埼玉県熊谷市の山岳会 海外トレッキング、登山、山スキーなど幅広く活動しています。
関東
【ハイキング】麻苧の滝 ろうばいの郷 妙義山石門巡り
妙義山を”いろいろと”楽しむ
麻苧(あさお)の滝、ろうばいの郷、妙義山石門
妙義山の奇岩、岩峰
場所:群馬県麻苧の滝、妙義山石門、ろうばいの郷
期日:2026年2月3日(火)
参加者:L 橋本 大嶋 栗原 白根 高橋
行動記録:熊谷7:40=関越道=麻苧吊橋駐車場9:10=麻苧の滝と周辺の見学9:20から10:10=松井田町ろうばいの郷見学11:50/11:10=中之嶽神社前駐車場/昼食11:45/12:15-石門巡り12:15/14:00=関越道=熊谷16:20
<天気晴れ>寒いが、晴れて赤城山、榛名山、西上州、秩父の山並がはっきりと見える。関越道、上信越道を渋滞無く快調に走る。妙義山が近づき、岩峰が空に突き刺さるような景色を見て、松井田妙義ICを下りる。横川駅、鉄道文化村を過ぎて、すぐに碓井川近くの駐車場に着いた。トイレあり、先客なく、ひっそりとしている。周囲の山々は陽に照らされているが対岸の山は北向きで暗い。支度をして出発する。麻苧大吊橋を渡る。渡って左の道を進む。山裾の池は全面結氷している。登り口の大岩の下には石の祠があり「銭洗弁財天」の石柱が建っている。この谷は信仰、修行の場であったらしい。ここからは沢沿いの山道に入り、斜度が増し、道にはかなりの落ち葉が積もっている。沢には直径数㍍の大岩が転がっている。日陰になり寒い。小橋を渡り、登ること10分ほどで沢の奥に白い氷瀑が現われた。全面結氷した高い(高さ40m)氷瀑だ。沢も凍っていて水は無く、滝下まで行く。滝の下の部分は数㍍幅の氷柱が重なり見事。上の方も氷瀑だ。左右の岩壁が垂直に立ち上がり黒々していて迫力ある。そこには灌木、枯草が生え、小鳥が飛び回っている。滝壺も凍り付いていて、透明な氷の下30cmほどまで見える。白く輝く素晴らしい氷瀑が見られた。
上:麻苧の40m氷瀑 中:寒い中よく登った 下:透明な氷柱
車で20分ほど移動して、ろうばいの郷に行く。丘陵地の丘にある広い蝋梅園で、休耕地を利用してろうばいの郷を作ったという。100m四方ほどの蝋梅園で、蝋細工のような薄黄色の花が咲いている。咲いている割には、香りが少ないのは気温が低いせいか。地面には福寿草が咲いている。陽射しを受けて金色に輝いている。風も無く、遠くに表妙義、裏妙義、鼻曲山を眺めながら、ゆったりと園を巡る。気持ちのよい、蝋梅園巡りだった。
上:穏やかに咲く蝋梅 下:春の陽を受け咲く福寿草は心も暖まる
今度は、30分ほど車で移動し、表妙義の中之嶽神社前の駐車場まで行く。途中には、妙義神社、もみじの湯、さくらの里などがある。金鶏山を過ぎると前に、迫力満点の鋭い岩峰の妙義山が立ち上がっている。駐車場でも岩峰が近くに見える。西方には尾根が平らな荒船山が見える。駐車場端のベンチで昼食を摂る。
昼食後、石門巡りに出かける。車道を300mほど戻り、山道に入る。ここからは急登で目的地の第四石門を目指して登る。男性3人は、険しいルートの第一石門、第二石門コース、女性2人は、直接第四石門のコースを登る。第一石門は、歩くのは難しく無く、頭上を見れば30mほどの上には岩がアーチ状になっている。登って石門を横から見れば、アーチの上の岩は40mほどの高さになっている。火成岩の岩の自然作品と言えよう。第二石門のルートはV字状で歩きにくい。ステンレスの太い鎖を掴み、足元を見ながら慎重に登り、下りる。雨で濡れた時は止めた方がよいだろう。女性グループと合流し、第四石門まで登る。景色がさらに素晴らしい。近くに岩峰が屹立し、近くの大砲岩、ゆるぎ岩、ローソク岩などが見える。遠くには、下の街、集落が見える。以前、登った記憶によれば、第四石門の横には、休憩舎があったと思う。しかし現在は土砂が溜まっている。土石流があったのだろうか。
上から 駐車場で 第一石門 第二石門 第二石門を下る 第四石門からの大砲岩、ゆるぎ岩
天気に恵まれ、訪れた場所を楽しめ、会話も弾み、昔の話、最近の話題など情報交換もできました。
(橋本記)
【その他】見学(小石川植物園 植村冒険館)
小石川植物園(東京都文京区)
植村冒険館(東京都板橋区)
上:メタセコイア林 下:梅林にて
見学場所:小石川植物園(東京都文京区) 植村冒険館(東京都板橋区)
期日:2026年1月27日
参加者:L 橋本 SL相澤 大嶋 栗原 白根
行動記録
熊谷7:45=電車=茗荷谷駅9:10-徒歩-植物園、温室等見学9:30/11:30-徒歩-茗荷谷駅11:40=池袋駅ビルで昼食11:50/12:30=板橋駅12:40-徒歩-植村冒険館13:00-館内見学13:10/14:20-徒歩-板橋駅14:40=熊谷駅16:20
<天気晴れ>寒いが晴れてよい天気になった。混んだ通勤電車に乗り、池袋駅に着き、この駅で地下鉄丸の内線に乗り換えた。地下鉄駅も相当に混んでいる。乗って2駅目の茗荷谷駅で下車する。市街地を15分ほど歩いて、東大付属小石川植物園正門に着く。途中下り坂には播磨坂さくら並木があり、桜開花の時期は華やかだろう。入園料500円を払い、入園する。地形的には、丘陵地の上と下でできている。面積は16ha(約200m×800mの広さ)あり、創設は1684年、徳川幕府の設けた石川御薬園だという。東京の真ん中に、これほどの広い森林地が残されており、貴重である。樹木、草を見ながら下の段の道を西に進む。冬なので、木々は葉を落とし、草は枯れている。高さ15mあろうメタセコイア林が直幹を青い空に伸ばしている。ヘツカニガキなど余り目にしない木々が大木となって空に枝を伸ばしている。上を見上げるので首が痛くなる。途中には、丘陵地の下なので、幾つかの池が点在している。今は冬なので昆虫はいないが春~秋にはトンボなども飛び交うのではと思った。更に進むと、日本庭園があり、梅林がある。白い梅、紅梅が咲いている。植え替えしていないのか、かなりの古木のようだ。近くには花しょうぶ園があり、手入れをしている。その西には、池、松、ツツジ、庭石で造られた立派な日本庭園がうららかな陽射しを受けている。近くに赤い2階建ての大きな建物がある。旧東京医学校本館だという。
ここからは、小路をたどり、高さ20mほどの丘に登る。植物園の最西部で、常緑針葉樹(桧など)の森で樹高も高くその中は薄暗く、山奥の森の中という雰囲気だ。向きを変え、丘の上を東に向かう。明るい落葉樹の樹林になる。カイノキなど、栽培種が中心だ。その隣には、プラタナスの大木の林で、太さ80㎝高さ20mほどもある。薄茶、薄緑の樹皮が綺麗な模様を作っている。プラタナスには種類が3種類ほどあり、その説明板もある。屋外の薬草保存園を回るも、草は枯れている。
