関東

【ハイキング】袈裟丸山限界尾根

山域:群馬県みどり市 後袈裟丸山 1,908m

目的:袈裟丸山限界尾根のツツジとシャクナゲを楽しむ

期日:2024年5月18日(土曜日 快晴)

行動記録

 熊谷駅南口5:30=大間々=限界尾根登山口7:45-八重樺原8:15-石祠9:35-後袈裟丸山11:20/12:10-石祠-八重樺原14:40-登山口15:00-熊谷駅南口15:30 

参加者:L高橋仁、高橋武、橋本、駒崎、赤坂、須藤

 

 予定時刻に熊谷駅を車2台に分乗し出発した。車は快調に走り登山口に到着したが、駐車スペースはすでに満杯。近くの道路端に他車に倣って我々も駐車、幸い幅も広く問題は無い。

 身支度を整え、郡界登山口の登山ボックスに届を入れ、新緑を楽しみながら木の階段の急騰をユックリ登る。やがて小さな木製梯子の所で一人下りの登山者が、この上の平坦部の木の上に熊がいる。怖いので下りてきたとのこと。でも少し前に登り始めたグループには合わないので、我々も注意しながら進が結局、そのグループに会う事は無かった。道は平たんになり笹の中に若いカラマツ等の疎林の気持ちの良い道を進む。やがて実の前に前、後袈裟丸山が見える開けた所で一休み、好天に恵まれてノンビリ休憩をとった。

 小さなピークをいくつか上り下りした後急な尾根の登りが始まった。シャクナゲの木はあるが花は数える程、蕾もあるので終わった訳ではない。シロヤシオも探してあったという程度で期待した割には花は少なく寂しい。たまにアカヤシオが一輪枝に残っていたのが象徴的であった。花は来年に期待という事、それでも変化に富んだ急峻な尾根歩きが続く。Kさんは前袈裟丸山との鞍部の八反張のお花畑を見る為先行する。残ったメンバーは木々の間から白い北アルプス、志賀、上越方面の山に励まされ頂上に予定のコースタイムで到着。山頂は木々に遮られあまり眺望は良くない。また狭く通路脇に分散して食事をとった。頂上に咲き始めの大きなミネザクラが1本あった。。

 Kさんも戻り頂上で全員で記念撮影後、上州武尊山や至仏山を眺め下山開始した。登りには苦労した尾根、特に両側が切れ落ちたカ所に注意して下る。途中で休憩していた登山者からもシロヤシオがどこかで咲いていましたかなどの声がかかる。袈裟丸山が良く見える平坦部まで下って休憩したが、そこには山菜を採取中の登山客もいた。

 その後は休むことも無く駐車場に一気に下った。多く車はすでになく、我々も帰途についた。                           

                         (須藤俊記)

 

【ハイキング】秩父無名尾根

秩父の無名尾根を登る

山域山名:秩父 無名尾根(上吉田・石間間の尾根) 

期日:2024年4月21日(日)

参加者:L橋本 豊島 木村

  

行動記録:川本6:30=秩父市上吉田石間戸P7:45-石間戸神社7:55-595mピーク8:30-639mピーク10:30-送電線下10:50-林道横断11:10-695mピーク12:00/12:30-695mピーク東北尾根下る-林道13:10-鹿島橋・車道13:40-車道-石間戸P15:15=川本16:45

 <天気、曇>今回、秩父市の石間、上吉田間の無名の尾根の登山を計画した。私の故郷の山で、尾根を通して歩いてみたいと思った。天気は曇りで、午後は、降水確率が高くなっている。上吉田に入ってすぐの石間戸集落に車を停め、集落の北山裾にある石間戸神社に行く。割合新しい石像が建てられていた。神社は古そうだ。杉の大木が切ってあり、手入れはされている。その鳥居脇から山道に入る。杉の植林地で暗い。道をたどると、割合に平坦な柚子、お茶の畑だった場所に至る。周りの木々が茂り、柚子の木は細々と生きている様子で、昔は、立派な柚子を実らせていたかと思う。尾根よりも西に来ていたので、尾根筋に進むと、荒れているが、山道に出たのでそこを辿る。急登、落ち葉ありで、滑りやすい。高度を上げると、雑木林も徐々に増え、新緑の明るい林内となる。林内に草は無く-鹿等のためか-アセビは生えている。風無く、新緑の香りの、湿度の高い空気を吸い込む。休みを適宜入れ進む。570mのピークからは、標高差のあまりない尾根を北西に辿る。

杉林の林内にマムシグサが生えていた。時代が変わり、コナラ、クヌギを椎茸栽培原木に使うことも少なくなったようで、伐採した場所もない。作業している音もしない。森の作業をする人にも出会わない。杉、桧や雑木林を伐採することも無く、結果として、山に開けた場所や草地が無くなってしまったようだ。里山の草花(キキョウ、オミナエシ、鬼百合、シュンラン等)や山菜のワラビ、ゼンマイ、タラノメ等を見ることはなかった。増えすぎた鹿の食害もあるだろう。

 尾根筋では、雑木林が多くなり、ヤマザクラや、ウワミズサクラなどが咲いていた。林の切れ目から、北側には県境の稜線、城峯山を望むことができる。下の集落も見え、紫の花が見える。南側には、白いもやの向こうにかすかに秩父盆地南側と西側の山影を見ることができた。多くは無いが、太く、高いモミの木が生えていて深山らしい雰囲気の場所もある。また、フジの蔓が太く、杉や、コナラに巻き付いている。標高639mピーク近くの頂には「金峯山」名の石の祠があり、「女部田、大波見 両区中」とある。地名はこの尾根の下の集落名である。やや、岩がちの尾根になると、ツツジが増え、紫のミツバツツジ、朱色のヤマツツジ、岩場には黄色のヒカゲツツジが咲いている。新緑の山に色を添える。ホオノキはまだ芽を出したばかり。また、西秩父桃湖の緑の湖面もわずかに見える。そして。高圧送電線の鉄塔下を通過。左右の樹木が伐倒され見通しが利く。かなり急な斜面にある沢戸集落も見える。鉄塔から、林道までは、階段など整備されている。

 林道に至る。林道は石間、上吉田間を通る車道だが、現在、崖崩れのため通り抜けはできない。一旦、車道に出て、尾根に登る道を探す。急ではあるが南側から、登れそうと判断し、そこを登る。落葉、泥があり、掴まる木が少ないなどの悪条件で、大した標高差ではないが、30分ほどかかってしまった。

 尾根に登りきり、695mピークに進む。ピークの南に開けた場所で長めの休みとし昼食を摂る。ここは塚越集落の北だが、塚越集落も見えない。

 急登の疲れもあり、予定の711mピークに登らず、そこからの北尾根を石間に下ることにした。急傾斜だが、岩場も無く、慎重に下ればさほど危険のない尾根だった。尾根の最後は左の斜面を下る。下りた場所は車道の3mほどの高さの擁壁上で、立木を使い、ロープを出して下る。

 以後、林道を、鹿島橋まで出て、県道を石間戸まで、歩いた。右側には、今まで歩いてきた尾根が続き、車も通らない道路の左右に家々がまばらに建っていた。庭先には、ツツジや、芝桜などが咲きほこっていた。石間川には澄んだ水が流れ、小魚が泳いでいた。

                                     (橋本記)

 

 

 

【ハイキング】秩父・カタクリ巡り 2024/4/1

秩父カタクリ自生地巡り

山域  秩父郡市内

山行形態  車移動小ハイク

目的  カタクリ探訪

日程  2024年4月1日(月) 

アルバム

記録:熊谷8:30→9:30長瀞町野上セブン(合流)→10:00皆野町金沢浦山→11:15秩父市吉田久長・白砂公園→12:10秩父ミューズパーク(昼食)→13:45皆野町下田野→熊谷16:00

参加者 CL石川 高橋武子 新井勇 大嶋

 長瀞町で合流し、まず皆野町金沢を目指す。付近に採石場が何カ所かあるため大型ダンプカーが行きかう中、採石場一帯を抜けてさらに山の奥へ林道を進んだところに数軒ほどからなる浦山地区がある。この集落の上部が「カタクリの里」として、またもう少し季節が進めばツツジとアジサイの群生地になっており数台分の駐車場とトイレが整備されている。

 実際のカタクリは15分程山道を登った先の斜面に群生しているのだが、後で訪ねた3カ所の群生地よりかなり株の数が少ない。しかし少し気を付けて周囲を見ると林道わきに咲いていたり今後は範囲が広がりそうな気配を感じる。

 

次に15分ほど車で移動して旧吉田町久長に向かう。ここの諏訪神社の裏手にかなり広いカタクリの群生地がひろがり立派な木の階段と木道が整備されている。ピンク色、薄紫色のカタクリが咲き誇っていた。木道を進み坂道を登って行くと小高い白砂山のてっぺんにでる。名前の通り山頂部が砂岩でできた大きな岩になっている。設置されていた看板によるともともと地元の個人の所有する山だったものが町に寄付され白砂公園として整備されたという。この後秩父ミューズパークに向かう。

 秩父市街地側と反対のミューズパークの裏手に当たる谷間に群生地がある。駐車場から1,2分の所で車道から谷筋に降りていくとここもカタクリが咲き誇っていた。周囲は初春からセツブンソウ、福寿草、ニリンソウなどが次々と咲くミューズパークの隠れた名所になっている。移植したものか水芭蕉も咲いていた。

 音楽堂の近くまで移動し芝生の広場で昼食を摂る。

 最後に、皆野町下田野の皆野スポーツ公園に向かう。ここから山側の墓地の裏手に群生地が広がっている。前3カ所のよりもより自然に近く訪れる人も少ない感じがする。斜面一面に広がって咲いている様はやはりいいものだと思う。

 今日は全部で4カ所を巡りました。またいろいろな場所に野山の花探訪に行きましょう。

【雪上訓練】谷川岳マチガ沢 2024/3/30

1.山  域:谷川岳・マチガ沢出合(群馬県)
2.登山形態:積雪期一般登山
3.目  的:雪上訓練
4.日  程:2024年3月30(土)
5.行動記録:川本(5:30)=谷川岳ロープウェイ駐車場(8:00/8:30)→マチガ沢出合
~付近の斜面を使い訓練→西黒尾根上→登山指導センター→駐車場
6.訓練内容:雪上歩行・アイゼンワークの確認
滑落停止訓練
ツェルトを実際に張ってみる

