関東

【スノーハイキング】奥日光、庵滝の氷瀑

小田代原から庵滝氷瀑へ

山域:奥日光小田代原、庵滝往復
期日:2024年1月27日(土)
参加者:高橋仁、駒崎、赤坂

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行程:

熊谷6:00=大間々=中禅寺湖=赤沼茶屋駐車場9:00→小田代原→弓張峠11:00→庵滝12:30/13:00→往路を戻る→赤沼茶屋15:00=往路を戻る=熊谷18:30

 道路は除雪してあり、少し凍結箇所がある程度。赤沼茶屋駐車場はすでに50%の車がある。先行者がたくさんの先行者に踏み固められた道は、チェーンスパイクで十分。戦場ヶ原、小田代原と快適に歩く。寒くはあるが、歩いていれば体もホカホカと温まってくる。

 予報に反して青空ものぞき、風も弱い。男体パパ、真名子姉妹、太郎坊、時折女峰ママが顔を見せる。バス停の展望台から「白樺の貴婦人』を見て弓張峠に向かうはずが、展望台から景色につられて遊歩道を泉門池に向かってしまい、遠回りと、トレースが無いので15分位タイムロス。後から追い越した若者がワカンのトレースを付けてくれたので助かった。

 車道を離れて外山沢に沿ってカラ松林の中をゆるゆると登る。徐々に積雪が深くなるが、大勢が踏んだ道はチェンスパで十分。もう帰る人たちがぞろぞろと降りてくる。ほとんどチェンスパで、スノーシューを履いた15人くらいのツアー客もいた。途中でランチ休憩をとってから、沢の渡渉を2度繰り返して、緑沢を右に分けて、庵沢に入ると間もなく氷瀑が見えてきた。

 今年はまだ氷が小さいそうだが、4年前の雲竜氷瀑以来の見事な氷の造形に会えた。到着が一時間も早ければ居場所もないほど見物客がごった返していたかもしれない。国土地理院の地図ではここより800m位上流に「庵滝」の表記があり、地図には名前の表記も無いが、ここが「庵滝」ということになっているようだ。

 今日のお目当ては氷瀑なので、あとは淡々と帰路をたどる。バス停のベンチでコーヒーブレイクを取って、赤沼茶屋までひたすら歩いて、スノーハイクは終了。(高橋仁)

 

 

 

 

【スノーハイキング】赤城山(黒檜山)

正月個人山行黒檜山から赤城駒ケ岳

 黒檜山から谷川連峰を望む

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山域:群馬県 赤城山 黒檜山1827.6m、駒ヶ岳1685m

 期日:2024年1月3日(水)薄曇り

行程:熊谷7:00=駒ヶ岳登山口駐車場8:50―黒檜登山口9:15―黒檜山頂(展望所で昼食)11:00/12:10―駒ヶ岳13:00/13:10―下降点13:30―駐車場14:00-旧赤城神社跡見学=熊谷16:30

参加者:高橋仁、駒崎裕美

 赤城道路は1400mあたりからアイスバーンになって、慎重に登って行く。見晴らし山の先の下りはエンジンブレーキのみでゆっくりと。ラッキーなことに車から出ると、天気予報に反して温かく、薄日が差して風もない。雪はほとんどないが、凍っているので軽アイゼンをつけて黒檜山に取り付く。何組かに抜かれながら山頂に到着。

 展望所は北側が良く晴れていて、筑波、男体家族、袈裟丸、皇海、奥白根、四郎岳、燧、景鶴、至仏、武尊、巻機、朝日、谷川、万太郎、仙ノ倉、平標、苗場、志賀高原、草津白根、四阿、浅間、手前には子持、榛名、妙義と山座同定に夢中にさせられる。

 何組もの登山者が入れ替わりに到着してくる。昼食を済ませて駒ヶ岳に向けて出発。急な木段をどんどん下って、大タルミから登り返せば駒の山頂に着く。冬には、いつも雪だるまがあるのだが、今年は雪無し、だるま無し。

駒ヶ岳は雪無しだるま無し

 ぬかるんだ斜面を転ばないように下って、下降点に到着した。まっすぐ行けば、利平茶屋から北尾根を登ってきた道と合流して、アカヤシオの篭山を越えて鳥居峠に行けるが、今日は下降点から鉄階段を下って、ガランとした駐車場に戻った。大沼南端の旧赤城神社跡を見て、帰路に着く。アイスバーンは、すっかり融けて快調に走れた。    (高橋仁)