日本庭園
最後に温室に入る。入るとメガネが曇ってしまう。ここには、熱帯性、亜熱帯性の植物が栽培、展示されている。ラン科の植物は色鮮やかな花を付けている。葉や茎だけでなく、花も実も、色や形が日本にある植物と違う。花が色鮮やかなのは、虫媒花で、長い時間をかけて進化してきたのだろう。また、小笠原の植物があり、絶滅危惧種のラベルがあり、植物園が自然保護の役割を果たしている。
園内には、鳥も多く、ヒヨドリ、メジロなども飛び交っていた。甲高い音で鳴く鳥がいたので声の主を探すと、鮮やかな青緑色のインコが数羽高い木の上に止まっていた。放鳥したのか逃げたのか、温暖化と植物園のおかげで自然繁殖しているようだ。
植村の著作2冊(文春文庫)
池袋駅で昼食を摂った後、板橋駅まで移動し、そこから15分ほど歩いて、板橋区加賀スポーツセンターに着いた。その建物内の植村冒険館(無料)の見学をした。10年ほど前は、民家の1室が、冒険館だったが、現在はここの3階のフロアが冒険館となっていて、広くなり、展示が工夫され見やすくなっている。始めに、15分ほど植村直己の冒険のビデオを見る。その後、フロアの展示物を見学。植村は1970年、北米デナリに登頂し、世界で初めて、五大陸最高峰登頂に成功した。1970年にはエベレストに日本人として初めて登頂(松浦輝夫氏とともに)、犬橇による、グリーンランド、北極点到達など、その冒険は突出している。使ったそりなどの展示があり、植村の冒険に触れることができた。植村の著作「青春を山に賭けて」「エベレストを越えて」(文春文庫)を読むと、さらに、その冒険の様子を詳しく知ることができる。
(橋本記)
【ハイキング】日和田山(個人山行)
日和田山から武蔵横手へ周回 アルバム
山 域:埼玉県日高市:日和田山305m、高指山332ⅿ、物見山375.3m
期 日:2026年01月26日(月)
参 加:高橋仁 他4名
行 程:
日和田山登山口集合9:00→日和田山10:00→高指山10:30→物見山11:00/12:00→北向地蔵12:30→五常の滝13:00→横手武蔵駅13:30=高麗駅→日和田山登山口解散14:40
5G(ファイブジー:五人の爺)の月例山行。今月は日高市の日和田山、高指山、物見山に登り、北向地蔵を拝んで、五常の滝を見て武蔵横手駅へ下り、高麗駅まで電車を使って、日和田山登山口に戻るという周回コースだ。と書けば、ずいぶん長く歩いたようだが、大したことは無い・・・。でも、体のあちこちにほころびが出て来た5Gにはこれくらいが適度な山行か?
駐車場の入り口にある田部井淳子さんのモニュメントに挨拶して日和田山に向かおう。外気温マイナス3度でも、歩き始めるとすぐ体が温まる。今回は男坂に挑戦しよう。岩場の連続を登り切れば、金毘羅神社の鳥居に出た。金比羅様はヒマラヤのシェルパ族の聖なる山「クンビラ」(5,761ⅿ)からきていると、エベレスト街道でガイドに教わったのを思い出す。眼下には鳥居越しに巾着田が良く見える。遠くを見れば、丹沢の山並みの西に、今日もきれいな富士山が輝いている。少し登れば日和田山頂だ。北東に関東平野が広がり、筑波山、スカイツリー、西部ドームなどがはっきりわかる。
写真を取ったら次の高指山に向かおう。かつて、NTT無線中継所があった高指山の山頂はフェンスに囲まれて入れなかったけれど、今はアンテナは撤去され、フェンスの一部が取り払われて入れるようになっている。建物は残っているが隣に山頂標が建てられ、広場が出来ている。ここも富士山が左に丹沢山塊、右に奥多摩の山並みを従えて堂々としている。
しばらく舗装道路を歩いたら、駒高集落の手前から右の尾根を辿れば、ひと登りで物見山に着いた。ここは大した展望は無いが、斜面が伐採されて、明るい山頂が細長く広がっていて、気持ちの良いところだ。まず、少し北にある三角点を確認したら、ベンチのある山頂に戻ってランチタイムにしよう。ポツポツとハイカーが登ってきて、にぎやかでも無いが、寂しくも無い物見山でゆったりと時間を過ごしたら、予定にはなかったが、北向地蔵まで足を延ばしてみよう。
暖かそうな毛糸帽子をかぶった3体のお地蔵さん、ポクッ、ポクッ、と良い音がする木魚、ガラガラと鳴る釣鐘のある北向地蔵から、五常の滝へと下ろう。少し舗装がくたびれた道路を下って現れた五常の滝は、見物有料になって、柵で囲まれてしまっている。入口は閉まっていて、誰もいない。水量も少ないので、今は閉鎖しているようだ。そのままスルーして武蔵横手駅に直行だ。隣の高麗駅まで西部線に乗り、高麗駅から日和田山駐車場に歩けば、今日の山行が終了だ。 (高橋仁)
【ハイキング】高尾山・小仏城山(個人山行)
奥高尾の氷花(シモバシラ)を探して アルバム
目 的:奥高尾の氷花(シモバシラ)と富士の眺めを楽しむ
山 域:東京都八王子市、高尾山599.3m、小仏城山670m
期 日:2026年1月23日(金)
参 加:高橋仁、赤坂、他2名
行 程:快晴
熊谷6:00=東松山IC =高尾山IC=日影登山口車場7:45→435m作業道入り口8:35→稜線北側道→大垂水峠(看板)9:00→北側道シモバシラ探し→高尾山頂19:40/10:10→もみじ台→大垂水峠10:35→一丁平展望台11:00→小仏城山11:30/12:00→日影駐車場13:20=往路を戻る=熊谷15:40
高尾山の氷花(シモバシラ)を観に行こう。旧甲州街道を小仏峠の手前、日影の駐車場からキャンプ場を横目に、城山への林道を登る。途中の作業道からトラバースして稜線の大垂水峠に出る。ここから高尾山へと続く「氷花(シモバシラ)の道」がある。すぐに青白い花々が迎えてくれる。初めて見る「シモバシラ」にみんなの歓声が上がる。 この間の冷え込みで大きく成長した花が、右から左からと次々に現れるものだから、なかなか足が進まない。
いくら写真を撮っても「これでいい」とはならない・・・。 が、 ようやく高尾山頂への石段が現れたので、今度は富士山の絶景を観なくては・・・! ビジターセンターの脇で富士山を見ながら、コーヒータイムだ。平日の早い時間でも人は多い。富士山の左は丹沢の山並みが全部見える。大室山や蛭ヶ岳、大山が存在感を主張すれば、富士山の右には、三ッ峠山や南アルプスの白銀が輝いている。今日の快晴の空に感謝!感謝!
