1. 【ハイキング】横根山・井戸湿原(個人山行)

投稿日時: 10/08 jin

前日光・横根山と井戸湿原   アルバム

象の鼻から袈裟丸・皇海山

期 日:2025年10月8(水)

山 域:栃木県鹿沼市:横根山1373m、井戸湿原

参 加:高橋仁、赤坂、他3名

行 程:曇りから晴れ

熊谷ドーム6:00=別府沼6:20=大間々=足尾=ハイランドロッジ駐車場9:00/9:10→横根山9:30→井戸湿原10:20→五段の滝10:30/10:40→井戸湿原(昼食)11:10/11:40→象の鼻12:10/12:25→駐車場13:00=往路を戻る=熊谷17:20

 ハイランドロッジの駐車場には宇都宮ナンバーの車が1台だけ。意外にも静かな山だ。予報に反して空が晴れて来た。西を望めば袈裟丸連山と皇海山がきれいだ。牛がのんびりと草を食んでいる牧場の柵に沿って横根山に登ろう。刈払われた登山道脇は、様々なコケに覆われて瑞々しく輝いている。牛やシカの糞を踏みつけない様に足元にも気を配って歩かなくては・・・

五段の滝のダイモンジ草

 横根山はツツジの花の時季でもないので、どうということはないのだが、センブリの花がふた株、み株咲いている。まだ開ききってない蕾がびっしりと着いた株もある。井戸湿原に下ろう。苔の岩や落ち葉の木段に滑らない様にゆっくり、ゆっくり!ツツジのトンネルを抜ければ、明るく開けた井戸湿原だ。ベンチや東屋があるが、スルーして五段の滝に向かおう。草モミジを横目に見ながら平坦な道を行き、水音が聞こえ、下りになれば五段の滝だ。さして迫力のある滝でもないが、大きな岩を乗り越えて滝の下に行けば、ダイモンジ草がきれいに咲いている。

 南側を周回して井戸湿原に戻ろう。鹿よけのネットが巡らされて、何度もゲートを開け閉めして通る。湿原を渡る木道が広くなっているところで、ランチタイムにしよう。広葉樹の紅葉はまだこれからだが、明るい陽射しと青い空の下で、草モミジを眺めてコーヒーを入れる。何とも贅沢な時間が流れる。我々の後から入山したらしい、幾組かのハイカーが通り抜けていく。

 ランチを済ませたら「象の鼻」に登ろう。樹林の中の木段をゆるゆる登って、目の前に赤城山、袈裟丸、皇海と、雲に隠れてきたが奥白根、男体、女峰などが現れる。展望台でしばし山座同定を楽しもう。この広場の左端の大岩が、裏から見ると象の頭と耳と鼻に似ていて、象がしゃがんで、赤城から日光の山々を眺めているように見えるので「象の鼻」と呼ばれているらしい。

 ロッジに戻ったら、ついでに古峰神社に寄って「古峰園」を見て帰る予定が・・・・ガソリンを入れ忘れて来たことに気付いた!途中に給油所も無い。エンストの危険が迫る!これでは古峰神社などに寄ってはいられない。粕尾峠からの下りをエンジンブレーキで燃料カットしながらゆっくり下り、足尾町の給油所まで漕ぎつけることが出来た。あとは道の駅「くろほねやまびこ」で恒例のソフトクリームを頂いて帰路に着く。     (高橋仁)