アルバム

 

【スノーハイク】稲含山(個人山行)

360度の展望 雪の稲含山

山域:群馬県下仁田稲含山1370m

期日:2024年3月7日(木)

参加:高橋仁 他4名

アルバム

行程:道の駅甘楽8:10=一の鳥居下10:20→茂垣峠10:40→稲含山頂12:20/13:50→一の鳥居14:50=道の駅甘楽15:30

 道の駅甘楽から、城下町小幡を抜けて秋畑集落から神の池公園に登って行くと雪がどんどん深くなってきた。茂垣峠駐車場まで車で行く予定だったが、一の鳥居下あたりで、とうとうストップして、前にも後ろにも動かなくなってしまった。路肩の広いところまで、みんなで押し上げて、Uターンさせて駐車した。

 すっかり遅くなってしまって、1時間半遅れで登山開始となった。深いところではひざ下位の積雪を交代でラッセルしながら登る。ワカンを使う程でもなく、チェーンスパイクで快適に歩ける。天気は上々で、妙義、浅間がきれいだ。2時間足らずで稲含み神社に到着。すぐ先の山頂は360度の絶景が広がる。

 谷川連峰から志賀高原、浅間山、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、西上州の山々、赤久縄山、御荷鉾山、赤城山、武尊山を見まわしながら楽しいランチタイム。今日はここから稜線をたどって、日本に3か所しか見つかっていない原三角点のある白髭岩まで往復することも考えていたが、時間のロスと、積雪状況から、あきらめて下山することに。

下りはトレースがあるのであっという間に赤鳥居に到着して、一の鳥居経由で車を駐車した道路に降りた。

思いがけず、たっぷりの雪の山行となり、楽しい一日だった。(仁)

 

【スノーハイク】新雪の浅間嶺 (個人山行)

新雪の浅間尾根を歩く

アルバム

山域:桧原村(奥多摩)浅間嶺903m

期日:2024年2月24日(土)

参加:高橋仁、赤坂、会員外6名

行程:熊谷6:30=桧原村払沢の滝臨時駐車場8:30→時坂峠9:30→浅間嶺11:30/12:30→人里峠12:50→人里バス停13:50/15:03=(バス)=桧原村役場15:20→駐車場15:30=熊谷17:40

 払沢の滝駐車場が改修工事中で、北秋川対岸の高台にある桧原村グラウンドの臨時駐車場からスタート。周りの山は、前日の前線が降らせた新雪が、500m位から上を真っ白に染めている。山全体が白い花が満開になったような、華やかな風景にしばし見とれる。

舗装道路をショートカットで何度か横切ってから峠道に入ると、ほどなく時阪峠に着く。ここから再び林道歩きになるが、雪化粧の山肌を眺めては歓声を挙げながら、「代官御休息所」の大きな茶屋跡に着いた。

江戸時代の「中甲州街道」と呼ばれ、木炭などを甲州に運び出し、米、塩などを買い入れた、馬が通れる生活道路の名残があり、歩きやすい道だ。

沢沿いの道から、山腹を巻くように登れば浅間嶺山頂に出る。残念ながら、御岳山、大岳、御前山は雪融けの水分が立ち昇るガスにさえぎられて、山頂が見えない。南の笹尾根もガスの切れ間から、見え隠れしている。その代わりに、普段は見ることのない雪の花が咲いたような木々の眺めを堪能することができた。冷えてきたので、トイレのある休息舎に下り、下山開始。

稜線の北側の植林後の鹿よけネットのわきをを淡々と歩いて、人里(へんぼり)峠に着いた。稜線は数馬まで続くが、今日はここから変ぼるバス停に下ることにする。落ち葉で柔らかい道を快調に下り、「ポツンと一軒家」で紹介された大野邸を見て、人里集落に着いた。

茶房へんぼりで、コーヒーケーキセットをいただいて3時03分のバスを待つ。桧原村役場までバスに揺られて、高台の駐車場で、今日のスノーハイクはピリオド。(仁)

【スノーハイキング】大幽洞と雨呼山

氷筍の大幽洞・展望の雨呼山スノーハイク

氷筍3 アルバム

山域:水上町藤原(宝台樹) 大幽洞と雨呼山(911m)

期日:2024年2月17日(土)

参加者:L高橋仁、木村、豊島、駒崎

程:川本6:00=水上IC=宝台樹スキー場=林道終点P8:30→大幽洞入口9:10→大幽洞10:10/10:40→入口11:00→ Pの上で昼食11:20/12:10→P12:20=寺山峠P12:40→雨呼山13:00/13:10→龍棲洞付近13:30→寺山峠14:30=川本16:30

<天候:晴れ>林道終点はスペース4~5台の狭い駐車場だが無事止められ出発。雪は締まっていて6本爪アイゼンで歩き出す。天気は上々、気温も高めで、大幽洞と武尊山の分岐で小休止がてら身支度を軽くする。訓練ということで、ワカンとスノーシューに履き替える。斜度の緩いうちは歩きやすいが斜度が増してワカンの歯の刺さりが不安になる。できるだけ斜面の方向にワカンが向くよう工夫しながら登る。

小尾根を乗っ越して谷の上部を斜めに進むとやっと大幽洞の入り口が見えてくる。二枚貝のように口を開けた洞窟の中に入ると、いろいろな形の氷旬が陽の光にキラキラ光っている。

上野原でランチ

帰りは、アイゼンに履き替えて下山。アイゼンがよく効き、踏み抜きにイラッとしながらも快調に分岐に到着。駐車場の上の雪原で昼食。谷川岳や朝日岳方面の雲が徐々に晴れ、大パノラマに囲まれた贅沢なお昼だ。

今回のもう一つの目的地、雨呼山と龍棲洞へ車で移動。寺山峠に車を置きアイゼンで出発。ほんの20分程度だが、結構ちゃんと登る。山頂の社は雪の中にぽっこりはまっている。小さい山なのに北東、南東の展望が素晴らしく去りがたい。気を取り直しもう一ヶ所の氷筍、龍棲洞へ向かうが、結局トレースが多すぎて、辿り着けない。諦めて、稜線に出て展望とお茶休憩を楽しんで下山。初めての氷筍と展望を満喫したスノーハイクでした。 (豊島記)

 

【スノーハイキング】湯元温泉~刈込湖(個人山行)

 

源泉、樹林、雪原の先に広がる絶景

刈込湖の左に於呂俱羅山(左)と遠くに太郎山

アルバム

山域:日光湯元温泉

期日:2024年2月14日(水)

参加者:高橋仁、会員外4名

湯元温泉9:30/9:55→金精道路登山口10:20→蓼ノ湖10:40→小峠11:30→刈込湖12:00/13:10→小峠14:00→金精道路14:40→湯元温泉15:00

 湯元温泉までの道路は雪が全くなくて、順調に走れた。駐車場で身支度を整えて源泉地を抜けて、つづら折りの坂道を登って、金精道路に出る。湯元から先は冬季閉鎖で、雪も積もっている。ここでアイゼンやワカン、スノーシューとそれぞれのアイテムを装着して蓼ノ湖に下る。

 先週の雪は、多くのハイカーに踏まれて立派なトレースができている。ほどなく蓼ノ湖に出たが、半分くらいは雪をかぶり、半分くらいは水面が見える。ここは夏道はなく、積雪期のみの限定コースだ。今日は、新品スノーシューの使い染なので、トレースを外してサラ雪の上を歩いたり、急登でヒールリフトの使い心地を試したりしt見る。

 青いリボンに導かれて針葉樹林を抜けて差面を登ると、夏道の小峠に着いた。再び夏道を分けてドビン沢に下り、樹林の中の緩やかに下っていく。2年前に登った於呂俱羅山(オログラヤマ)が見えてきたら刈込湖に到着だ。湖面の雪原の先には、男体山ファミリーの長男坊の太郎山が見終える。

 雲ひとつない青天が広がり、気持ちの良い絶景を存分に味わいながら、ユッタりのランチタイムを過ごしたら、帰りは夏道をたどって湯元温泉に戻って、楽しい山行の終了。源泉には7,8頭のサルがゆるゆると歩いていた。人慣れして警戒する様子もない。(高橋仁)

 

【スノーハイキング】景信山(個人山行)

景信山から小仏峠、高尾城山

景信山から富士山

アルバム

山域:八王子市裏高尾

期日:2024年2月12日(月)

参加者:高橋仁、赤坂、会員外7名

小仏峠下駐車場9:30→景信山登山口→尾根合流点→景信山(昼食)10:50/11:50→小仏峠12:30→高尾城山13:00/13:40→小仏峠14:20→駐車場14:50   

 駐車場から少し戻り、景信山登山口に取り付く。雪はなく温かい陽射しの中をゆっくりと登る。尾根に取り付くと雪が残っているが、ノーアイゼンで山頂に到着。都心のビル群が一望できる。南側に回れば、雪をたっぷりとまとった富士山がきれいだ。

 下側の茶店は店じまいして、高尾城山の茶店の後に入るらしい。空になった茶店の前のベンチで富士山や丹沢を眺めてランチタイム。小仏峠に下って、高尾城山に登り返すと。14日から再開という茶店の周りは大賑わい。ここも富士山から丹沢の展望抜群だ。

 ティータイムの後、天狗様の前で記念撮影して、小仏峠にアイゼンを付けて戻る。春山のような穏やかな陽気の中を、ゆったりと楽しめた山行だった。(高橋仁)

 

【その他の山行】雲取林道氷柱ハイク

雲取林道氷柱ハイク

 奥秩父雲取林道に氷柱がぶら下る

山域地名:秩父市大滝雲取林道

期日:2024年1月29日(月)

参加者:L橋本 大嶋 須藤 豊島 高橋武 相澤 白根 

清水がしみ出る場所に氷柱が成長する

行動記録:熊谷駅南口7:00=140号国道、林道入口駐車場9:20-林道歩き、氷柱観賞-標高900m地点、昼食12:10/12:30-駐車場14:45=熊谷駅南口16:45