さてと、今度は小仏城山に向かおう。北側の「シモバシラの道」ではなく上の道を歩けば、陽射しも暖かい。時々きれいな富士山を眺めては、ゆったりと歩こう。一丁平の展望台で一息入れて、あと一登りすれば小仏城山に到着する。茶屋の両側にベンチがいっぱい並んでいる。今日は空いているが、二年前に、景信信山から小仏峠を経て来たときは、人込みの中を、みんなで座れる場所を探し回った記憶がよみがえる。南の富士山を見ながらランチタイムをゆっくりと過ごしたら、北側の都心の町並みを眺望してから、日影駐車場へと下山にしよう。
舗装の林道をゆるゆると下れば、午後の陽射しがほっこりと気持ちいい。眼下に東京都の町並みを見ながら谷あいに下れば、往路で使った作業道の入口がある。ここからは、来た道をテクテク歩いて日影駐車場に帰れば、今日の山行は終了だ。まだ13:20だが、おかげできれいな氷花を見ることが出来たことだし、早出、早帰りは山の基本と心得て、帰路に着こう。 (髙橋 仁)
【ハイキング】比企の山と城跡(個人山行)
比企の山と城跡巡り アルバム
山 域:埼玉県嵐山町:正山165m 大平山179m
期 日:2025年1月12日(月・休日)
参 加:高橋仁、赤坂、他5名
行 程:快晴
熊谷ドーム7:30=嵐山渓谷観光駐車場8:30→小倉城跡9:00/9:20→正山10:00→嵐山渓谷休憩舎11:00→大平山11:30/12:00→駐車場12:30=博物館(菅谷城跡)12:45/13:50=往路を戻る=熊谷14:40
嵐山渓谷観光駐車場から槻川に沿った道路を歩けば「小倉城跡入口」の案内がある。杉林の斜面を登り稜線を南に辿れば桝形虎口に出た。発掘調査の様子がわかる展示などがある。たかが山城の跡・・・と思っていたら、想像以上に広域にわたる城郭跡だ。 掘切や土塁、石垣などを見ながら、下の大福寺に下ろう。
次は正山(塩山)165mに登ろう。急斜面に付けられた踏み跡程度の道を手と足を使って登る。山頂は雑木とシノ竹を切り払った広場になっているが展望は無い。まばらな樹林の中を南側から北側へと回り込んで下るコースは、赤布が有ったり無かったり、作業道が交錯したりで判りにくい。ジオグラフィカで確認しながら嵐山渓谷に下る。
月川キャンプ場を覗いてから、冠水橋を渡り、休息舎(展望台)で休息したら、大平山179mに登ろう。木段が続く道を一登りすれば、山頂直下の展望地だ。関東平野から都心の眺望はなかなかだ。スカイツリーもよく見える。ここでゆっくりとランチにしよう。正山(塩山)は誰もいなかったが、こちらは結構ハイカーが多い。嵐山渓谷とセットで歩く人たちか?武蔵嵐山駅からのアプローチが近いのも人気なのかも?
さて、駐車場に下山したら、嵐山史跡の博物館・菅谷城跡を見学しよう。菅谷城は山城ではなく平城だが、堀を巡らし、掘った土で土塁を積んだ廓(くるわ)がいくつもある。13ヘクタールの広大な敷地で、博物館はその一角にある。
企画展「東山道と鎌倉街道」などを見学して、畠山重忠が居城したと伝えられる菅谷城跡を見学して、今日のハイキングは終了。風も止んで穏やかな一日を楽しめた。 (高橋仁)
【雪山ハイク】赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)
新年スノーハイクは赤城山 アルバム
山 域:赤城山(群馬県)・黒檜山1827.6m、駒ケ岳1685m
登山形態:積雪期登山
目 的:積雪の赤城山を楽しむ
日 程:2026年1月7日(水)
参 加:(8名)L高橋仁 SL木村 須藤 相澤 赤坂 駒崎 髙橋陽 渡部
行 程:曇りのち晴れ
熊谷駅南口7:00=駒ヶ岳登山口P9:30→黒檜山登山口9:50→黒檜山(昼食)12:10/12:50→駒ヶ岳13:50/14:05→下降点→駒ヶ岳登山口15:00=熊谷18:00
赤城道路の雪はほとんど解けている。大沼も全面には結氷していない。今年の積雪はまだ少なそうだ。赤城神社の先の黒檜山登山口駐車場は氷点下6℃。アイゼン、軽アイゼン、チェーンスパイクと、それぞれが用意した装備を付けて出発。雪は少ないが、岩の間で堅く締まっているので、思いのほか歩きやすい。猫岩を過ぎるころには体が温まってきて、汗ばむくらいだ。
予報通りの曇り空で展望は無いが、雲の上空はほの明るく、天気回復の予感がする。何組かに抜かれながら、ゆっくりと登って稜線分岐に着いた。そのまま山頂の先の展望地まで行こう。展望があるかはわからないが「待てば海路の日和あり」・・・風も静まって来たことだし、ゆっくりランチにしよう。
珈琲やカップ麺をすすっているうちに、面前の雲海のかなたに、雪の山脈が浮かび上がっては雲に消える、消えたかと思うとまた浮かび上がる。何とも不思議な光景が広がってきた。北から西に、谷川連峰、苗場から草津白根と、どれがどのピークと確定しにくいが、海のかなたに白銀の山稜が浮かんでいるような眺めに見入っていると、「こっちにも山が見える」の声に振り向けば、日光連山が雲間に浮かんでいる。頭上と周りは雲に包まれてはいるが、遠くの2000m級の山は雲の上に存在感を示しているようだ。
時折差し込む薄日は天気の回復を確実なものにしている。さて、駒ヶ岳に向かおう。駒は馬、今年の干支の山だ。オオタルミに向けて急な木段を下り、樹林の中を登り返せば駒の山頂だ。振り返れば、どっしりとした黒檜山と、今歩いてきた稜線が全部見渡せる。霧氷(樹氷)に飾られた木々は桜の花が咲いたかのように美しい。絶景を楽しんだら、下山開始だ。南面が崩れた稜線から笹原に下り、下降点から鉄階段を下ろう。雪が少ないので順調に下って、大洞駐車場に到着。
赤城神社の赤い橋の架替え工事が完成したので、渡り初めをして、初詣をしてから、登山口駐車場へ帰ろう。残っている車は我らの2台のみ。傾きかけた日差しの中を帰路に着くことにしよう。(高橋仁)
【ハイキング】荒船山(相沢コース)
荒船奥壁大氷柱と艫岩の眺め アルバム
山 域:群馬県下仁田町:荒船山1422m
期 日:2025年12月27日(土)
参 加:Ⅼ高橋仁 SL木村 花森 駒崎 瀬戸 高橋陽
行 程:晴れ
花園6:30=下仁田=三ツ瀬=相沢登山口(585m)8:20→氷柱分岐9:20→奥壁大氷柱9:45/10:00→分岐10:20→中ノ宮→相沢分岐→艫岩11:25➝奥宮石祠(小沢の手前:昼食)11:40/12:20→艫岩12:30→相沢分岐➝中ノ宮➝氷柱分岐13:30→登山口駐車場14:00=往路を戻る=川本16:00
今年の登り納めに、まだ歩いたことが無い相沢コースを登ろうと準備してたいたら、奥壁大氷柱の記事が目に留まった。氷結は2月頃かなと思うが、偵察をしておこう。相沢集落の最奥、荒船神社奥院の下の駐車場から杉の登山道に入る。気温は氷点下5℃
大氷柱入口の岩の間を下るところを見逃して、少し先から左に入れば、下の方に踏み跡が見える。これを辿って尾根を登れば奥壁の下をトラバースして大氷柱が見えて来た。この間の冷え込みで氷結が始まったらしい。期待してなかったご褒美に「ラッキー!!」
来た道を分岐まで戻って、艫岩を目指そう。中ノ宮の巨岩の下を抜けて杉植林を抜けると、落ち葉の積もった道は徐々に勾配がきつくなる。あんなに寒かったのに、今は汗が出てくる。けもの道を横目に見ながら尾根に出ると、神津牧場の上の物見山の大アンテナが見えて、さらに艫岩の絶壁が現れた。手すりの付いた階段を登り切れば荒船マウンテンテーブルに到着だ。まずは艫岩の眺望を楽しもう。正面に白く雪をかぶった浅間山。左に北アルプスから蓼科山まで。右に草津白根から谷川連峰まで白い山脈がきれいだ。
思い思いに写真を取ったら、艫岩は風が冷たいので窪地に移動してランチにしよう。小沢の手前に水神社石祠がある。ベンチになる倒木もあるのでここでゆっくりしよう。マップを見たら、この小沢が奥壁の上にあり、氷柱の源流となっているようだ。(訂正追記:源流はもう一本先の小沢でした) さて、山頂の経塚山をどうしようか?
爺(仁)は脊柱管狭窄症が悪化して足が重いので、「あとからゆっくりついていくから、皆さんはサッと登ってサッと降りてくればいいから」と提案するが、「経塚は展望も無いし、何度か登っているから、そこまでして登ることも・・・」と優しい言葉が返ってきた。今日は思いがけず氷柱も観られたし、経塚はカットでよしとするか?
