1. 【ハイキング】天城峠→八丁池・伊豆山稜線歩道

投稿日時: 2019/12/16 araiguma

天城峠→八丁池・伊豆山稜線歩道(izusanryousenhodou)

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【個人山行】

山  域: 天城峠→八丁池、伊豆山稜歩道(静岡県)


日  程: 2019年11月30日(土)、12/1(日)
参加 者:L 駒崎、新井浩

行動記録:
11/30(土)

東松山5:30=天城峠水生地下P10:00/20→旧天城トンネル10:40→天城峠11:00→上り御幸歩道→向峠11:40→八丁13:25/14:30→下り御幸歩道→水生地下P16:20

<天候:晴れ>

6年前に天城高原ゴルフ場から天城山、八丁池まで歩いたが、未踏の八丁池から天城峠を歩いてきました。
天城峠近くの水生地下の駐車場に車を停める。もみじの紅葉がきれいだ。すぐ横を走る国道414号を新天城トンネル方面に歩き、トンネルの脇を天城峠へ向かって登ると20分程で旧天城トンネルに着く。なかなか趣のあるトンネルだ。その旧天城トンネルの脇を天城峠に向かい、20分程で天城峠に着く。ここから東へ向う。落ち葉を踏みながら明るい稜線を快適に歩く。ブナやアセビなどの木が多く、シャラの大木は、皮が禿げておりサルスベリに近い木肌が異様な感じだ。この道は「上り御幸(gyoko)歩道」と呼ばれ、整備が行き届いている。おだやかな歩道を進むと、谷下にはワサビ田が見える。

 


やがてアセビの大木のトンネルが出てきた。両脇に大きなアセビが茂っており、天城山の縦走の時を思い出した。伊豆特有の風景に思える。見晴らし台の道標があったので、行ってみると、鉄製の展望台があり、眼下には八丁池、周りの山々が見渡せる。八丁池は直ぐで、数組の人たちが休んでいる。おだやかな天気なので、湖畔の芝の上でのんびりと昼休憩をとる。青空と雲が湖面に映ってきれいだ。帰りは「下り御幸歩道」を歩く。出だしはアセビのトンネルだ。やがてブナの大木の林になりおだやかな稜線を下る。林道に当たり、もみじの紅葉の葉が落ちた林道を進むと、川端康成のレリーフと伊豆の踊子の出だしの石碑があった。この林道は旧天城峠の道のようだ。駐車地点に戻り、今宵の宿、道の駅天城越えに向かう。これで天城縦走路を完歩できました。

 

12/1(日)

 道の駅天城越え7:00=船原峠7:35=仁科峠8:00→猫岳展望台8:45/55→伊豆山稜線歩道、仁科峠9:35→宇久須峠10:35→ピーク昼休憩10:50/11:40→魂の山12:05→棚場山13:35→船原峠14:15 

<天候:晴れ> 

伊豆山稜線歩道は天城峠から修善寺までの42kmをつなぐ縦走路。昨年(2018/11)に天城峠から猫越岳(ねっこだけ)までを往復歩きました。今年は、その続きの猫越岳から船原峠までを歩いてきました(約13km)
ゴール地点の船原峠に車を置いて、タクシーで仁科峠まで西伊豆スカイラインであっという間に到着。笹原のなだらかな丘陵地帯の感じのところから猫越岳に向かう。逆に向かうのだが、去年の最後のところまで行き、歩いたところを繋ぐため。適度なアップダウンと笹原からアセビの森の中を快適に歩く。

 

 

途中後藤山を越えて、アセビの森の中に続く整備された歩道を登ると、猫越岳手前の展望台に着く。去年はここまで来た。眼下に西伊豆の海が光っている。もと来た道を戻り、仁科峠に着く。時間が早いせいかもしれないが、車の通りはほとんどなく、バイクが何台か通るだけだ。 

 

ここから牧場らしい柵にそってなだらかな笹原を歩く。常に海が見える稜線歩きだ。ほどなく風早峠。名前の通り風が吹き抜けるのだろう、今日は穏やかですが。いくつかのアップダウンを繰り返し宇久須峠。開けた明るい峠だ。トレランの表示があるので、大会があるようだ。のびやかな笹原の稜線を登って行き、眺めのいい場所があったので、昼休憩にする。晴れて穏やかな日でハイキング日和でのんびりする。沼津の街の上には富士山が見えるのだが、裾野と頭だけで中腹に雲がある。すっきりした富士山が見られないのは残念。

 

この後は、笹原の草原やアセビのトンネルで変化あり、アップダウンも結構多かった。魂(こん)の山、土肥峠、南無妙峠、吉奈峠、棚場山と通過し、車を置いた船原峠に到着。全体的によく整備された歩道で歩きやすいが、交通の便が悪いのが欠点。帰り道にある達磨山レストハウスに立ち寄ると、すっきり晴れた富士山が見られました。手前には沼津の街と沼津アルプスがくっきりと見られ、ラッキーでした。