<天気晴れ>毎年、大寒の時期に実施している氷柱ハイクは、今回は知られていない雲取林道を選んだ。自然の中には、人間に知られていないが、魅力ある場所がたくさんある。国道140号を進み、堆積土砂を運搬しているダム湖の横を通り、三峰神社への道から林道に少し入った場所に駐車した。快晴、西の和名倉山が、大洞川の向こうに聳え立つ。支度をして、出発する。今回は、雲取林道を惣小屋谷付近まで歩いて林道脇の氷柱や、奥秩父の冬景色を見て楽しむハイクだ。2グループに分かれ出発する。林道なので、斜度は緩く、山麓の出入りに沿って林道は左右に曲がる。始めは杉林が多く、杉の伐採作業をしている。日が射す雑木林では体が温まり、少し暑い位。氷柱はあるのかと心配がよぎる。それにしても大洞川の谷は深く向かいの和名倉山は大きい。雑木林が多く魅力あるルートも作れそうだが、交通不便だ。

少し歩いて、崖から水が出ていて、氷柱があったが長さ30cm。これでは参加者に申し訳ない、もっと立派な氷柱があって欲しいと思う。沢には、水が無い。30分余り歩いて林道のために削り取った崖に氷柱が出ている。崖からは何十本かの氷柱が垂れ下がっている、見ごたえのある氷柱だ。最近の冷え込みは緩いので、例年の厳しい寒さなら、がちがちに凍っているだろう。

 風もなく、日向では暖かい。雑木林が増え、小鳥が、周りを飛ぶ。シジュウカラ、メジロ、ヒワ、ヤマガラ等。探鳥会をしてもよいくらい鳥が多い。

 古い作業小屋などもあるが、すでに廃屋で林道の工事は行われていない。途中からの林道には落石もあり、最後は車両通行止めのゲートが設置されている。その奥の林道は、落石ゴロゴロであった。岩石は、古く硬い秩父層の物だ。対岸の門前市沢の付近に、大規模な土砂崩れの跡が見える。「こうやって地形は変化していくんだ。」等々皆で話す。左側の崖は厳しくなり、氷柱は10mもの崖の上にぶら下っている。また目をこらすと日陰の雑木林の中にできてもいる。地層の関係で、沢に限らずに水がしみ出る場所に氷柱ができているようだ。

大洞川支流にかかるの荒沢橋を渡り、大洞川に架かる橋を渡り、大洞川左岸に渡り、上流に進む。「林道」とはいっても岩の多い登山道になっている。標高を上げたせいか、南向きの沢にも氷柱ができている。予定の時間になったので、昼食休憩とする。

 秩父の谷は深く、尾根は高い。厳しい地形で人家を作れない。谷の西奥の山には雪も積もっていた。

 上:標高を上げると南斜面にも氷柱が 中:大規模崩落 下:大洞川の谷は深い

 

【スノーハイキング】奥日光、庵滝の氷瀑

小田代原から庵滝氷瀑へ

山域:奥日光小田代原、庵滝往復
期日:2024年1月27日(土)
参加者:高橋仁、駒崎、赤坂

アルバム

行程:

熊谷6:00=大間々=中禅寺湖=赤沼茶屋駐車場9:00→小田代原→弓張峠11:00→庵滝12:30/13:00→往路を戻る→赤沼茶屋15:00=往路を戻る=熊谷18:30

 道路は除雪してあり、少し凍結箇所がある程度。赤沼茶屋駐車場はすでに50%の車がある。先行者がたくさんの先行者に踏み固められた道は、チェーンスパイクで十分。戦場ヶ原、小田代原と快適に歩く。寒くはあるが、歩いていれば体もホカホカと温まってくる。

 予報に反して青空ものぞき、風も弱い。男体パパ、真名子姉妹、太郎坊、時折女峰ママが顔を見せる。バス停の展望台から「白樺の貴婦人』を見て弓張峠に向かうはずが、展望台から景色につられて遊歩道を泉門池に向かってしまい、遠回りと、トレースが無いので15分位タイムロス。後から追い越した若者がワカンのトレースを付けてくれたので助かった。

 車道を離れて外山沢に沿ってカラ松林の中をゆるゆると登る。徐々に積雪が深くなるが、大勢が踏んだ道はチェンスパで十分。もう帰る人たちがぞろぞろと降りてくる。ほとんどチェンスパで、スノーシューを履いた15人くらいのツアー客もいた。途中でランチ休憩をとってから、沢の渡渉を2度繰り返して、緑沢を右に分けて、庵沢に入ると間もなく氷瀑が見えてきた。

 今年はまだ氷が小さいそうだが、4年前の雲竜氷瀑以来の見事な氷の造形に会えた。到着が一時間も早ければ居場所もないほど見物客がごった返していたかもしれない。国土地理院の地図ではここより800m位上流に「庵滝」の表記があり、地図には名前の表記も無いが、ここが「庵滝」ということになっているようだ。

 今日のお目当ては氷瀑なので、あとは淡々と帰路をたどる。バス停のベンチでコーヒーブレイクを取って、赤沼茶屋までひたすら歩いて、スノーハイクは終了。(高橋仁)

 

 

 

 

【スノーハイキング】赤城山(黒檜山)

正月個人山行黒檜山から赤城駒ケ岳

 黒檜山から谷川連峰を望む

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山域:群馬県 赤城山 黒檜山1827.6m、駒ヶ岳1685m

 期日:2024年1月3日(水)薄曇り

行程:熊谷7:00=駒ヶ岳登山口駐車場8:50―黒檜登山口9:15―黒檜山頂(展望所で昼食)11:00/12:10―駒ヶ岳13:00/13:10―下降点13:30―駐車場14:00-旧赤城神社跡見学=熊谷16:30

参加者:高橋仁、駒崎裕美

 赤城道路は1400mあたりからアイスバーンになって、慎重に登って行く。見晴らし山の先の下りはエンジンブレーキのみでゆっくりと。ラッキーなことに車から出ると、天気予報に反して温かく、薄日が差して風もない。雪はほとんどないが、凍っているので軽アイゼンをつけて黒檜山に取り付く。何組かに抜かれながら山頂に到着。

 展望所は北側が良く晴れていて、筑波、男体家族、袈裟丸、皇海、奥白根、四郎岳、燧、景鶴、至仏、武尊、巻機、朝日、谷川、万太郎、仙ノ倉、平標、苗場、志賀高原、草津白根、四阿、浅間、手前には子持、榛名、妙義と山座同定に夢中にさせられる。

 何組もの登山者が入れ替わりに到着してくる。昼食を済ませて駒ヶ岳に向けて出発。急な木段をどんどん下って、大タルミから登り返せば駒の山頂に着く。冬には、いつも雪だるまがあるのだが、今年は雪無し、だるま無し。

駒ヶ岳は雪無しだるま無し

 ぬかるんだ斜面を転ばないように下って、下降点に到着した。まっすぐ行けば、利平茶屋から北尾根を登ってきた道と合流して、アカヤシオの篭山を越えて鳥居峠に行けるが、今日は下降点から鉄階段を下って、ガランとした駐車場に戻った。大沼南端の旧赤城神社跡を見て、帰路に着く。アイスバーンは、すっかり融けて快調に走れた。    (高橋仁)

【ハイキング】鎌北湖から物見山・スカリ山

鎌北湖から、物見山スカリ湖周回(個人山行)

山域:奥武蔵 物見山375.3m、スカリ山434.9m

期日:2023.12.27(火)

参加:高橋仁(単独行)

行程:熊谷7:00=鎌北湖第一駐車場8:10/8:30ー宿谷の滝9:20ー物見山10:10ー北向地蔵10:50ー観音岳ースカリ山11:15/12:00ーみちさと峠ーエビガ坂ー茶ノ岳山12:30ー鎌北湖下降点12:50ー大谷木ー鎌北湖第二駐車場13:20ー鎌北湖周回ー第一駐車場14:00=熊谷115:40 

アルバム

 2023年の登り納めは奥武蔵のスカリ山にしよう。展望の山として、見直されてきたスカリ山は、筑波から日光、尾瀬、赤城、谷川、浅間、奥武蔵の山々、武甲山から長沢背領と、400mの山ながらGoodな眺望を楽しませてくれた。

 奥武蔵の山群は、東秩父、ときがわ、越生、日高、飯能、横瀬からアプローチしているが毛呂山からは初めてだ。

 北鎌湖から宿谷の滝(シュクヤノタキ)を経由して、結構な急登があるコースを物見山に直登する。この先は北向地蔵までは何度も歩いている。平坦な広い山道と、道路だ。

 観音岳とスカリ山はグリーンライン道路からちょっと登ればふたつ並んでいる。スカリ山で正面に谷川連峰を眺めながらゆっくりとランチタイム。みちさと峠、エビガ坂、茶ノ岳山(450ⅿ)を超えて、道路に降りるとすぐ、鎌北湖へ下る分岐だ。

 落ち葉のゆったりした道を下り、沢に降りれば林道を歩いて鎌北湖に着く。鎌北湖は南岸の山道に進んでいったら、第一駐車場手前で「通行禁止」の厳しい文言のゲートがある。地主と毛呂山町の間のトラブルを伺わせることが書いてある。引き返して道路を回って駐車場に到着。(仁)

 

 

【ハイキング】秩父御嶽山

晩秋の秩父御嶽山を楽しむ 埼玉県連ハイキング

山域山名:秩父 御嶽山

期日:2023年11月23日

参加者:L橋本 須藤 他の会14人

行動記録:秩父鉄道三峰口駅8:30/8:40-高圧電線鉄塔9:10-タツミチ10:40-御嶽山11:30/12:00-杉ノ峠13:25-強石14:30/15:00=バス=三峰口駅15:10解散

<天気晴れ時々曇り>天気は晴れて風はない。集合予定の三峰口駅に参加者全員が集合時間に集まった。コースや日程、参加者の自己紹介の後、簡単に準備運動をして出発した。車道脇を歩き、工事中の白川橋を渡る。ここからは荒川の上流、下流が見渡せる。丁度、奥秩父から流れてきた荒川が秩父盆地に出る場所だ。また、荒川に最近できたグラビティパークのワイヤー等が張ってあるのも見える。140号国道を歩道橋で渡り、贄川宿の通りに入り、直ぐに左折し、山側に入る。ここにはトイレ、案内板があり、地元でも、御嶽山の登山者を歓迎しているようだ。民家の点在する車道から、登山道に入り、杉桧林の中を10分ほど登ると体も暖まり、送電線鉄塔の下で、衣類の調整をした。すでに、下の里の風景が見渡せる。