ということでもう一度艫岩の眺望を眺めたら下山しよう。チェンスパや軽アイゼンを付けて、急坂をどんどん下れば、あっけなく登山口に着いた。時間があるので下仁田自然史館に寄ってみたが、「本日から年末年始休館」・・ということで道の駅しもにたに向かう。ここも目当ての「下仁田ネギ」は完売していた。そんなこんなで、川本到着はまだ明るい16時となった。
(高橋仁)
【ハイキング】鎌抜山(個人山行)
下仁田クリッペ(根なし山)の鎌抜山 アルバム
期 日:2025年12月15日(月)
山 域:群馬県下仁田町:鎌抜山752m
参 加:高橋仁 他4名
行 程:晴れ、風あり
下仁田町ホタル山公園駐車場集合8:00→吉崎バイパス→千沢集落→林道入口8:50→作業道入り口(登山口)9:40→稜線→581mピーク10:20→鎌抜山752m11:30→725m鞍部(昼食)11:50/12:50→581mピーク13:35→登山口14:00→林道14:20→公園駐車場15:00→道の駅しもにた(解散)15:30
上信道を下仁田に向かう車窓から見た榛名山は、白く雪化粧している。昨日の総会記念ハイク(雨で掃部ヶ岳を中止)では、まったく雪が無かったから昨夜から今朝に降った新雪だろう。ほたる公園の駐車場はまだ新しく、ヘリポートを兼ねて作られている。ここから四ッ又山、鹿岳、遠くに浅間山、妙義山、大桁山と鍬柄岳などが見渡せる。この上のキャンプ場は御嶽山の登山口でもある。
11月10日の小沢岳の帰りに、下仁田自然館で、下仁田クリッペ(根なし山)の事を学習した5G(五爺)。 おさらいをすれば、
クリッペは、衝上断層によって押し出された岩体が浸食によって孤立した地形を指します。これは、古い地層が新しい地層に覆われることによって形成されることがあります。下仁田町役場から南に見える山々は、下図のオレンジに塗られた山頂部が下の地層と違っていて、大地の運動によって移動してきたと考えられています。このような現象で出来た山々をクリッペ(根なし山)といいます。山頂部の地層がどこから移動してきたのか、まだわかっていません。(大陸東縁?)
今回はHさんの計画に基づいて、四ッ又山、大崩山、御嶽山、大山、鎌抜山、富士山などのクリッペの中から、鎌抜山に登ることになった。今日のコースからは、これらの根なし山を全部眺めることが出来る。
ほたるバイパスから千沢地区へ入り、林道から大雨で崩落した作業道へと分け入り、沢を詰めて稜線に登る。富士山453mから岩山555mを経て鎌抜山752mへと続く稜線に出れば、心もとない踏み跡がある。581mピークあたりから、小沢岳の突峰、クリッペの大山、遠くに稲含山などが見え隠れしてくる。地理院地図からは読み取れない小さなピークや支尾根があって、滑りやすい急登のアップダウンや、ルートファインデングを強いられる。稜線の左側は急峻な崖になっていて、気を抜けない。
「稜線に出れば、鎌抜山までは踏み跡を辿って楽勝」かと思ったら、まったく期待外れだったけれど、それはそれで、なかなか面白い山行になった。やせた稜線はまさに鎌の刃を思わせる山容で、「鎌抜山」のネーミングに納得した。山頂は三角点も見つからず、山頂標も何も無い。樹間越しに前橋、渋川の町並みと赤城山が望めるが、大した展望でも無く、東から吹き付ける風が冷たいので、少し戻った鞍部でランチタイムにしよう。
気が付けば1時間もゆっくりしたので、腰を上げて下山にしよう。支尾根に迷い込まない様に確認をしながら、滑る激下りを慎重に戻ろう。荒れた仕事道、林道、千沢集落を抜けて、ホタル公園に戻った5Gメンバーの顔には少しばかり疲労の色と、充足感がにじんでいた。
(高橋仁)
【ハイキング番外編】榛名山
掃部ヶ岳(中止)・榛名神社 伊香保温泉 水沢うどん
期 日:2025年12月14日(日)
山 域:榛名山掃部ヶ岳(中止)→榛名神社
参 加:(12名)高橋仁、木村、橋本、白根、須藤、鹿島、豊島、駒崎、 赤坂、瀬戸、高橋陽、福井
行 程:(雨のち晴れ、山頂はガス)
川本7:00=水沢観音=榛名公園ビジターセンター9:20/9:50=榛名神社10:00/11:20=伊香保温泉11:50/13:00=水沢うどん13:15/14:10=川本15:20
2025年総会記念ハイクは、榛名山の相馬山を予定していたが、予報では、前夜から前線が通過して雪が降るという見通しなので、相馬山の鉄ハシゴを大人数で上り下りするのは避けて、掃部ヶ岳に予定変更した。さらに正午からの天気回復との予報にあわせて、ビジターセンターの展示室で、榛名山の成り立ち、地質、植物、動物などの学習をして、雨のやむのを待ってから登山開始して、山頂でランチをなどと、もくろんでいたのだが・・・
しかし、濃いガスはなかなか晴れず、展望は期待できないし、濡れを覚悟しなければならない。みなさんのモチベーションは下がりっぱなしだ。さらに追い打ちをかけたⅤセンター職員のひとこと「今日の登山はよした方がいいですよ」が決定打になってしまった。全員の総意で、山行は中止して、榛名神社を参詣して、伊香保温泉で温まって、水沢うどんを食べて帰ることになってしまった。
榛名神社は以前からの修復工事がまだ完了していないが、参詣は大丈夫。石の階段を、神社と大杉と巨大岩峰を眺めながら登って行く。 「神社の裏手にそびえる巨大な岩峰群は、まさにセンターで学習した『火山岩脈』だろう」などと言いながら参詣を終わるころには、すっかり体が冷えてしまった。
お腹もすいてきたが、まず伊香保温泉で温まろう。石段の湯に、と思ったが、駐車場がほぼ満車状態なので、見切りをつけて、下のグランドホテル黄金の湯に変更しよう。駐車場は広いので余裕だし、温泉はほとんど我らの貸し切り状態でゆっくりと温まれた。外に出ると青空が広がり、明るい陽射しが眩しいくらい!気象予報は当たったみたい!・・・でも 榛名山の山頂にはまだ、ガスがかかっている。
さてと、水沢うどんはどこの店にしようか? Sさんの押しで「 創業天正十年の水沢うどんの元祖」という、田丸屋にしよう。天正十年というと西暦1582年だから、織田信長や羽柴秀吉の時代ということになるな~。めいめいにうどんを頼んで、お腹を満たしたら本日のハイキング番外編は終了して、解散! (高橋仁)
【ハイキング】破風山(個人山行)
いにしえの巡礼道から破風山を周回 アルバム
山 域:埼玉県皆野町:破風山627m
期 日:2025年12月7日(日)
参 加:高橋仁、赤坂、他4名
行 程:快晴
熊谷ドーム6:30=道の駅かわもと7:00=皆野町登山口駐車場8:00→水潜寺8:30→札立峠9:30/9:10→破風山10:00/10:35→風戸11:40→駐車場12:00=道の駅みなの(レストハウスで昼食)12:30/13:30=寄居町雀宮公園13:50/14:20=熊谷15:00
