を滑り落ちる滝の前に立つと、趣の違う滝に癒される。

善五郎の滝の前で
 国民休暇村の駐車場に車を止め、牛留池・善五郎滝に向かう、シラビソ等の針葉樹林に囲まれ、整備された木道が牛留池まで続く。木道の脇には大きな葉を付けた水芭蕉が点在している。季節が過ぎ、花は付けていない。しばらく歩くと、赤松であろうか、幹がぐるっと一回りした奇妙な形の樹木に出会う。雪の影響でこんな形になったのであろうか。やがて東屋が見え、牛留池に到着。池は林に囲まれ、水面に樹木を映し、静に佇む。ここから善五郎の滝に向かう。途中にクマよけの金属の筒が吊るされており、これを叩いて進む。熊の出没情報が多い。
 木の橋が現れ、この橋に足を踏み入れると、滝の轟音が聞こえ、左側にダイナミックに善五郎の滝が水飛沫を上げながら落ちている、水飛沫は、ミストとなって飛んでき。肌に触れる。滝見台へ行ってみる。ここからは、滝を見下ろし、遠望になるのでダイナミックさ伝わらないが、自然に溶け込み絵画のように見ることができる。ここ後に、本日の宿の美鈴荘に向う。       相澤建二

【ハイキング】福地山

山  域:岐阜県 福地山 1672m

目  的:2025 夏合宿(乗鞍岳)の一日目ハイキング

山行形態:無雪期一般登山

期  日:2025年8月2日(土)

8月2日(合宿1日目)山行報告

行動記録(晴れ);川本道の駅5:00=花園IC=更埴JT=松本IC7:30=福地山登山口駐車場8:50―登山口9:15-福地山11:30/12:05―駐車場13:35=乗鞍高原美鈴荘14:35

山行者;L;橋本 駒崎 須藤

心配していた台風9号は東方海上を離れつつある中、予定通りに川本道の駅を、出発。妙義山はきれいに見えていたが、佐久平からの八ヶ岳は見えない。やがて犀川越しに見えてきた北アルプスの山々も、雲に所々がさえぎられている。松本で降り、安房トンネルを超え、右折すると奥飛騨福地温泉郷に入る。登山者用無料駐車場は登山口の反対側を入ったところにあり、料金500円を箱に入れる。身支度を整え朝市のお店をのぞき込んで歩き出す。朽ちた民間の化石館などがある。そういえば国土地理院地図に「福地の化石産地」記載もある。歩き出すと傾斜も一定なつづら折りの道は露岩も無く広く歩きやすい。途中に山コース、谷コース分岐があり山コースを選択。杉、ヒノキ林を過ぎたころ最初で最後の高山、槍ヶ岳らしき山が雲の切れ目に見えるもはっきりしない。道はやがて合流し憮然平に着く。ここに新しい石座像があった。さらに上ると2組目の山谷コースがあり、スペインからの4人組が休憩していた。挨拶をして山コースを行く。結局ここだけが山道らしかった。展望2から見えるはずの焼岳眺望は全く効かない。反対側に直立し連続する岸壁(福地壁)が遠望できる。巨大噴火による火砕流堆積物が侵食してできたとのこと。頂上は北アルプス方面だけ伐採されているが何も見えない。 記念写真をとり昼食をとる。途中で追い抜いたスペインからの4人が上ってきた。挨拶して下山開始する。下りは谷コースを選択、のんびり歩くとやがて登山口についた。熊谷近辺の里山は別にしてこの山ほど歩きやすいのは珍しい。               須藤 記

                                 

 

【ハイキング】乗鞍岳ピークハント

夏のアルプス乗鞍岳ピークハント  アルバム

乗鞍岳山頂下の権現池

山  域:長野県松本市・岐阜県高山市 乗鞍岳(3025.7m) 
山行形態:ハイキング
期  日:2025年8月3日(日)

参  加:(8人)高橋仁、須藤、相澤、橋本、赤坂、石川、駒崎、木村
行  程:
美鈴荘=6:30=観光センター7:00=朴木平7:50=畳平8:50→肩ノ小屋9:15➝剣ヶ峰10:45/11:00→蚕玉岳(こだまだけ)➝肩ノ小屋11:50/12:15→富士見岳12:40/12:50➝県境広場13:10→畳平13:20/14:00=バス=朴木平14:50=松本=花園=熊谷

 夏のアルプス・二日目:美鈴荘から観光センターに移動して7時発畳平行きシャトルバスに乗るはずだったが・・・乗車券が完売済。松本発直通便だけでなく、シャトルバスも予約制だった。確認を怠った結果が招いた事態・・・ならばタクシーでと電話をするも、14人4台はすぐに手配できないという・・・運のいいことに、隣で聞いていたお兄さんが「ほおのき平から30分おきにバスが出て、乗り切れなければ増便が出るから待たずに乗れるよ」と教えてくれた。早速白骨温泉経由で安房トンネルを抜け、ほおのき平からバスに乗る。畳平には予定より1時間弱の遅れで到着できた。捨てる神あれば拾う神あり!アドバイスありがとう!