 ここからは、雑木林の落ち葉の積もった道を登る。所々に倒木があり、道を塞いでいるが大木ではない。尾根に出れば、色づいたコナラなどの黄葉とアセビの緑が目に優しい。息をきらしつつ登り続ける。また、モミジの紅葉も出てきて色鮮やかだ。また、杉、桧のやや暗い林内を歩く。ここにも倒木がある。1時間ほど歩いて、明るい林内で休憩を入れる。地形が複雑で、尾根の北側を歩き、小さな鞍部を通過、最後の急登に向けて歩き続ける。尾根が杉桧の人工林と雑木林の境になっていて、北側の雑木林にはモミジが何本もあり、赤い色が鮮やかで写真をとったり愛でたりしながら歩く。

 最後の急登の手前で、休憩を入れる。雑木林の明るい林内で気持ちがよい。休憩後、最後の急登を登る。杉桧林内で急登だが、岩場も無く、落ち葉も無く、歩きやすい道だ。ペースを落としてゆっくり登る。尾根に登りきると右側が雑木林で明るくなる。強石への分岐を過ぎるとすぐに頂上の祠が見えた。全員無事に満足の表情で山頂に着いた。予定時刻よりも早く着くことができ、時間に余裕があり、天気も良いので30分の昼食休憩とした。

 頂上からは、両神山が近くに見え、浅間山、榛名山、赤城山、男体山などの山々、奥秩父の和名倉山、雲取山など望めた。休憩後、写真を撮り、強石に向け、下山する。強石分岐から尾根道に進む。雑木林は落葉が進み、日も射して明るい。地面には落葉が溜まっているので滑らないように下る。アセビも生えている。岩の道になる。ロープ、岩や木にも掴まり、バランスを崩さないように慎重に下る。日常的に登山しているようで、皆、安定した足取りだ。1時間ほど歩いて杉ノ峠手前の小ピーク、鉄塔の下で休憩した。ここからは送電線のため樹木が切られ秩父市街地方面が望める。杉ノ峠には急登を下り、直ぐで、太い杉、石の祠があり、昔は、大滝に行くのに通った峠なのだろう。

 この峠から向きを東に変え、山麓をトラバース気味に下る。ミツマタの群生、太い木の倒木、杉の間伐地などがある。最後の下りで1名転ぶが大事に至らなかった。車道に出るとその正面には熊倉山が聳えていた。日も傾き、尾根の紅葉を浮き上がらせていて雲もたなびき、落ち着く景色であった。車道には近道があり、ここを下り、強石バス停に余裕で着くことができた。右岸の道路は道路崩壊で通行止めであり、バスで三峰口に移動し、ハイキング終了、解散とした。

【その他の山行】釜伏山登山道整備

登  山 道 を 歩 き や す く

釜伏山登山道整備 (県連の活動)

上:杉の倒木を切る 下:太い倒木はチェンソーで切る

山名場所名:釜伏山、風布からの登山道

期日:2023年11月14日

参加者:L橋本 他団体3名

行動記録:風布駐車場8:30-9:00から10:40まで倒木切断、撤去、登山道横の枯木を伐倒-釜伏山11:00/11:30-尾根歩き、風布みかん山を通り、駐車場13:30

 <天気晴れ>晴れて。空気が澄み、さわやかな日になった。風布駐車場に4人が集合し、日程、作業内容、道具など確認し出発した。まずは車道を歩く。風布のみかん園のみかんは色づき、日に照らされて鮮やかだ。釜伏川を渡り林道に入る。杉の植林で暗い。沢に沿って歩き、途中から、尾根に続く登山道に入る。杉の倒木が道に出ているので手鋸で切る。徐々に高度を上げると、南側に20mほどの岩壁が聳える。この付近も長瀞を同じ変成岩でできており、横に地層のある岩壁だ。擬木の階段を登り、尾根に出る。ここで一休み。少し登って、直径30㎝ほどの倒木をチェンソーで切って脇に動かす。尾根筋は割合広いが、その先は急斜面なので要注意。岩場の道を慎重に登って次の作業場所に進む。釜伏山の標高は低いが尾根道には岩場もあり、練習になる。

 3か所目の作業場所は、道の脇の枯れたサクラで、この木の伐倒だ。高さが10mほどあり、4本の株立ちなので、伐倒の順番、方向、方法をチェンソー作業者と決めて作業に取り掛かる。1本目は、他の木に掛りそうなので、ロープで引く。チェンソー作業者の様子を見ながら、倒れる前に思い切りロープを引き、方向が定まり倒れはじめたら、ロープを緩めると、枯木ながらドーンと倒れた。その後、道に平行に2本の枯木を伐倒した。最後の枯木は切り始めると、内部が空洞で、あっという間に倒れた。4か所目はもう少し登った場所で行う。直径10㎝ほどの枯木で、手鋸で切る。近くにあった株も抜く。ここでほぼ倒木、枯木の処理は終わった。

上:道脇の枯木を伐倒する 下:手鋸で切る

頂上への道は、日本水への分岐を過ぎると急になる。頂上までには、昔、設置された手摺と支柱が幾つか用を終えて道の脇に放置されている。また、錆びた鎖、古びた虎ロープも張ってあるが、使うには危うい。ほどけたロープを幾つか片付ける。

頂上手前の展望の良い場所で、長めの休憩をとる。ここまでくると関東平野がしっかり見える。この後、風布集落西の尾根を歩き、みかん園で休憩後、駐車場に戻り、本日の作業を終了とした。

 

【その他の山行】秩父千鹿谷沢沢歩き&化石探し

秩父千鹿谷沢沢歩き

               1700万年前の化石を探して・・

        サルボウの仲間の化石

山域沢名:秩父市上吉田千鹿谷沢

期日:2023年11月7日(火)

参加者:L橋本 大嶋 栗原 須藤 

行動記録:熊谷駅南口7:00=140号国道利用、上吉田宮戸駐車場8:30=コンビニ&ふるさと両神=山逢ノ里キャンプ場駐車場10:20/10:30-千鹿谷沢遡行、地層見学、化石探し、昼食10:30/13:05-駐車場13:30/13:45=熊谷駅南口14:45

<天気雨後曇>小雨の熊谷駅に集合し、予定時間に出発。到着する頃は曇り予報である。秩父路に入ると山の一部のガスは切れ始め、色々話をしながら予定地に到着。しかし好天というより、悪化した空模様故、しばし雨宿りする事にした。コンビニ、こんにゃく直売店で時間を過ごすも雨は一層ひどくなり直売店で秩父名物のポテト味噌なるものを食べたりして、雨が止むのを待つことになった。

やがて空も明るくなり小雨の中、出発しキャンプ場駐車場に到着。この頃には雨が止んだ。キャンプ場は整備されているが、クローズなのか誰もいない。

橋本さんから秩父帯(秩父中・古生層)の山塊に囲まれたこの谷を含む秩父盆地の成り立ちをレクチャの後、長靴に履き替え、当該沢に入る。思いのほか小さい沢で、この雨で流れはあったが普段はほとんど無いのかも知れいない。進むにつれ沢幅は狭まり両岸の堆積岩は層をなしていて簡単に割れる。主に貝の化石が見つかる谷との事であるが両岸の露岩をたたいても見つかる感じはない。橋本さんは谷底に転がる岩表面に貝の化石を発見し、皆に説明する。なるほどと思い、同じような岩を注視し、ハンマーでたたき探すがなかなか見つからない。一部増水し進めない所や砂防ダムは高巻きで越えるが、水を含んだ土の斜面は滑りやすい。そんな中にも小さいながらの滑滝があり、ほっとする。谷の脇には民家が現れ、そして橋下をくぐり上流に進む。この付近で、カモシカが現れるが、足早に沢の上流に去っていった。ここの谷には化石ハンターが探したような跡も有る。そんな中、主に橋本さんが探し出した2枚貝、巻貝の化石を貰い、袋に詰める。途中で昼食を摂る。やがて谷は更に浅くなり2股に分かれたところで道路に上がる。道路は完全舗装されており秩父7湯の一つであり、今は無き千鹿谷鉱泉宿跡を通り下る。道下には先ほど遡上した谷が見える。駐車場に到着後、予定していた西秩父桃湖、塚越集落見学は入渓が遅れた事等から、中止し帰途についた。

化石は掘るものではなく探すものという当たり前の教訓と地質学のロマンを体感した一日であった。                   (須藤俊記)

上:この沢一番の滝 中:流れは緩い 下:滝の下で

 

 

【ハイキング】井戸湿原 秋合宿2023/10/08

    秋合宿 井戸湿原周回
         
1. 山  域:前日光高原
2. 目  的:テント泊を経験
3. 期  日:2023年10月8日(日)
4. 行動予定:かじか荘(8:00)=前日光高原P(8:20)➡象の鼻展望台(9:00)    
➡井戸湿原(9:40)➡横根山(10:30/11/20)➡前日光高原P(12:00)
5.参 加 者
CL 新井(勇)、白根、滝沢、相澤、黒澤、赤坂、豊島、石川


 袈裟丸組の3人が加わり、前日光高原に向かう。前日光高原駐車に着くと目の前は牧草地。牧草地が遠くの方まで広がっているのが眺められる。白い柵が牧草地に沿って伸び、木々に囲まれた景色はメルヘンチック。天候もお日様が顔を覗かせ、穏やかな日和。しばらく牧草地の柵に沿って歩く。所々、牛が静にこちらを見つめている。こちらも穏やかな顔で対応。のんびりとした雰囲気の中を進むと、象の鼻の展望台に着く。ここからは近郊の山々が、赤城山、雪をかぶった日光白根、足尾の山、どんと座った皇海山が目立ち、眺められる。空気が澄んでいるので山々がくっきりと見える。


