1. 【沢登り】ナメラ沢

投稿日時: 2021/08/27 asami

山  域  奥秩父・笛吹川水系久渡沢・ナメラ沢
日  程   2021年7月25日(日)
        川本5:00=雁坂トンネル料金所駐車場7:00~沓切橋入渓7:40/8:00~沓切沢下降
       ~沓切沢出合8:10~久渡沢遡行~峠沢出合8:15~中ノ沢出合8:40~ナメラ沢遡行
       ~奥の二俣10:00~左俣遡行~破風山稜線12:00~西破風山12:05/12:40~青笹尾根                   下山~沓切沢出合15:25~沓切橋15:40/16:00~雁坂トンネル料金所P16:30=18:30川本
参 加 者  浅見 橋本(計 2 名)
 国道140号の雁坂トンネルは秩父側の豆焼沢付近から始まり山梨側は笛吹川水系の久渡沢付近に出る。ナメラ沢は久渡沢の支流で奥秩父主脈の破風山に突き上げる。雁坂トンネルを抜けると料金所があり740円を払って通過するとすぐ左側に駐車場がある。駐車場の奥から雁坂峠への登山道が始まる。沓切橋で沢装備をつけ支流を下降して久渡沢本流にでる。深い谷の中はまだ日差しが届かない。小滝の連続を登って行くとほどなく峠沢の出合である。中ノ沢を左側に分けるといよいよナメラ沢の始まりである。中流部は名前の通りナメが多く傾斜もゆるい。北西の方向につづく沢を登っていくと背中から日差しがあたる。広葉樹の木漏れ日がナメを奔る水流をキラキラと輝かせて美しい。

 奥の二俣を左に入るとやがて水は涸れて奥秩父らしいシラビソの森の中の急登となる。きつい登りではあるが藪漕ぎはなく破風山稜線の登山道に飛び出す。西に約5分で西破風山山頂である。山頂の表示とベンチがあるが展望はない。ここで昼食、橋本さんは軽登山靴に履き替える。私は渓流靴のまま下山したが下りの尾根道は滑りやすく苦労した。青笹尾根は一般登山道ではないが下山用に使われることもあるようなので今回の下山路とした。

山頂から200mほどは踏み跡も少なくシャクナゲの藪をこいで道を探す。やがて木の幹に赤いラインが入っていたり、枝にピンクテープがついていたりしてそれらを探しながら降りると踏み跡が明瞭になってくる。GPSで現在地と進行方向を確認しながら進み入渓点に降りることができた。(浅見記)