1. 【ハイキング】白泰尾根往復

投稿日時: 03/15 jin

いにしえの峠道を落葉と雪のラッセルで

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  のぞき岩から奥秩父をバックに

山  域:埼玉県秩父市 白泰山(1794.1m) 
期  日:2026年3月15日(日)

参  加:(8人)CL高橋仁、SL木村、橋本、駒崎、赤坂、瀬戸、高橋陽、福井
行  程:晴れ~曇り
道の駅かわもと6:30=栃本広場=林道登山口9:00➝一里観音10:00➝白泰山分岐11:30➝白泰山往復12:20➝二里観音・白泰山避難小屋(12:25)13:00/13:45→白泰山分岐14:10→一里観音15:20➝林道登山口15:45=川本18:00

 甲武信岳から三国山の武信国境の稜線の、十文字峠から派生した白泰尾根は、荒川と中津川の間を二瀬ダムの下まで伸びる長大な尾根だ。この尾根に付けられた秩父と信州をつなぐ峠道は、栃本から十文字峠の間に一里観音から四里観音、そして信州の毛木平に五里観音と五か所に石仏が置かれている。どれも素朴な小さな観音像がポツリと立っている。信仰の山ではなく秩父と信州をつなぐ生活道だったから、一里塚と山道の安全を願っておかれた石仏なのだろう。
 十文字峠から信州側は登山者で賑わうが、十文字峠から栃本側は全く静かな尾根道だ。昔は多くの人々が行き交っていたであろうが、今は歩く人も稀な静かな道は、白泰山や赤沢山など、途中のピークはすべて巻き道になっていて、歩きやすくつけられている。

伐採斜面から奥秩父を望む
 前置きが長くなってしまった。今日は栃本の関所跡を車で過ぎて、林道終点の登山口から、二里観音のある白泰山避難小屋と大展望の「のぞき岩」までを往復しよう。杉植林の斜面を登って尾根に出て、落葉の中を行くと、伐採された急斜面から展望が開ける。和名倉山から唐松尾山、雁坂嶺から大きく伸びて迫りくる尾根、堂々とした破風山、可愛い甲武信岳などの雪を付けた奥秩父稜線が青空にくっきりと見渡せる。

 一里観音を過ぎて、標高を上げるにつれて、5日前に積もった雪が深くなってくる。南側の巻き道は、北側へと移り、雪はくるぶしの上までになり、白泰山登山口分岐に出る。ここで、スパッツと軽アイゼン、チェンスパなどを付ける。

白泰山山頂

 白泰山往復組と、スルーして避難小屋へ先行組に分かれる。私は二度も登っているので、スルーして避難小屋に向かう。雪はひざ下まで来て、赤布とけものの足跡を頼りにラッセルしながら進む。時間をかけて避難小屋(二里観音)に着いた。のぞき岩の上に直行して、大展望を楽しむ。今日は飲まず食わずでここまで来たのでお腹ペコペコ!
 白泰山往復組の到着など待たずに、パンとコーヒーでランチタイムにしよう。やがて、往復組が到着して、改めて展望を楽しみ、写真を撮る。十文字峠から派生した白泰尾根が、支尾根を分けて赤沢山からこちらへ続いているのが判る。西側には南八ヶ岳が白い雲の切れ間に銀嶺をのぞかせている。
 さてと、雪道のせいで、予定の時間を1時間おくれてしまった。帰りはトレースが出来ているので、さっさと下ろう。快調に歩いて雪の無くなったところでコーヒーブレイク。あとは一里観音を横目に、どんどん下れば、登山道駐車場に着いた。

                           (高橋仁)