 ここから森林に入ると、やがて、両側からツツジが山道を囲み、トンネルを作る。山道は木道が施され、井戸湿原へと進む。井戸湿原を横切る木道から眺める景色は白樺等の樹々に囲まれ、湿原は草紅葉、ナナカマドの葉が赤身を帯び、ここでも箱庭のようなコンパクなメルヘンの世界を作る。ここを少し登り東屋から眺める景色は実に美しい。フレームに収まった写真を見る様。


 この眺めを後に横根山に向かう。ここも山道の両側はつつじの木が立ち並ぶ。5月の頃は花街道となるのであろう。やがて東屋が見える。この後が横根山の頂上。樹林に囲まれ、展望が見込めない。ここで休憩のつもりであったが、朝食が早かったので、昼食を取る。水を沸かし、コーヒーやカップラーメンに使用。しばらく談話を楽しみ、疲れを取る。食事を済ませ、出発点の前日光ハイランドロッジに向かう。左側の眼下に牧場が見える。この白い柵に沿って行くと、真下に、ロッジが見えてくる。穏やかな天候の中、自然を満喫し、のんびりと一日を楽しく過ごすことができた。
      (相澤記)
 

 

 

 

 

 

 

 

【ハイキング】備前楯山 秋合宿2023/10/07

        秋合宿 備前楯山
            
1. 山  域:備前楯山
2. 目  的:テント泊を経験
3. 期  日:2023年10月7日(土)
4. 行動予定:熊谷(9:30)=ベルク(9:40/10:10)➡舟石峠P(12:30/13:00)    
➡備前楯山(13:50/14:00)➡舟石峠(14:40)➡銀山平(15:10)
5. 参 加 者:相澤、黒澤、豊島、石川、木村

買い物に時間がかかり、舟石峠駐車場に計画より遅れて到着。ここで昼食を手早く済ませ、登山口に向かう。この付近一帯はすすきの原っぱが広がる。白い穂が風に吹かれてそよぐ。風は冷たく木枯らし模様。山に入ると樹々は緑を残し、秋の気配にまだ遠い。落葉松も緑。毎年、春の植樹の帰りがけに寄る時期は芽吹きの頃。今は山道の両側は深々と草が生え、春とは様相が一変している。


    深閑とした森林の中を黙々と歩く。樹々の間から冷たい風が頬をさす。


   春はそろそろアカヤシオの花がポツポツと点在し、見えるころであるが、見えるのは緑の樹々ばかり。葉っぱが風でそよぎ、ガサガサと音を立てる。頂上に向かう山道はアカヤシオの樹々が枝を張り、山道が窮屈。春の時期より狭く感じる。岩もゴッゴツとむき出し歩きづらい。頂上へ到着。ここからの展望が相変わらず良い。男体山が堂々とした姿で望まれる。足尾の山々も緑を残し、ここも秋の気配からほど遠い。頂上からの下りはゴッゴツとした岩肌の上を歩く。足元に注意しながらゆっくりと足を進める。岩肌から樹々の根が張り出す山道と変わる。ここも滑らないように歩く。山は相変わらず深閑とし、樹々は緑を残しているが、寒いせいかなんとなく寂しいい。


    展望が開けてくる。足尾の山を正面に見ながらすすきの原っぱを通り抜け、登山口に到着。支度を着替えず、そのまま車の乗りこみ、銀山平キャンプ場に向かう。炊事場に向かい。食事の材料、鍋等の食器類、テントを車から降ろし、食事の準備にとりかかる。手の空いた者はテントを張り、後続の仲間を待つ。  (相澤記)

 

山頂より植樹のされた足尾の山々と男体山方面を望む

 

 

 

 

 

 

【ハイキング】尾瀬あやめ平周回 2023/10/14

山  域:尾瀬が原とあやめ平1969m

 目  的:紅葉の尾瀬を楽しむ

山行形態:ハイキング

 期  日:2023年10月14日(土曜日)

 行  程:(6時間 16.4Km)

自宅4:40=戸倉第2駐車場6:50=鳩待峠7:45-山の鼻-竜宮十字路9:45/10:00

-富士見田代11:30-あやめ平12:00/12:25-鳩待峠13:45=戸倉駐車場14:30=自宅17:30

 

参加者:(1名)須藤俊彦  

 

当初は10月16日に予定していたが、14日の方が穏やかな予報であり、また単独故14日に変更した。道路は何の問題も無く戸倉に着いたが第一駐車場は満杯で第2駐車場に車をとめた。身支度を整えバスで鳩待峠に到着。売店前では大規模な建物工事中である。鳩待山荘、休憩所の建て替えらしい。登山届を提出する。尾瀬ヶ原に向かう道の両端は紅葉が始まっており、就学前の子供も含め多くの人達が歩いている。その中に尾瀬名部物の歩荷さんが自分の身長より高い荷物を運んでいる。山の鼻でトイレを済ませ尾瀬ヶ原に入る。この季節の尾瀬ヶ原は一面の草紅葉で、池塘には赤みがかったヒツジグサが静かに浮いている。何となく至仏山と燧ケ岳が大きく見える。両側の林は色づいてはいるが遠方の為か、艶やかには見えない。竜宮十字路で一休みし長沢新道に入る。山にはいるとすぐにクマよけの鐘が調子が悪い。出没する時間帯ではないが、ラジオと笛を使いながら歩く。道はすぐ急登になるが、ブナ林の中、気持ちが良い。道には真新しい階段が数多く設置されており、よく整備され危険はない。たまに下って来る人と道を譲り合いながら、登る。まだ緑色が残っている楓などを愛でながら進むと、やがて道は平たんになり、真新しい木道にメッシュ状のゴムマットが固定されて、滑る危険性を除去している。

稜線上の富士見田代を過ぎると左手に遠くは富士山、南アルプス、近くは日光白根山、赤城山、上州武尊山が見える。ナナカマドの葉は赤くなるというよりチジれて赤黒い。やがて正面に至仏山、燧ケ岳が見えてくるとあやめ平だ。キンコウカは花軸も葉も茶褐色になって静かに立っている。ベンチからは会津駒ケ岳、平が岳その他判明しない山々も直ぐ近くに見える。昨年7月の黄色に染まったキンコウカ越しの山々の記憶を思い出しながら昼食をとった。

昼食後も艶やかな色彩を探しながら、歩いたが残念ながら目にしたものは何となくくすんだ木々であった。帰路鳩待峠からのバスから見た染まりかけの赤色は稜線部より美しく感じたが、2000m付近は単に盛りを過ぎただけだったのかもしれない。(須藤俊 記)

【ハイキング】花見ヶ原から黒檜山 秋合宿2023/10/07

花見ヶ原から黒檜山(赤城) 

秋合宿・一日目 黒檜山往復  黒檜山山頂は大賑わいだった高橋仁

山域:赤城山(黒檜山1827.6m)群馬県桐生市

日程:2023年10月07日(土)

参加者:L 高橋仁 駒崎 赤坂

行動記録:熊谷6:00=大間々=花見ヶ原森林公園駐車場8:30/9:00➝尾根下(昼食)11:00/11:20→黒檜山12:00/12:35➝駐車場14:30=銀山平キャンプ場15:40

〈天候:曇り、強風〉秋の合宿1日目の山行で、赤城山の東山麓の花見ヶ原森林公園から黒檜山を往復した。到着が遅れて1時間遅れで駐車場を出発。キャンプ場の中を抜けて、登山道に入るとササがかぶって歩きにくい。コロナの影響で何年か刈り掃いしてなかったのか?樹林の登山道は勾配が緩くて歩きやすいが、大岩がゴロゴロしているところも出てくる。以前、5月下旬に来た時は、麓からヤマツツジ、レンゲ、ミツバ、シロヤシオ、アカヤシオと、登るにつれて様々なつつじを楽しんだコースだ。

朝からの強風が収まらず、防寒着を着けても寒いくらい。赤いナナカマドの実が落ちている。(前日に、那須の朝日岳で4人が低体温症で亡くなったとは後で知った)これでは稜線に出たら食事もできないだろうと、樹林の中でランチタイム。紅葉には少し早い樹林の隙間から駒ヶ岳、長七郎、小沼、地蔵などが見え隠れして来て、尾根の展望地に出た。ひとしきり写真を撮ったら、黒檜大神を過ぎて黒檜山頂に到着。花見ヶ原コースの静けさは一変して、大沼から登ってきた登山者でごった返している。百名山の人気はすごい。

風は収まってきたが、ガスが出てきて日光や上州、信越の展望が隠れてきたので、早々に下山開始。落ち葉で分かりにくい道に悩まされながらキャンプ場に着くと、朝は閑散としていたキャンプ場は大賑わいで、駐車場も満車状態になっていた。そして、車で熊トレの合宿地、銀山平キャンプ場に移動したら、こちらもずいぶんと賑わっている。キャンプ人気がこれほどとは!(仁)

【沢登り】奥秩父真ノ沢

真の沢沢登り

 荒川源流「真ノ沢」の厳しさと魅力を味わう

山域山名:秩父 荒川源流真の沢

期日:2023年9月23日、24日

参加者:橋本 他の会4名 埼玉労山沢人主催 

行動記録:22日 寄居22:00=国道140号=道の駅三富2:00 車中仮眠 

          千丈の滝

23日 道の駅三富6:00=トラウトオン入川7:00-柳避難小屋11:00/11:45-千丈の滝15:40-テント場16:30 同所泊 

24日 テント場7:10-荒川源流の碑12:30-甲武信小屋13:00-甲武信ヶ岳往復-甲武信小屋14:00-木賊山14:30-西沢渓谷駐車場18:00

23日<曇、小雨>今回の沢登りは、5名のグループで、2台の車を利用し、1台を道の駅三富に、他の1台を沢登りの登山口の入川の釣場駐車場に置く。入川から、荒川源流の真ノ沢を遡り、甲武信小屋まで登り、木賊山を経て、西沢渓谷に下り、そこに駐車しておいた車を利用して入川の駐車場まで戻り、帰るというルートだ。朝、山梨側から長い雁坂トンネルを抜けると、雨雲が立ちこめ、小雨もぽつぽつとしている。少しは降ると予想する。140号国道から細い道に入り、上流の渓流釣場の駐車場に車を停める。しばらくは、登山道を歩くので沢用具はザックに詰め、普通の登山装備を身に着ける。道は、いわゆるトロッコ道で、森林軌道がまだ残っている。幅は2mほどあり、斜度は緩い。左の沢には澄んだ沢水が流れている。この道の上流部には、滝があり、白い飛沫が流れ落ちている。入川と白泰沢との合流点がトロッコ道の終点になっている。ここからが本格的な山道歩きとなる。道は、しばらくは白泰沢右岸に沿って登る。霧雨が降っているが、広葉樹の樹林の下で雨具を着けるほどでもない。沢筋から斜度がきつい尾根に登る。風もなく、気温が低くなり、汗が出て寒く感じる。尾根に登って一休み。ブナなどの広葉樹林だが太い木々が多く、雲も厚くなり暗い。林床には下草、灌木もなく落葉が積もり、秋らしくキノコが何本か出ている。