【ハイキング】鎌北湖から物見山・スカリ山

鎌北湖から、物見山スカリ湖周回(個人山行)

山域:奥武蔵 物見山375.3m、スカリ山434.9m

期日:2023.12.27(火)

参加:高橋仁(単独行)

行程:熊谷7:00=鎌北湖第一駐車場8:10/8:30ー宿谷の滝9:20ー物見山10:10ー北向地蔵10:50ー観音岳ースカリ山11:15/12:00ーみちさと峠ーエビガ坂ー茶ノ岳山12:30ー鎌北湖下降点12:50ー大谷木ー鎌北湖第二駐車場13:20ー鎌北湖周回ー第一駐車場14:00=熊谷115:40 

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 2023年の登り納めは奥武蔵のスカリ山にしよう。展望の山として、見直されてきたスカリ山は、筑波から日光、尾瀬、赤城、谷川、浅間、奥武蔵の山々、武甲山から長沢背領と、400mの山ながらGoodな眺望を楽しませてくれた。

 奥武蔵の山群は、東秩父、ときがわ、越生、日高、飯能、横瀬からアプローチしているが毛呂山からは初めてだ。

 北鎌湖から宿谷の滝(シュクヤノタキ)を経由して、結構な急登があるコースを物見山に直登する。この先は北向地蔵までは何度も歩いている。平坦な広い山道と、道路だ。

 観音岳とスカリ山はグリーンライン道路からちょっと登ればふたつ並んでいる。スカリ山で正面に谷川連峰を眺めながらゆっくりとランチタイム。みちさと峠、エビガ坂、茶ノ岳山(450ⅿ)を超えて、道路に降りるとすぐ、鎌北湖へ下る分岐だ。

 落ち葉のゆったりした道を下り、沢に降りれば林道を歩いて鎌北湖に着く。鎌北湖は南岸の山道に進んでいったら、第一駐車場手前で「通行禁止」の厳しい文言のゲートがある。地主と毛呂山町の間のトラブルを伺わせることが書いてある。引き返して道路を回って駐車場に到着。(仁)

 

 

【ハイキング】秩父御嶽山

晩秋の秩父御嶽山を楽しむ 埼玉県連ハイキング

山域山名:秩父 御嶽山

期日:2023年11月23日

参加者:L橋本 須藤 他の会14人

行動記録:秩父鉄道三峰口駅8:30/8:40-高圧電線鉄塔9:10-タツミチ10:40-御嶽山11:30/12:00-杉ノ峠13:25-強石14:30/15:00=バス=三峰口駅15:10解散

<天気晴れ時々曇り>天気は晴れて風はない。集合予定の三峰口駅に参加者全員が集合時間に集まった。コースや日程、参加者の自己紹介の後、簡単に準備運動をして出発した。車道脇を歩き、工事中の白川橋を渡る。ここからは荒川の上流、下流が見渡せる。丁度、奥秩父から流れてきた荒川が秩父盆地に出る場所だ。また、荒川に最近できたグラビティパークのワイヤー等が張ってあるのも見える。140号国道を歩道橋で渡り、贄川宿の通りに入り、直ぐに左折し、山側に入る。ここにはトイレ、案内板があり、地元でも、御嶽山の登山者を歓迎しているようだ。民家の点在する車道から、登山道に入り、杉桧林の中を10分ほど登ると体も暖まり、送電線鉄塔の下で、衣類の調整をした。すでに、下の里の風景が見渡せる。

 ここからは、雑木林の落ち葉の積もった道を登る。所々に倒木があり、道を塞いでいるが大木ではない。尾根に出れば、色づいたコナラなどの黄葉とアセビの緑が目に優しい。息をきらしつつ登り続ける。また、モミジの紅葉も出てきて色鮮やかだ。また、杉、桧のやや暗い林内を歩く。ここにも倒木がある。1時間ほど歩いて、明るい林内で休憩を入れる。地形が複雑で、尾根の北側を歩き、小さな鞍部を通過、最後の急登に向けて歩き続ける。尾根が杉桧の人工林と雑木林の境になっていて、北側の雑木林にはモミジが何本もあり、赤い色が鮮やかで写真をとったり愛でたりしながら歩く。

 最後の急登の手前で、休憩を入れる。雑木林の明るい林内で気持ちがよい。休憩後、最後の急登を登る。杉桧林内で急登だが、岩場も無く、落ち葉も無く、歩きやすい道だ。ペースを落としてゆっくり登る。尾根に登りきると右側が雑木林で明るくなる。強石への分岐を過ぎるとすぐに頂上の祠が見えた。全員無事に満足の表情で山頂に着いた。予定時刻よりも早く着くことができ、時間に余裕があり、天気も良いので30分の昼食休憩とした。