満願の湯の先の町営駐車場に車を置き、日の沢に沿った県道を歩いて水潜寺を目指そう。日陰は寒いので、なるべく日なたを選んで歩こう。札所結願寺の水潜寺は未だ閉まっているのでスルーして沢道を登ろう。古からの巡礼道は、微妙な勾配で歩きやすい。時々熊笛を吹けば、杉林の沢筋によく響き渡る。
体が温まったころには札立峠に到着だ。34番菊水寺へと下る道と大前山から破風山への稜線が交差する十字路だ。往時の賑わいは無く、ひっそりとした峠には小さな観音像がたたずんでいる。日が差し込んで明るくなった稜線を辿って破風山頂へ登ろう。少しかすんでいるが、日光の山並みから、城峰、二子、両神、奥秩父、熊倉、武甲と見渡せる。さらに芦ヶ久保二子、甲仁田、武川、丸山、堂平、笠、登谷、釜伏と続き、手前にはどっしりと蓑山が構えている。破風山は626mの低山ながら、立派な展望だ。
少しゆっくりしたら下山してランチにしよう。猿岩では、物静かに西方を見つめる猿の横顔を眺めたら、高橋沢や山靴の道(皆野アルプス)を分けながら風戸集落に下る。イノシシと鹿対策の金網やブリキ板で囲った畑が何とも痛々しい。地下で断層ができるときに、こすれて鏡面状になった岩が露頭に現れたのを見て、舗装道路を下れば駐車場に到着。道の駅みなのでランチにしよう。その後は寄居の雀宮公園で紅葉を愛でて帰ろう。氷が張るような寒い朝もいつの間にか、小春日和の陽だまりハイクとのんびりドライブとなった。(高橋仁)
【ハイキング】浅間隠山(個人山行)
落ち葉を踏んで 陽だまり山行 アルバム
山 域:群馬県高崎市・東吾妻町:浅間隠山1756.6m
期 日:2025年11月21日(金)
参 加:高橋 仁、赤坂、他一名
行 程:晴れ
熊谷ドーム6:00=17号=高崎=倉渕町川浦=二度上峠展望台8:30/8:40=登山口駐車場9:00=浅間隠山10:45/11:11:35→駐車場13:00=はまゆう山荘(入浴)13:30/14:10=往路を戻る=熊谷16:50
合併で倉渕村を吸収した高崎市は長野県堺まで領地を拡げた。その国境にある二度上峠の展望台に立てば、浅間山が山裾から山頂まで丸ごと見渡せる。三日前の雪はほとんど消えてしまったが、山頂から弧を描きながら流れる雪と山肌のラインは、いつも見る南からの眺めとは一味違う美しさがある。
今日は、登る前から眺望を楽しんでしまったが、登山口の駐車場に戻って、改めて登山開始だ。沢沿いの道を詰めて、稜線に乗れば、平たんな道をゆったりと歩く。明るい笹原はやがてつづら折りの登りとなり、1538ピークを越えると急登へと変わる。急斜面に踏み跡がばらけて、みんなが気ままに歩いたような幾筋もの道が出来ている。こちらも気ままに、歩きやすい踏み跡をチョイスして登ろう。わらび平への分岐(南峰)を左折して一気に山頂に辿り着いた。
角落山、剣ヶ峰、鼻曲山、浅間山、湯ノ丸高原の山々、遠くには八ヶ岳、奥秩父が、その奥には富士山が頭を出している。振り返れば榛名山、その奥に赤城山が、武尊山の雪も消えたようだが、さすがに谷川連峰はたっぷりの雪で輝いている。しばし眺望を楽しんだら、早めのランチにしよう。山頂は、我ら3人と単独男性1人、2人の男女の6人だけ。パン、コーヒーとカップ麺をゆっくりと食べているうち、上空に大きな白い雲がふんわりと浮かび、ぽかぽか日向とひんやり日陰を交互に作る。
おとといの赤城・鈴ヶ岳に次いで、今日も小春日和の陽だまりハイクとなった。ピンクの実をつけたマユミの木を眺めながら、そろりと下山開始としよう。樹間の景色を楽しみながら、あっけなく登山口に到着。途中の「はまゆう山荘」の含鉄泉に浸かって帰ろう。 (高橋仁)
【ピークハント】陣馬山
山頂に 白馬 佇む陣馬山
山域山名:神奈川県・東京都境 陣馬山(855m)
期日:2025年11月16日(日)
参加者:L橋本 須藤 福井 赤坂 鹿島
上:陣馬山山頂 下:陣馬の像
行動記録:熊谷駅南口6:30=関越道・中央道、相模湖IC=春日神社近くP7:50/8:05-栃尾尾根-陣馬山山頂10:30/11:10-一ノ尾尾根-駐車場13:00=(往路を帰る)=熊谷15:00
<天気晴れ>八王子JCでは少し、混んでいたものの、順調に相模湖ICを下りる。駅近くでは、何人ものハイキング客が山の方向に向かって歩いて行く。沢沿いを走って10分ほどで、登山口の駐車場に着くが、一杯なので、公衆トイレ脇の空きスペースに停める。身支度をして、まずは車道を栃谷川沿いに栃谷の集落に向かって歩く。秋が深まってきて、紅葉が進んでいる。栃谷の集落を抜けて栃尾尾根の山道に入るので、曲がり角を注意して進むと、丁寧な「陣馬山入口」の小さな表示板があり、ここから斜度のある集落内の車道を右、左と曲がりながら登っていく。民家がちらほらとあり、キクやバラなどが植えてあり、見ながら歩く。また、黄色の柚子が実り、秋の深まりを感じる。野原には、ノコンギクが色鮮やかに咲いている。途中で宿泊もできそうな立派な栃谷園地休憩所による。民家の脇を山道に入る。急坂で、歩くのもゆっくりとなる。標高が高くなり、南側の景色が広がる。秋にしては湿度が多いのか、もやが、かかっているが、冠雪の富士山がうっすらと見えた。15分ほどで尾根に着く。ここからは東北方向の陣馬山に向かって尾根を進む。落葉のある緩い山道では、おしゃべりしながら、坂がきつくなると呼吸優先で歩く。尾根だが、杉・檜の人工林か、コナラを中心とした雑木林の中の山道で、遠くの景色は林越しだ。足元には、地味だが、コウヤボウキ、カシワバハグマなどが生えている。クロモジは黄葉が進んでいる。雨が降らないので目立たないが苔も生えている。林の下草、灌木が生えているので、鹿があまりいないようだ。頂上近くになると、下ってくる登山者、追い抜く登山者がやや増える。斜度のきつい尾根を2か所ほど登り切り、落葉、紅葉した林、ススキなどの草の生えている尾根に出る。そこからは直ぐに陣馬山頂上で一気に見晴らしがよくなった。写真で見た白い馬が立っていた。登山者が一気に増え、ベンチなどで寛いでいる。西には、八王子方面の市街地が見え、北、西北には生藤山や奥秩父の山々、南に丹沢の山々が見える。南西には、富士山が見えるはずだが、白い雲で見えない。東方以外は、山々が連なっている。周辺にはススキが穂を立て、穂が動くことも無い。
上:明るい雑木林に心安らぐ 下:山頂付近にススキの草原が広がる
時間が早いが、空いているベンチで、昼食をとる。風も無く、雲が多いが穏やかなてんきでおしゃべりを楽しむ。
下山路は登りで使った栃尾尾根の西北にある一ノ尾尾根を下る。このルートは急な坂が無いせいか、登山者が多く、登ってくる登山者、下る登山者が多かった。栃尾尾根と同様に林が多いが、雑木林内では、紅葉が進み、明るくなり紅葉、黄葉を楽しめた。道には、もう落葉が絨毯のように積もっている。午前よりも晴れてきて明るい陽射しが道まで差し込む。山から車道になるがかなりの急斜面で左右にカーブしている。3か所ほど小さい無人直売所があり、柚子、エンドウ、豆などが置いてある。安いので買い求める。