 この後は入川左岸を、高度をあまり上げずに山麓に沿いながら歩く。大きな木が無く日が射す場所にはアセビや草も生えている。崖も無く、木の根も出ておらず割合歩きやすい道である。歩くうちに雨が強くなって木々から大きな雨粒も落ちてくる。徐々に、沢の高さに近くなり、沢の音がして、ログハウスの柳避難小屋に着いた。ここで一休みし、沢装備を付ける。小屋には先客の釣人1名がおり、5日間ここで寝泊まりしてイワナ釣りをしているという。「15匹釣った、釣った魚はリリースする。」などと話していた。

 いよいよ、沢登りだ。小屋の中で軽い食事をし、装備を付け出発した。少し歩いて、二つ目の吊橋の手前から、真の沢に入る。ここは股の沢と真の沢の合流点である。入川の渓流釣場の付近の水量と同じ位の水量である。小雨が降り続く中、澄んだ沢水の中を歩き、流れが深い場所では、岸を歩く。荒川源流部で、左右は急傾斜であるが、木々が鬱蒼と繁っている。沢には直径1、2mの大岩がゴロゴロとしている。沢水は、白い渦となって、ドードーと小滝のように流れ落ちている。この連続である。倒木もあり、跨ぐか、その下を潜って進む。「通らず」というゴルジュでは、通過できそうにないので、遡行図を参考に、左岸を巻いて通過した。その後も、高くはないが、滝が続く。渕では、黒い魚影が動く。沢は、滝、瀬、渕と様々な姿を見せている。武信白岩沢合流点にザックを置いて、50mほど上流に遡る。暗い中、白い流れを落としている千丈ノ滝に出会う。奥秩父最深部の2段高さ35mの立派な滝だ。滝そのものも見ごたえがあるが、左右の大岩壁も大迫力である。どういう地形変動でこの滝ができたのか。

 一旦、下流に下り、右岸の斜面に取りつき、滝を巻くため先行の3人で登る。森の中の急斜面だ。距離にして、100mほど登って、後続の2名を待つ。数分待っていたが、登って来ないので、Mさんに後続者が見える場所まで、下ってもらう。呼んでみたりするも、反応がない。Mさんに確認してもらったら、川原付近にはいないという。3人で話合い、既に、滝を巻く道を上流に行ったのではないかという結論になった。付近の道をよく見ると滝を巻いているようなほぼ水平な踏み跡があった。この道を上流に向かう。100mほどで滝の上流に出て、対岸に幕営準備をしている2名を見つけた。このヒヤリハットは、私の判断ミスに原因があり、何点か反省点がある。後続者を待たないで、登り過ぎたこと。「林道」のイメージで、広い道があると誤解していたこと。滝を巻く場合、滝の高さ以上にあまり登らないことなどが理解不十分だったことである。今後に生かす教訓としたい。

 テン場は左岸の苔むした割合平坦な場所で、倒木もあった。全員でタープを張り、着替えをし、夕食の準備をした。小雨も降るなか、焚火がうまく起こせず苦労する。それでも、どうにか、ご飯を炊き、お湯を沸かしてみそ汁を作り、持参した魚を焼き、夕食を食べて、体を温めることができた。小雨が降り続く中、タープの下で各自シュラフの中に入り、疲れた体を休めた。風が無いのが幸いだった。

 24日<天気曇後晴れ>天気予報どおり、明るい空で夜が明けた。朝食をとり、タープなど宿泊の設営を片付け、沢装備をして7時には出発した。試しに釣りをして2匹を釣りあげた。その後は木賊沢合流点からは、右の真ノ沢に入る。木賊沢の方が本流のように見える。沢は急流になり、滝が続く。左岸を巻いたり、右岸を巻いたりする。滝の横が突破できそうな場所は、かなり高い大岩の間を、攀じ登る。白い岩盤が出てその上を流れるナメの滝も通過する。途中で珍しく、右岸に泊まっている人がいて焚火の煙が出ている。釣人か。三宝沢を右に見て進む。さすがに沢が狭く、水量も少なくなる。そして、倒木地帯になり、大量の倒木が沢の中にも、沢を横切るようにも倒れている。倒木の上は滑りやすいし、下を潜れば、ザックが引っかかる。汗をかきかき登る。沢なので、休憩の度ごとに、美味しい水が飲めるのはありがたい。そんな沢を詰めて登って行き、大岩壁の横を遡る。そしてやっと荒川源流の碑にたどり着くことができた。皆の協力で登れたと、固い握手をした。

 ここで、沢装備を解き、一般登山装備にして、まず、甲武信小屋に登り、休憩をとる。ここからは関東平野を望むことができた。4人は、甲武信ヶ岳山頂に登頂した。帰ってきてから全員で、木賊山を経て、戸渡尾根を、下り続け、西沢山荘に着いた時には、日暮れて暗くなり、ヘッドランプを付けて車道を歩いた。駐車場まで、30分ほど、無事に着くことができた。1日目ほぼ8時間、2日目ほぼ10時間の厳しい沢登りが終わった。奥秩父最深部、ほとんど誰も入ることのできない真ノ沢沢登りの厳しさと魅力を味わうことができた。全員が登れたのは、リーダーの力、個々人の力、チームの協力の成果である。

【その他の山行】きのこ木の実山行

秩父きのこ木の実山行

 秩父の里山にも結構いろいろあるな~!

アカヤマドリ(食)

山域山名:秩父 西秩父桃湖周辺

期日:2023年10月3日

参加者:L橋本 栗原 新井勇

行動記録:熊谷7:30=間瀬峠9:00/9:30=西秩父桃湖駐車場10:00-女形谷周遊-展望台11:40/12:10-合角連大橋周遊-駐車場13:20=倉尾ふるさと館13:40/14:10=毘沙門水14:20=長瀞でマタタビ収穫15:20=熊谷16:30 

<天気晴れ>今年のきのこ木の実山行は、秩父で計画した。朝7時台は、市内への通勤の車で、市街地を抜けるのに時間が余計にかかったが、寄居周辺からは、空いてきた。以前、行ったことのある間瀬峠に立ち寄ることにした。雑木林の横に車を停めて、キノコが出ていないか探す。車を停めた直ぐ横に、赤いタマゴタケが2本生えていた。赤いキノコだが、食可のキノコだ。他、雨が降った後だが、余り数は出ていない。それでも大きなイグチ科のアカヤマドリが2本生えていた。またシロオニタケも出ていた。他、地味で小さなきのこが3種類ほど出ていた。キノコは食べられるかどうかはともかく、色、形等変化に富み、見ていて飽きない。草や木と姿形が異なるが、植物の1種であり、興味は尽きない。キノコ狩りの後、峠まで車で登り、サルナシやアケビを探すが、蔓はあるが、実はなっていない。その年その年で出来不出来もあるし、他の植物との力関係で日陰になったりすると実らないようだ。

 車で、西秩父の合角ダムの西秩父桃湖に行く。駐車場に車を停め、支度をして女形集落の谷の周遊道をハイキングする。車はほとんど走らず、道端の植物など見ながら歩く。秋の花や既に花を咲かせ実を大きくしている植物が目につく。フジは、房になって実を付け、ヨメナは薄紫の花を盛りと付けている。下の沢で工事をしていて削岩機の音が大きい。女形集落の手前で沢の右岸に渡り、周遊の道を歩く。やや北斜面もあり、秋の花が増える。紫色のツリフネソウが鮮やかだ。ヤクシソウも日に照らされ群生して金色に輝やく。イタドリの類は白い花を沢山咲かせている。ヌルデは小さい実を房状に付けている。ウルシと似ているが、葉に翼があるので区別できる。これからだが、紅葉が鮮やかな木だ。ミヤマタニソバも群生し白い花を咲かせている。ホップに似た実や白い線香花火のような実を付けた蔓植物もある。(名前不明)マタタビの蔓はあるが実は無い。アケビも採るが、中身は鳥が食べてしまっていた。実を幾つもつけた山ユリが数株ある。

それほど長い距離ではないが、次から次と実や花がある。里山の草花も相当綺麗だと思う。女形沢を一周し、ダム提の横にある展望台に登る。ここでダム湖を見ながら少し長い休憩をとる。

 

 

 

 

 

上から:ヌルデの実 2つ目:ヤクシソウ 3つ目:展望台で 一番下:湖面にはワカサギ釣りのボート

 一休みして、2名でダムの南側を一周するため出発する。倉尾に通じる橋を渡り、トンネルを抜け、抜けた所で左折する。そこはダム湖の反対側で、緑がかった湖面が見える。蔓性の植物もあるが、実は付いていない。木々の間から、湖面に浮かぶボートが数艘見える。近くにいた方にお聞きすると、ワカサギを釣っているという。合角連大橋の道の手前に、石碑があり、ダム湖ができる前、今は湖底に沈んだ合角集落に住んでいた方の30名ほどの名前が刻んである。住んでいた方を取材した本を読んだことを思い出した。私事であるが、子ども連れでここに来て、ヤマメを獲ったことを思い出した。それは澄んだ清流だった。ダム湖の南側にも周遊道があるが、遠くなるので、橋を東に渡る。渡って左折し、右の岩山を見て、湖の岸の岩壁を観てダム提まで歩き、駐車場に戻った。