 頂上からは、両神山が近くに見え、浅間山、榛名山、赤城山、男体山などの山々、奥秩父の和名倉山、雲取山など望めた。休憩後、写真を撮り、強石に向け、下山する。強石分岐から尾根道に進む。雑木林は落葉が進み、日も射して明るい。地面には落葉が溜まっているので滑らないように下る。アセビも生えている。岩の道になる。ロープ、岩や木にも掴まり、バランスを崩さないように慎重に下る。日常的に登山しているようで、皆、安定した足取りだ。1時間ほど歩いて杉ノ峠手前の小ピーク、鉄塔の下で休憩した。ここからは送電線のため樹木が切られ秩父市街地方面が望める。杉ノ峠には急登を下り、直ぐで、太い杉、石の祠があり、昔は、大滝に行くのに通った峠なのだろう。

 この峠から向きを東に変え、山麓をトラバース気味に下る。ミツマタの群生、太い木の倒木、杉の間伐地などがある。最後の下りで1名転ぶが大事に至らなかった。車道に出るとその正面には熊倉山が聳えていた。日も傾き、尾根の紅葉を浮き上がらせていて雲もたなびき、落ち着く景色であった。車道には近道があり、ここを下り、強石バス停に余裕で着くことができた。右岸の道路は道路崩壊で通行止めであり、バスで三峰口に移動し、ハイキング終了、解散とした。

【その他の山行】釜伏山登山道整備

登  山 道 を 歩 き や す く

釜伏山登山道整備 (県連の活動)

上:杉の倒木を切る 下:太い倒木はチェンソーで切る

山名場所名:釜伏山、風布からの登山道

期日:2023年11月14日

参加者:L橋本 他団体3名

行動記録:風布駐車場8:30-9:00から10:40まで倒木切断、撤去、登山道横の枯木を伐倒-釜伏山11:00/11:30-尾根歩き、風布みかん山を通り、駐車場13:30

 <天気晴れ>晴れて。空気が澄み、さわやかな日になった。風布駐車場に4人が集合し、日程、作業内容、道具など確認し出発した。まずは車道を歩く。風布のみかん園のみかんは色づき、日に照らされて鮮やかだ。釜伏川を渡り林道に入る。杉の植林で暗い。沢に沿って歩き、途中から、尾根に続く登山道に入る。杉の倒木が道に出ているので手鋸で切る。徐々に高度を上げると、南側に20mほどの岩壁が聳える。この付近も長瀞を同じ変成岩でできており、横に地層のある岩壁だ。擬木の階段を登り、尾根に出る。ここで一休み。少し登って、直径30㎝ほどの倒木をチェンソーで切って脇に動かす。尾根筋は割合広いが、その先は急斜面なので要注意。岩場の道を慎重に登って次の作業場所に進む。釜伏山の標高は低いが尾根道には岩場もあり、練習になる。

 3か所目の作業場所は、道の脇の枯れたサクラで、この木の伐倒だ。高さが10mほどあり、4本の株立ちなので、伐倒の順番、方向、方法をチェンソー作業者と決めて作業に取り掛かる。1本目は、他の木に掛りそうなので、ロープで引く。チェンソー作業者の様子を見ながら、倒れる前に思い切りロープを引き、方向が定まり倒れはじめたら、ロープを緩めると、枯木ながらドーンと倒れた。その後、道に平行に2本の枯木を伐倒した。最後の枯木は切り始めると、内部が空洞で、あっという間に倒れた。4か所目はもう少し登った場所で行う。直径10㎝ほどの枯木で、手鋸で切る。近くにあった株も抜く。ここでほぼ倒木、枯木の処理は終わった。

上:道脇の枯木を伐倒する 下:手鋸で切る

頂上への道は、日本水への分岐を過ぎると急になる。頂上までには、昔、設置された手摺と支柱が幾つか用を終えて道の脇に放置されている。また、錆びた鎖、古びた虎ロープも張ってあるが、使うには危うい。ほどけたロープを幾つか片付ける。

頂上手前の展望の良い場所で、長めの休憩をとる。ここまでくると関東平野がしっかり見える。この後、風布集落西の尾根を歩き、みかん園で休憩後、駐車場に戻り、本日の作業を終了とした。