往きの道に出会い、予定の時間に駐車場に着いた。天気に恵まれ、紅葉が楽しめ、あまりきつくない登山で、楽しい登山になった。
(橋本記)
【ハイキング】鈴ヶ岳渋川ルート
初冬の赤城・鈴ヶ岳は粉雪の花盛り アルバム
山 域:群馬県渋川市:鈴ヶ岳1564.7m
期 日:2025年11月19日(水)
参 加:高橋仁 高橋武 髙橋陽 須藤
行 程:晴れ
別府沼駐車場6:30=R17バイパス=旧赤城キャンプ場=登山口8:15
➝南ルート→石碑9:20→大ダオ10:14→山頂11:00/11:40→大ダオ12:30→北ルート→登山口14:00=道の駅=ふじみ=別府沼公園16:00
かなり前から気になっていた、赤城・鈴ヶ岳の渋川ルートで歩いてみよう。前日からの寒波到来で、厳しい冷え込みと10mの強風という予報だったが、さほどの風も無く、日差しもだんだん暖かくなってきた。積もる落ち葉はうっすらと粉雪がかぶさって朝日に輝いている。落葉で埋もれた道を、赤布の目印を追って歩くうちに体も温まってきた。ふと足元を見れば、クマに破壊されて道端に落ちた看板のアクリルカバーに粉雪がまぶされて、ガラスのショーウインドゥみたいだ。
うっすらと汗ばむ頃に清滝観音の石碑分岐に着いたので、一息入れよう。見上げる鈴ヶ岳の山頂は木々が白く輝いている。霧氷かと思ったが昨夜の粉雪のデコレーションだった。沢沿いに急登を詰めて大ダオに登れば、新坂平(白樺牧場)からの登山道と交わり、山頂までの岩ルートの登りだ。ロープの付いた岩場を3か所も登れば、鍋割山、荒山、地蔵岳、黒檜山が望める岩のテラスがある。地蔵や黒檜の北稜は樹林がパウダースノーで飾られて、まるで桜の花が満開になったように綺麗だ。
あまり広くない山頂は、岩と三つの山神石碑で陣取られて、つつじの低灌木で眺望が無い。樹林越しに上越国境の谷川連峰の雪山が見えるが、山座同定はイマイチ定かでない。今日の鈴ヶ岳は我ら4人の貸し切り桟敷席なので、ゆっくりとランチを楽しんでから下山開始。落ち葉と岩と木の根に滑らない様に慎重に下ろう。
大ダオからは北ルートに下ろう。沢沿いの急坂は、霜柱と石ころの上に落ち葉と雪が乗って、歩きにくい。ここも慎重に下って、林道に出た。カラマツの落ち葉が積もった林道をテクテクと歩いて車を置いた登山口に到着。最初は寒かったが、最後は小春日和の陽だまり山行みたいな穏やかな締めくくりとなった。道の駅ふじみで土産をゲットして帰ろう。
(高橋仁)
【ハイキング】西上州・小沢岳 (個人山行)
5G・西上州のマッターホルンへ アルバム
山 域:群馬県下仁田町:小沢岳1089m
期 日:2025年11月10(火)
参 加:高橋仁、他4名
行 程:晴れ
道の駅しもにた8:00=小沢岳登山者駐車場8:30→椚峠(登山口)9:00→小沢岳10:25/12:10→椚峠13:00→駐車場13:20=下仁田自然史館14:00/14:50=道の駅下仁田(解散)15:00
脊柱管狭窄症(間欠性跛行)で一人、低体温症と低温やけどで一人と二人がリタイヤしていた5G(ファイブジー=5人の爺)が4か月ぶりにそろって山に登れることになった。目指すは西上州のマッターホルンと称される小沢岳へ。
道の駅下仁田に集合した5Gは、七久保の登山者用駐車場に着いた。かつては登山口の椚(くぬぎ)峠まで林道があったけれど、度重なるがけ崩れと大水で道路が崩壊したりで、クルマは入れない。30分ほど歩いて椚峠に到着。天気は先ず先ずだが、風が冷たい。
登山道と並行する林道に間違えて入ってしまったので、途中から登山道に乗り換える。東北から東にかけて稲含山から白髭岩(原三角点)の稜線が見え、山腹の紅葉がきれいだ。小ピークをいくつか超えて、前衛峰を超えれば、あと一登りで小沢岳山頂だ。
杉植林帯が終わり、つつじの紅葉に変わると展望が開けて、西側から雪をかぶった南八ヶ岳から蓼科山、北アルプス、手前には御座山から西上州の山々、荒船山、北側へは浅間山、妙義山、その遠くに信越国境から上越国境の雪山が白く光っている。180度広がる展望を楽しんだら、ランチタイムをゆっくりと取ろう。
コーヒーを楽しみ、ミニカップ麺、5Gの持ち寄った差し入れや、11月生まれのFさんのお祝いのミニケーキ菓子などを頂いているうち、1時間があっという間に過ぎてしまった。そろそろ下山しよう。あっけないほど順調に椚峠について、荒れ果てた林道を七久保の駐車場にと下る。
途中の青倉の「下仁田町自然史館」を見学して行こう。旧青倉小学校の校舎を利用した下仁田ジオパークの拠点展示施設は、各教室が展示室になっていて、豊富な展示は短時間では回り切れない。入館料200円はお得だ。グラウンドの駐車場に戻ると正面に、山頂を鋭く突きあげた 小沢岳が存在感たっぷりにこちらを見下ろしている。今日の山行の締めくくりだ。
(高橋仁)
【ハイキング】横根山・井戸湿原(個人山行)
前日光・横根山と井戸湿原 アルバム
期 日:2025年10月8(水)
山 域:栃木県鹿沼市:横根山1373m、井戸湿原
参 加:高橋仁、赤坂、他3名
行 程:曇りから晴れ
熊谷ドーム6:00=別府沼6:20=大間々=足尾=ハイランドロッジ駐車場9:00/9:10→横根山9:30→井戸湿原10:20→五段の滝10:30/10:40→井戸湿原(昼食)11:10/11:40→象の鼻12:10/12:25→駐車場13:00=往路を戻る=熊谷17:20
ハイランドロッジの駐車場には宇都宮ナンバーの車が1台だけ。意外にも静かな山だ。予報に反して空が晴れて来た。西を望めば袈裟丸連山と皇海山がきれいだ。牛がのんびりと草を食んでいる牧場の柵に沿って横根山に登ろう。刈払われた登山道脇は、様々なコケに覆われて瑞々しく輝いている。牛やシカの糞を踏みつけない様に足元にも気を配って歩かなくては・・・
横根山はツツジの花の時季でもないので、どうということはないのだが、センブリの花がふた株、み株咲いている。まだ開ききってない蕾がびっしりと着いた株もある。井戸湿原に下ろう。苔の岩や落ち葉の木段に滑らない様にゆっくり、ゆっくり!ツツジのトンネルを抜ければ、明るく開けた井戸湿原だ。ベンチや東屋があるが、スルーして五段の滝に向かおう。草モミジを横目に見ながら平坦な道を行き、水音が聞こえ、下りになれば五段の滝だ。さして迫力のある滝でもないが、大きな岩を乗り越えて滝の下に行けば、ダイモンジ草がきれいに咲いている。
南側を周回して井戸湿原に戻ろう。鹿よけのネットが巡らされて、何度もゲートを開け閉めして通る。湿原を渡る木道が広くなっているところで、ランチタイムにしよう。広葉樹の紅葉はまだこれからだが、明るい陽射しと青い空の下で、草モミジを眺めてコーヒーを入れる。何とも贅沢な時間が流れる。我々の後から入山したらしい、幾組かのハイカーが通り抜けていく。
ランチを済ませたら「象の鼻」に登ろう。樹林の中の木段をゆるゆる登って、目の前に赤城山、袈裟丸、皇海と、雲に隠れてきたが奥白根、男体、女峰などが現れる。展望台でしばし山座同定を楽しもう。この広場の左端の大岩が、裏から見ると象の頭と耳と鼻に似ていて、象がしゃがんで、赤城から日光の山々を眺めているように見えるので「象の鼻」と呼ばれているらしい。