 車で、倉尾の倉尾ふるさと館を見学した。小規模ながら、化石、岩石の展示や昔の生活の様子の展示もある。毘沙門水は白石山北側の清水で、透明な、くせのない水だった。

帰路、某沢に入り、サルナシを収穫する。表からは実が見えないが、採集鋏で採り始めると次から次に実が現れ、結構な量を収穫した。触って柔らかい実はそこで賞味した。

甘酸っぱい味は自然とは思えない味である。

サルナシがたくさん採れた

【その他の山行】県境リレー登山 甲武信ヶ岳=笠取山

甲武信ヶ岳-笠取山を歩く

担当 埼玉労山県連理事会

期日 2023年8月28日、29日 

参加者 L橋本 相澤 他の会1名

 

  

上から 笠取山山頂 3河川分水嶺 雁坂峠 縞枯れの針葉樹 甲武信ヶ岳山頂 甲武信ヶ岳  

記録 

28日 熊谷5:00=140号国道・雁坂トンネル=道の駅みとみ7:40-新地平8:10-雁峠11:10-笠取山11:50-雁峠12:25-燕山13:15-古礼山14:15-雁坂小屋16:00泊(小屋泊り、テント泊)

29日 雁坂小屋6:10-雁坂嶺7:25-破風山9:15-甲武信ヶ岳12:20-木賊山・東分岐13:20-戸渡尾根・近丸新道・新道分岐15:00-徳ちゃん新道・西沢山荘16:25-道の

28日<天気晴れ時々曇り>道の駅みとみは、国道140号雁坂トンネルを通って、山梨県に入った広瀬湖のほとりにある。かなり広い駐車場がある。朝、早いせいか、予定よりも早く着いた。3人が合流して、車道を通り、新地平まで歩く。山側の林道に入るのだが、入口に案内板もなく、少し行き過ぎ、地図を見て引き返した。沢沿いの道に入ると、林道につながっていた。この林道は亀田林業の私道でこの付近の広い山林を所有しているというが、車の走った形跡がない。途中には、サルナシが実っていて、口に入れるが熟していないので酸っぱい。車道は、沢沿いに標高を上げていく。登山者も余り登っていないようだ。道には草が生え、朝日にススキの穂が輝く。アザミ、薄紫のトリカブトが咲いている。車道だが斜度があり、息が切れる。1時間ほど登って、尾根にカラマツ林が見え、やや高山の雰囲気になる。沢沿いで、透明な沢水が白い渦を巻くのが見え心地よい。渓流魚もいそうだ。苔むした岩や朽ち木、落ち葉などが増え、源流の雰囲気になる。背の低い笹もでてきた。やがて草原の鞍部に出た。手前に清水が湧いており、いただく。この鞍部が雁峠でベンチもあり一休みする。

 ザックをここにデポして、笠取山を往復する。「体に羽が着いたようだ」等話しながら多摩川、富士川、荒川の名前の刻まれた三角柱の石碑のある小さな分水嶺に着く。草原も適度に混じり、初秋の雰囲気だ。急傾斜を登り、笠取山に到着し、県境リレー登山旗を掲げ記念撮影をする。まずまずの天気で綺麗に撮れた。下りながら見ると黄色いマルバダケブキが群生している。

 雁峠に戻り、ザックを背負い、燕山を目指す。斜めに道が切ってあるが登りできつい。200mの高度を登り、汗を吹き出しつつ頂上に着く。2004mの山頂に達する。この標高になると笹原が増え、その中にまばらに針葉樹、広葉樹が生える。傾斜が緩く広く丸い尾根だ。笹の丈は低いが刈払いがされている。まばらに生える針葉樹が立木のまま枯れているのが目立つ。北八ヶ岳縞枯山のような様子だ。最後の坂を登り古礼山に達する。日が射し明るい。古礼山からは、一旦数十m下り、水晶山には登り返す。枯木に加え、根ごと倒れた倒木が目立つ。この付近で、メンバー1名の靴のソールが剥がれているのが分かる。チェーンスパイクとテープで応急処置して小屋に向かう。長時間の登高で疲れも溜まり、水晶山で長めに休憩する。ゆっくり目に歩き、目指す雁坂小屋にやっと到着した。

 雁坂小屋は、平日は無人で、この日は私たち3名のみだった。標高約2000mの雁坂小屋は平野部と異なり、涼しい風の吹く別天地だった。また、水も自由に使える小屋だ。テント泊2名、小屋泊り1名、早めの夕食を摂り、暗くなると同時に眠りについた。夜、起きた方から「星空が綺麗だった。冬の星座、オリオンが出ていた」と聞く。

 29日<天気曇>2日目の天気も尾根に雲がかかるがまずまず。朝食を摂り、出発する。小屋から雁坂峠に登る。ここからは山梨側の景色がよく見える。この峠は日本3大峠の一つとして有名である。地元、秩父高校の校歌に「雁坂峠の初あられ・・・」と歌われている。周囲は笹原が広がって気持ちのよい峠である。ここから甲武信ヶ岳に向かい、尾根を登る。雁坂嶺までは約200mの登りである。周囲の景色は前日の続きで笹原、枯れた針葉樹の林である。倒木もあるが、登山道の倒木は片付けられている。以前はこれほど枯れていなかった・・・が、原因は分からない。一つ目のピーク雁坂嶺2089mに到着。埼玉県の設置した山頂の標柱がまだ新しい。雁坂嶺から西破風山までは、余り高くない針葉樹、広葉樹に囲まれた大岩、大石の多い道だ。シャクナゲなども生えているので開花の季節には華やかになるだろう。標高差はないが歩きにくい大石を超えてやっと西破風山に到着。2つ目のピークだ。

 ここからは標高差200m大下りになる。この道は大石が多く、段差があり足の置き場に苦労する。慎重に下って破風山避難小屋に到着。笹原の中に建てられた小奇麗な小屋だ。

 ここから甲武信ヶ岳まではひたすら登る。途中、やや急な登山道は道が抉られ深さが1mほどにもなっている。整備が必要だろうが、手が入っていない。木賊山の巻道分岐から甲武信小屋に向かう。この道は山の北側でもあり、針葉樹が鬱蒼と茂っている。林床に倒木がたくさんあるが、朽ちてその上には、苔が茂っている。奥秩父のイメージはこんな景色だったと感じながら歩く。そして甲武信小屋にやっと到着した。小屋のベンチを借りて、やや長い休憩をとる。

 休んだ後、ザックをデポして、山頂に向かう。針葉樹の森を抜けると、西に金峰山などの山脈が見える。山頂で記念撮影。

 小屋に下って、木賊山(とくさやま)まで登り返し。今日最後の登りとなる。ほどなく森の中の木賊山に着き小休止の後、長い戸渡尾根、標高差1300mを下る。近丸新道、徳ちゃん新道と名前がついている。途中の岩場から広瀬湖が望める。見えると、あそこまで下ればよいと安心感がある。2人して、こけないよう注意しながら、程々のスピードで下り続ける。汗をかくので途中で水分補給する。標高1000mほどの場所にカラマツが生えており常緑針葉樹の森よりは明るくなる。徳ちゃん新道に入ってからも同じ位の斜度で下り続け、最後はやや東側の尾根を下るが、そこには岩は出ていないが急傾斜で転倒すると下まで落ちそうなので特に注意して下る。西沢山荘が見え、林道に出て、下山が終わった。林道を駐車場まで歩いた。長時間、標高差ある荒れた道をよく歩き切った。

【その他の山行】蕨山登山道整備

蕨山登山道整備 (県連の行事)

杉の倒木片付けて気持ちよく歩く

1本目の倒木処理作業

山域・場所:奥武蔵蕨山名郷登山口から尾根に至る杉林内登山道

期日:2023年6月13日

参加者:L橋本 相澤 会員外4名 

行動記録:蕨山名郷登山口集合、作業予定、注意事項確認8:15-林道終点8:40-作業場所着、作業8:50から9:50-登山口10:20

<天気晴れ>以前、この登山道を歩いて、10本ほどの杉の倒木があるのに分かっており、この計画を立てた。参加者が6名になり心強い。また、天気は予報よりもよくなり朝から晴れて暑い。

 駐車場に集合し、リーダーの橋本から本日の計画、注意事項を伝える。チェンソー作業は園芸作業の経験があるNさんにお願いした。狭い林道を登り堰堤の手前の沢を渡り急な登山道に入る。尾根で傾斜もきつい。一面杉の人工林で暗い。1本目の倒木は急斜面で根を上側にして道を直角に塞いでいる。重心や、根のかかり具合を動かしたりして確認した。その結果、道の上側を一か所切断し、切った下側を沢側に落とすことにした。他の参加者は作業場所から離れ、Nさんにチェンソーで切断してもらう。上側から切り、下側から切り、すっと倒木の下方が離れた。手慣れている。切れた倒木を動かし、谷に落として1本目の処理が終わった。残った上側の倒木は、根が腐らず、少しも動かないので当分落ちない。

 こんな要領で、倒木を切り、寄せて、道を歩きやすくした。尾根に近い場所に、太く、長い杉の倒木があった。2本重なっている。切る順番は上の倒木から。硬くはないのですんなりと切れて移動した。下の1本は途中が土に埋もれている。1か所切ってロープで引いて谷側に落とすことにする。地面から浮いている部分をチェンソーで切る。架けたロープを上側から4人で力を合わせて引くと、少しずつ動き、最後は谷側に計画とおり落とすことができた。だが、倒木の先が道の近くの杉にかかり歩きにくい。引いてみたが、動かないのでその部分を切る。小さくなり、手で動かせた。

 合計10本ほどの倒木の切断、移動作業を行ったが、チェンソーの活躍もあり、予定よりも早く終わった。尾根まで登り、新緑と、そよ風を味わい、下山することにした。歩きやすい道になり、充実感のある登山道整備であった。

 ボランティアとしての登山道整備で、不慣れな参加者もいる。事故防止、安全作業を最優先させなければならない。チームで作業するので、作業現場の状況確認、作業手順、担当者、補助者等の任務分担等、声に出して共通理解し進めることが大切である。切断箇所や作業場所の下側には絶対に入らないこと、切った倒木の破片が飛ぶ場所や跳ね返りのある場所にはいないことなど安全作業の原則を守ることが大切である。また、作業に適した服装、手袋、ヘルメットも必須である。

(橋本記)

上:長い倒木は切ってロープで引いて動かす

中:落ち切らない部分を切る 作業は上側から

下:道の部分の倒木が撤去できた

 