 剣ヶ峰往復と剣ヶ峰+周辺ピークハントの2チームに分かれて出発する。夏の花は終わりかと思ったが、雪消えの遅いところは、コマクサ、イチゲ、シオガマなどが咲き、イタドリ、ウメバチ、ウサギギク、オトギリ、ダイコンソウ、イワギキョウ?などが目を楽しませてくれる。不消ヶ池(きえずがいけ)を右に見ながら石ごろの道路を歩き、摩利支天岳分岐に着くが「工事中進入禁止」のゲートがあり、摩利支天はパスして、肩ノ小屋へ行こう。広い庭にベンチなどもある大きな小屋だが、人も多い。ここから登山道に変わるが、火山噴出物の岩ゴロ道は歩きにくい。汗もかいたので途中で休憩を取り、肩ノ小屋や摩利支天の気象観測所を見下ろして、水分とエネルギを補給する。

 朝日岳への分岐もロープが張ってあり、進入禁止らしい。登っている人はいるが、ここは素直にパスしよう。蚕玉岳(こだまだけ)は左から巻いて鞍部に出る。見上げれば朝日権現社と乗鞍奥社を頂く剣ヶ峰が指呼の先に。見下ろせば眼下に深い色の権現池・・・。フッと、吾妻連峰・一切経山の魔女の瞳を連想してしまった。二度も訪れながら悪天でお目にかかれなかった魔女の瞳への執着が心の底に潜んでいたのだろうか・・・? さて、山頂がガス包まれる前に一先ずここで集合写真を撮っておこう。

蚕玉岳から剣ヶ峰をバックに 頂上小屋の前から剣ヶ峰に向かうが、長蛇の列が動かない。どうも乗鞍奥社の前で記念写真の順番待ちをしているようだ。ここは行列の右側から奥社を回り込んで山頂に出る。御嶽山方面はガスで見えないが、全員の到着を待って山頂標の下で記念撮影だ。込み合った山頂は早々に引き揚げて、肩ノ小屋でゆっくりランチにしよう。蚕玉岳は登りでは巻いたので下りはピークを踏んでおこうか?などと言っていると、大嶋チームが登って来た。剣ヶ峰をバックに全員の写真を撮って、我々は先に下ろう。肩ノ小屋の北側に日陰を求めてランチタイム。目の前の摩利支天の麓に雷鳥の親子がチョコマカト動いているというので、人だかりができて、みんなで写真を撮っている。

 そうこうしているうちに雨が降り出したので、富士見岳に向けて出発だ。対岸に残雪を抱えた不消ヶ池を見ながら富士見岳に登る。ザレた斜面はコマクサが群生していて、ピンクのまだら模様が一面に広がる。少しピーク過ぎだが、まだまだきれいなコマクサが雨で黒くなった火山灰の中に浮かび上がる様をしばし眺めいる。

富士見岳のコマクサ まだ、大黒岳と魔王岳も登る予定だったが、雨が収まらないので、県境広場から畳平に戻ることにしよう。バスターミナルで大嶋チームの到着を待って、ほおのき平行バスに乗る。             (高橋仁)

【ハイキング】鉢山 横手山 岩菅山 2025/07/19、20

鉢山 横手山 岩菅山

山域山名:鉢山 横手山 岩菅山 (長野県志賀高原)

日程 :2025年7月19,20日(土日)

参加者: CL石川 木村

 

アルバム

行動記録:

7/19  熊谷5:30 = 8:50志賀高原熊の湯・硯川・・・渋池(09:00)・・・四十八池分岐(9:45)・・・鉢山(10:15)・・・のぞき分岐(12:03)・・・横手山頂ヒュッテ(12:40)[休憩 20分]・・・横手山(13:14)・・・渋峠(13:45) 14:37=(バス)=14:52ほたる温泉 =木戸池キャンプ場15:15


7/19 鉢山、横手山 <天候:晴れ> 関越道渋川ICで降り草津を経て志賀草津高原ルートに入り、硯川の前山リフト前に駐車する。リフトを利用(¥600)し標高1820mの前山湿原の一角に立つ。夏らしい緑一色のさわやかな高原である。少し歩くと白いワタスゲや赤やオレンジ色をしたモウセンゴケの岸辺に囲まれた渋池があり志賀高原らしい静かなたたずまいを見せている。志賀山へのルートとの分岐を過ぎ、なだらかな樹林の中の道を進む。志賀高原の代表的な池巡りコースの遊歩道で歩きやすい。


 左手に大小たくさんの池のある四十八池の湿原が見えてくる。湿原の端に休憩用の東屋とトイレが整備されている。ここから池巡りコースから離れ鉢山へ向かう。鉢山は円錐形をしていてお菓子の甘食のような形をしている。急な階段の登山道を標高差で150m程登る。池巡りコーズと違いぐっと登山者が少なくなる。登山道は整備されて以降の年月の感じさせてやや荒れ気味である。鉢山山頂の標識のある所は木々で覆われ展望もない。


 鉢山を過ぎ硯川と横手山の分岐を過ぎたあたりから今日一番の核心部と言ってもよい登坂路となる。いくつかの小ピークを越え、斜度が緩んだところが泥んこ道になっている。時折予期せずくるぶしあたりまで泥の中に登山靴を沈めたりしながらなんとか通過する。一部は横手山スキー場のニッコウキスゲが盛りのゲレンデに出たり最後は横手山山頂直下を150mほど直登して展望台に到着する。ここで昼食。


 この後山頂を経由して登ってきた道と反対側の渋峠スキー場のゲレンデの道を下り渋峠へ下る。路線バスでほたる温泉(硯川)まで戻って(¥600)、車で木戸池キャンプ場に移動し幕営した。

(以下準備中)