ロッジに戻ったら、ついでに古峰神社に寄って「古峰園」を見て帰る予定が・・・・ガソリンを入れ忘れて来たことに気付いた!途中に給油所も無い。エンストの危険が迫る!これでは古峰神社などに寄ってはいられない。粕尾峠からの下りをエンジンブレーキで燃料カットしながらゆっくり下り、足尾町の給油所まで漕ぎつけることが出来た。あとは道の駅「くろほねやまびこ」で恒例のソフトクリームを頂いて帰路に着く。 (高橋仁)
【ハイキング】鐘撞堂山・陣見山(個人山行)
鐘撞堂山から陣見山往復 アルバム
期日:2025年9月22日(月)
山域:埼玉県深谷市美里町寄居町:鐘撞堂山、陣見山
参加:高橋仁、他2名
行程:ホタルの里公園8:35→谷津池8:45→鐘撞堂山9:30→円良田特産センター10:25→南コース→虎が丘城跡11:00/11:20→大槻峠11:45→陣見山12:45/14:10→大槻峠14:50→虎が岡城跡15:20/15:30→東コース→円良田特産センター16:00→鐘撞堂山北コース→谷津池17:10→ホタル公園17:15
深谷市(旧花園町)のホタル公園駐車場からスタート。谷津池から八幡コースに入る。最近、「物好きな人」が切り開いた、トラバースショートカットの「新道」を辿ってみる。今日の長丁場を考慮して足・腰の温存のため・・・。鐘撞堂山はいつ来ても、地元のハイカーが何人かいる山で、今日もHさんの顔見知りが陣取っている。奥武蔵や浅間方面の山を眺めたら、先へと進もう。北コースから円良田物産センターへ下山する。途中に子供の頭くらいの白いボール型のきのこが出ている。名前は知らないが面白いきのこだ。(アルバムに写真) 物産センターから虎が岡城跡へは南コースを登ろう。途中にカタクリの保護群落地があったが、今は斜面崩落で無くなっているらしい。大きな東屋がある城跡は誰もいない。眺望も無いがしばらく休憩する。城跡の面影を残す切堀(空堀)を二つ超えて大下りすれば大槻峠だ。すぐ左を林道が走っていて、馬頭観音と如意輪観音の石碑がある。ここから一登りしたところに「埋設型の四等三角点」(点名は大槻峠、標高368.4m)がある。
急坂を二登りして林道に降りれば目の前に、植林が伐採されて明るく開けた斜面が広がり、テレビ埼玉などのアンテナ塔が立つ陣馬山山頂が現れる。以前来た時は、薄暗い植林の中をアンテナ塔が占拠して、休憩する気にもならなかった山頂だったが、様変わりしているではないか!今日の最終地点の陣馬山頂で、東にひろがる関東平野を眺めながらランチタイムにしよう。……気が付けば、1時間半も経っていた。暗くなる前に鐘撞堂山を登り返してホタル公園に戻るにはチョット忙しくなったかな?大槻峠まで急下降したら、急上昇して虎が岡城跡まで戻る。ここからは東コースで、特産センターに下ろう。南より階段が少ないので膝に優しいコースだから・・・。
特産センターから鐘撞堂山に登り返し。山頂まで行かずに、北コースに入り「物好きな人」がこちらにも切り開いた「新道」を使って谷津池に下る。(ほんとは深谷市が立ち入り禁止措置をしているし、迷路のように枝分かれしているので、皆さんは入りこまない様に!) あとはホタル公園に降りて長い行程が終了した。日没17:45分までに30分の余裕を残して・・・ 高橋仁
【ハイキング】榛名山(個人山行)
臥牛山・相馬山・蛇ヶ岳を巡る アルバム
期日:2025年9月19日(金)
山域:群馬県渋川市:榛名山(臥牛山1232ⅿ、相馬山1411ⅿ、蛇ヶ岳1229ⅿ)
参加:高橋仁、赤坂、他3人(計5人)
行程:熊谷6:00=花園=駒寄=水沢観音=ヤセオネ峠駐車場8:00/8:30→臥牛山9:00→ヤセオネ9:30→相馬山10:40/11:30→ヤセオネ12:30=蛇ヶ岳登山口12:35→蛇ヶ岳13:00→登山口13:20=ビジターセンター13:30/14:20=往路を戻る=熊谷16:50
雨が残る榛名山に向かう。「ずっと雨だったら、伊香保温泉でお茶を濁そうか?」などと言いながらヤセオネ峠についたが、まだ雨が降っている。秋雨前線は通過したから晴れなくても雨は上がるはずだ。車で榛名湖を巡って30分の時間稼ぎをしよう。ヤセオネ峠に戻り、霧の中を臥牛山(ネウシヤマ)に登る。山頂からの榛名富士・蛇ヶ岳・烏帽子ヶ岳のコラボビューは残念ながら霧の中。
ヤセオネ峠に戻り、相馬山に向かおう。道端に花火のよう白い花を付けたつる草が咲いている。「ボタンツル」と言うみたいだ。大鳥居を潜り、広い道を行けば、スルス岩からの道と合流する。ここで一息!にぎやかな小学生の団体がぞろぞろと追い越してスルス峠に向かっていく。道は急登になり、クサリ、鉄ハシゴが次々と・・・。
雨の後はきのこたちがいっぱい出ている。山頂が近くなり、緩い登りから黒髪神社に到着だ。カギもかかっていない神社の中は、ゴザが敷いてあり、休憩ができるほど広い。遠くの山は見えないが、麓の相馬ヶ原のあたりが明るく広がっている。ここで早めのランチをゆっくりと・・・。しだいに空が明るくなり、樹間から榛名富士や烏帽子ヶ岳が見え隠れする。鉄ハシゴを慎重に下り、来た道をヤセオネ峠に戻る。
車で移動して、今年の干支にちなんだ蛇ヶ岳(ジャガタケ)に登ろう。笹の中の急登を登れば一息で山頂に着くが、樹林で眺望はまるで無し。ピークハントをしただけ・・? 即、下山して榛名湖畔のビジターセンターの庭で二度目のランチタイムを楽しみ、資料館を見学しよう。榛名山はもともとは富士山の様な形のコニーデ型火山だったが、大噴火で山頂部が吹き飛ばされた後、何度もの噴火・陥没を経て今の形になったそうだ。30個くらいのピークがあるというが、今回で半分の15個位は登ったかな? 高橋仁
【沢登り】白毛門沢
白毛門沢沢登り記録 アルバム
山 域 谷川山系白毛門沢
山行形態 沢登り
日 程 2025年8月17日(日)
参 加 者 L橋本、浅見、駒崎(計3名)
行動記録 川本5:00=土合、東黒沢出合P7:25~白毛門沢出合8:30~白毛門山頂16:40/17:10~
松の木沢の頭18:05~東黒沢出合P20:50=川本23:00
災害級の猛暑が続く中、涼を求めて白毛門沢にやってきた。天候は安定した晴れ。雪に磨かれた白い岩の上を流れる水、両側の斜面を埋め尽くす木々の緑、見上げる稜線の向こうには真っ青な空。この景色の中に身を置く幸せを感じながら歩く。
土合駅の先で湯檜曽川は3本に分かれる。北に向かう本流と西黒沢と東黒沢だ。白毛門沢は東黒沢の支流で白毛門山頂に直接突き上げる南向きの沢だ。東黒沢出合の駐車場(680m)に7時前に到着。はじめから沢装備で出発。華化の滝は最上部を左から巻く。約1時間で白毛門沢の出合(830m)に着く。
ここから沢は狭まり傾斜も増す。いくつかの小滝を超えていく。このあたりで浅見がアブに刺され薬品セットの中のポイズンリムーバーと塗り薬のお世話になる。おかげであまり腫れないですんだ。フエルト靴のフリクションギリギリで登っていくが大きめの滝は左右の灌木帯を巻く。大滝「タラタラノセン」は左側を大高巻きとなる。豪雪地帯の木は雪の重みのためか根本が斜面の下方向に曲がっているので、手掛かりとしてはありがたいが、横方向にまたぐのに難儀する。沢の真ん中に立ちふさがるような大岩(1140m)の下で沢に戻る。大岩の左右に水流がある。このあたりから沢が広がり傾斜も緩み、目指す山頂とその左側にジジ岩ババ岩と呼ばれる特徴的な岩峰が見えるようになる。見上げる沢はジジ岩の右側を山頂までほとんど真っ直ぐに続いている。やがて水流も減り樹木も低くなり草原の中の岩の斜面となる。クガイソウ、キンコウカ、オタカラコウ、ニッコウキスゲ、ワレモコウなどに励まされて急斜面を登る。視界が開けると白毛門山頂(1720m)だった。時間がかかり苦労したが美しいラインで山頂に登った充実感があった。西側には一の倉沢、マチガ沢の岩壁が見えるが谷川岳の稜線は雲がかかって見えない。南側の下山路上にある松の木沢の頭の付近にヘリコプターがホバリングしている。何度か近づき日没前の僅かなチャンスを活して救助に成功したようだ。
山頂で靴を履き替えて下山を開始。途中で暗くなり、ヘッドライトをつけて急坂を下る。視界が狭い中で木の根に足を取られないように気をつけて歩く。標高が下がって蒸し暑く汗が噴き出す。駐車場についたのは午後9時近くなってしまった。今回も上信越の沢の厳しさを思い知らされたが、充実した沢登りだった。(浅見記)
【ハイキング】赤城・鍋割山(個人山行)
鍋割山ゆったりハイキング アルバム
山 域:群馬県前橋市:鍋割山1332m
期 日:2025年08月18日(月)
参 加:高橋仁、赤坂、他5名 計7名
行 程:熊谷ドーム6:00=赤城道路=姫百合駐車場8:00→荒山高原9:00→鍋割山10:00/10:30→荒山高原11:20/12:00→駐車場12:50=往路を戻る=熊谷16:00
赤城道路を登るにつれて外気温は下がり、標高1000mの姫百合駐車場は23度だった。少し湿気があるが、荒山高原への道はヒノキやカラマツの中なので涼しい。岩と木段の道と、腐葉土のなだらかな道と、岩の間を縫うような道がかわるがわる出てくるが、終始ゆっくりとした歩みで登る。登山道わきに植えられていたレンゲショウマは、消えてしまったのか全く見当たらない。風穴で一息入れたら、すぐに荒山高原に到着だ。荒山と鍋割山の鞍部は、春にはツツジの花で埋め尽くされるが、今は殺風景だ。でも芝の広場が明るくて気持ちがいい。
樹林の中の山腹を少し登れば、稜線に出て展望が開ける。振り返れば大きく尾根を拡げる荒山と左奥にはアンテナ頭の地蔵岳がそびえる。右には釣鐘のように突き出た鈴ヶ岳が。遠方には武尊から谷川連峰まで、さらに草津白根方面まで眺望が広がる。残念ながら湿った空気で霞んでいるのが惜しい。火起こし山、竈山とゆる~いアップダウンを繰り返せば鍋割山頂だ。「火を起こし、竈にくべたら鍋が割れた」とは何ともユーモラスなネーミングではないか? 山頂の先には、榛名山、その遠方に浅間山が見える。南面には前橋市街が広がって、のっぽビルの群馬県庁が良くわかる。
登山道で行き交う人は結構いるが、スタート時間がずれていて、山頂は誰もいなくなって貸し切り状態だ。ランチには早いので、水分とエネルギ補給でブレィクタイムだ。木陰は風も抜けて涼しいので、ポットのお湯でコーヒータイムと行こう。さてと、そろそろ荒山高原に引き返して、本格ランチにしよう。子供連れの集団とすれ違って荒山高原に降りると、ここも貸し切り状態。木陰に陣取ってランチを楽しもう。
ガーデニング、畑、家庭料理から世界情勢、政治の話まで果てしなく広がるおしゃべりは尽きることも無いが、そろそろ・・・と腰を上げる。岩と木の根と、木段と腐葉土の道を淡々と下れば、姫百合駐車場。あとは、赤城山麓のトウモロコシなどを買って帰ろう。 高橋仁
【ハイキング】戦場ヶ原に涼を求めて(個人山行)
別天地の涼しさ満喫・戦場ヶ原散策 アルバム
山域:栃木県日光市:戦場ヶ原~小田代ヶ原 (1350m~1430m)
期日:2025年08月08日(金)
参加:高橋仁、赤坂、他5名
行程;熊谷6:00=大間々=竜頭の滝上駐車場9:30→石楠花橋9:45/9:55→赤沼分岐10:10→青木橋10:50/11:10→泉門池→小滝11:45/11:55→泉門池12:15/13:00→小田代原ゲート分岐→石楠花橋14:15→小田代原バス停手前15:00→石楠花橋15:35→駐車場16:00=往路を戻る=熊谷19:30
足尾道路から中禅寺湖へと登るにつれ気温は下がり、竜頭の滝上の駐車場は24度。湯川に沿って水音とセミの声を聴きながら、ミズナラの林の緩い登りを歩けば石楠花橋に出る。小腹もすいたからエネルギ補給をしよう。河原の岩棚には甌穴(水流で回転する礫が穿った穴、ポットホール)がいくつも見られる。赤沼分岐から戦場ヶ原へと進もう。いくつかある展望地ではホザキシモツケの大群落が広がる。ピークは過ぎているが、湿原にひろがるピンクの穂先はなかなかの景観だ。7月下旬の満開時にもう一度来てみたいものだ。たぶん湿原がピンクの絨毯のように染まるだろう。
湯ノ湖から湯滝、小滝、泉門池、そして戦場ヶ原の水を集めて、蛇行しながらゆったりと流れる湯川に沿った木道は、秋のような涼しさで、気持ちがいい。コバノギボウシ、フウロ、オミナエシ、オトコエシ、キリンソウ、オダマキなどが楽しませてくれる。花の終わったバイケイソウ、穂を出し始めたススキ、まだ青い実をつけたズミの木、アキアカネに名前は知らないがたくさんの蝶が飛び交う・・・
青木橋で水分とエネルギ補給したら、泉門池はスルーして小滝に行こう。小田代橋からのコースは通行止めになっているので、川を離れて西の道を行こう。カラマツ、ミズナラ、笹原の中を行けば、小滝の水音が聞こえてくる。木段を下れば、簾のように白く流れ落ちる小滝の下の橋に出る。滝つぼには釣人が一人。マスが釣れるのかな?さて、泉門池(イズミヤドノイケ)に戻ってランチにしよう。伏流水が湧き出して池となり、湯川に注ぐ。今日は居ないが、マガモいるそうだ。
帰りは戦場ヶ原と小田代原の間のカラマツ、ミズナラ。白樺の樹林帯を歩こう。平らな遊歩道の両脇はどこまでも笹原が広がり、爽やかな空気が流れる。石楠花橋から、予定外の「石楠花貴婦人」を見に行くことにしよう。舗装道路を小田代バス停に向かってテクテク歩き。ようやく貴婦人の見えるところまできたが、周囲の木々が葉を茂らせて「貴婦人」を思わせる孤高さが無い・・・まあ、それでもお目にかかれて納得。ツリフネソウ、ツルガネニンジン、コバノギボウシなどの花を見ながら、石楠花橋までテクテクと戻る。ついでだから竜頭の滝も観ていこう。日光のゆばソフトを食べて今日の山行(散策)が終了。 (高橋仁)