 

 

【ハイキング】美の山クリーンハイク 2023/6/4

美の山クリーンハイク

山域:美の山(蓑山)埼玉県・秩父

日時:2023年6月4日(日)

埼玉県勤労者山岳連盟北部ブロック主催行事

参加団体:

秩父アルペンくらぶ

深谷こまくさ山の会

上里ハイキングクラブ

熊谷トレッキング同人

参 加 者:L石川 高橋武 山口 滝澤 相澤 高橋仁 橋本 豊島 (8人)


行動記録:皆野町役場9:00挨拶・打合せ


熊谷8人 上里4人は皆野古道コース、深谷9人秩父6人は和銅コースにわかれる。


 役場9:15-皆野古道―休憩10:15/10:20―蓑山神社11:35―頂上・昼食11:10/12:25―関東ふれあい道―休憩13:10/13:15―皆野町役場14:00ごみの秤量等14:20解散


 快晴、古道はあまり人に歩かれてない感じで緑に染まってしまいそうな感じ、人が少ないせいかマナーが良くなっているのかごみが見つからない。緑濃いままごみも花もほとんど見ないまま蓑山神社到着、鳥居、参道、社と揃い、謂れも書いてある。

 神社を過ぎると明るくなりウツギ、コゴメウツギが咲き、木苺がたくさん実をつけている。喜んで口に含む。頂上を踏んでから展望台に上がり山座同定をする。

 昼食後4パーティ皆集まり金子伊昔紅氏の銅像の前で記念撮影する。同氏はいろいろに歌われていた秩父音頭の歌詞を取りまとめ、今の全国的に有名な秩父音頭にした方とのこと、ちなみに金子兜太先生のお父様とのことです。

 下りはアジサイ園を通り関東ふれあい道へ、アジサイは蕾がほころびかけたものも少しありましたがまだまだです。関東ふれあい道は明るい林の中の気持ちの良い道ですがここにもごみはほとんど無し。役場で秤量したところ燃えるゴミ0.8㎏ カン0.5㎏ ビン0.5㎏でした。皆さんマナーが良くなったことと喜びましょう。お疲れさまでした。
(高橋武記)

 

 

 熊谷トレッキング同人のメンバー

【ハイキング】細尾峠から明智平

朱・ピンク・白のツツジの競演を楽しむ

シロヤシオと華厳の滝アルバム

山  域:栃木県 茶ノ木平分岐1617m・明智平(1395m無名峰)
目  的:ミツバツツジとシロヤシオの行者道を歩く
期  日:2023年05月17日(水)
行  程:熊谷5:30=細尾峠7:40→茶ノ木平分岐9:50→明智平11:00/11:30➝茶ノ木平分岐12:50(茶ノ木平周回)/13:35→細尾峠14:50=熊谷17:40
参加者:高橋仁 高橋武 赤坂  
細尾峠はすでに7、8台が路肩駐車。その先に停めて茶ノ木平への北側尾根に取りつく。ほとんどが南側の薬師、地藏、夕日方面に往復するようで、茶ノ木平側はほとんどいない。
シロヤシオのトンネルを行くすぐに山ツツジが出迎えてくれる。登るにつれてヤマツツジは蕾に変わり、ミツバツツジとシロヤシオとの共演が始まる。ここもツツジの当たり年で、目の前に朱、ピンク、白の花をどっさりと付けた株が次々と現れて、楽しませてくれる。殊にシロヤシオは絶品だ。袈裟丸や高原山のそれを凌駕するほどの見事さ。
1400mあたりからシロヤシオも蕾に変わり、まだまだ数日間は楽しめそうだ。篭石で一息入れて茶ノ木平分岐に到着。今度は蕾から花へと変わるシロヤシオを楽しみながら明智平へ向かう。明智平からRWを使って茶ノ木平、中禅寺湖へと向かうハイカーとすれ違いながら、ベンチのある展望台で中禅寺湖や男体山の眺めを楽しむ。
男体山と華厳の滝1453m峰を越えると、伐採されて芝原の送電線鉄塔に出る。ここは今日の一番の展望地。女峰山、帝釈山、大真名子、男体山、奥白根山、錫ヶ岳、中禅寺湖を一望できる。殊に大きく迫る男体山の巨体は圧巻だ。1395m峰を超えて明智平RW山頂駅に下るとそこは観光地。展望台から華厳の滝、白雲の滝、男体ファミリーの山々を望みながらランチタイム。風が吹きぬけて汗を乾かしてくれる。
茶ノ木平にはシャクナゲも ひと汗かいて茶ノ木平分岐へ登り返し、ザックをデポして茶ノ木平を一巡り。中禅寺湖に直行するルートは少し荒れているが、一周できる。シャクナゲが満開できれいだが、上半分だけで下半分は鹿に食削されて枝木が丸見えになっている。
下山もツツジの中を そういえば、今日歩いた山は、笹原が一面に広がって、ツツジも下の方は枝も花も無く鹿の背丈の上あたりから横に枝を伸ばして広がっている。代替わりの若木が鹿の食害で育たなければ、この見事な風景も見られなくなってしまうのか?そんなことを考えながら、白、ピンク、朱のツツジをもう一度楽しみながら細尾峠に戻り着く。花三昧の楽しい山行にピリオド。(仁)

【ハイキング】アカヤシオの栗生山 2023/4/8

山  域:栗生山968.2m 群馬県桐生市黒保根町


目  的:春の花散歩 アカヤシオ
日  程:2023年4月8日(土)
参 加 者:新井浩、駒崎
行動記録:深谷6:30⇒栗生神社下P8:30/8:50→栗生山10:10/12:25→栗生神社下P13:10

今年は桜が10日ほど早く開花。それに準じて山の花も早いだろうと、アカヤシオを期待して出かけてきました。
細い林道を栗生神社の示す方向へ車を走らせる。杉林の急坂を上ると、鳥居が見えて来て、駐車場に着く。車は一杯7-8台程度で、少し戻った広い路肩に駐車する。

 

やっぱりアカヤシオ目当ての人が一杯だなと思いながら出発準備。栗生神社の長い石段を登ると、何やら人が一杯いる。聞くところによると、来週日曜日にお祭りがあるらしく、掃除とその準備であった。境内脇には樹齢1200年の杉の大木があり立派だ。向かって左奥の登山口から登り始める。

 

暗い杉林の中の急登を登り、周りに岩が見え始めると頭上にピンク色がポツポツ見えるようになる。アカヤシオが咲いてる~♪。ゆっくり登るが、50分ほどでコルに到着。カタクリが咲いている。山頂は右に進むが、左手にアカヤシオが咲いているのでまずは見に行く。満開で咲いている。ピンクのかわいい花だ。一年ぶりの再会。

 

山頂へ向かう。途中にもアカヤシオが一杯咲いている。なかなか足が進まない。栗生山の山頂はアカヤシオに囲まれて展望はないが広いところだ。今回のアカヤシオは丁度いいタイミング。木によっては半分くらい蕾を持っているものもあるが、大半は満開だ。

 

ちょっと休んで南の尾根に向かう。先ほど登ってきたコルを通過して、尾根上を南に進む。ポツポツとアカヤシオが咲いている。ちょっと下りながら進むと、アカヤシオの林に入ったように周りがピンク色。まるで桜並木の中にいるような感じ。すごくきれいだ。

 

この中で昼休憩とする。アカヤシオに囲まれて最高のロケーション。樹間からは赤城山が見える。単独の人が来て話をしたが、今年は例年よりも開花が早く、明日以降寒気でやられるかもしれないから今日が一番いいのではないかとのことでした。2時間ものんびりして、下山も1時間掛からず13時に駐車場に到着し、非常にお手頃なハイキングとなりました(標高差350m位)。
(新井浩 記)

 

【ハイキング】福寿草自生地を訪ねる 2023/3/14

福寿草自生地を訪ねる
山域山名:大ドッケ、細久保谷(秩父市浦山)
期  日:2023年3月14日 
参 加 者:CL石川 SL木村 相澤 高橋仁 三島

アルバム
行動記録:道の駅川本6:00=浦山大日堂7:30-細久保集落8:20-フクジュソウ自生地10:30/12:00-大ドッケ12:35-61号鉄塔13:40/14:10-大日堂14:40
<天気曇りのち晴れ>

 道の駅川本に集合し、途中で石川さんをピックアップし浦山大日堂に到着。準備後、浦山川沿いから細い沢沿いに入り、途中より山道に入る。東電の鉄塔整備用の道になる。道には大きな石が落ちており、山肌には剥がれ落ちた個所が確認できた。

 コースはところどころ崩れている箇所があり、気を付けて進んでいく。進んでいくと廃屋がある。完全に崩れた家や、家財道具が放棄された家もあった。動物の侵入を防ぐネットがところどころ設置されており潜り抜けて進んでいく。道に動物の頭蓋骨が落ちていて探検的な雰囲気だ。さらに崩れやネットを越えて沢に出る。この沢を詰めて行けば目的地となる。

 しばしの休憩後沢を詰めていく。通常の登山道ではない上、急登であるため厳しい。沢筋は気温が低いようでつららができているほどだったが、登りがきつくてさほどには感じない。1時間登り、まだ着かないのかと思っていたところかすかに黄色い花畑が見えた。元気を取り戻し花畑に到着。

 一面福寿草の花畑だ。曇り空のため蕾の花が多かったが、昼食を取り写真を撮りながら花が開くのを待った。1時間半この地で過ごすうちに開く花も多くなった。花は斜面一面に広がっているが、他の斜面ではなくこの場所だけに群落を作っていて、いろいろな自然条件が重なった結果なのであろう。初めて福寿草という花を見たが緑の葉に大きな黄色い花が美しい。葉が結構伸びており1週間ほど前に咲き始めたのではとのことで、咲き始めはもっと姿が美しいらしい。

 

 たっぷりの休憩後花畑を後にし、大ドッケにむかう。登り下りを繰り返し30分ほどで大ドッケに到着。木々に囲まれているが樹間より武甲山、大持小持の山並みを見ることができる。大ドッケをあとにしばらく下ると61号鉄塔に到着。時間も早いので休憩を取ることに。あとはどんどん下ってスタート地点に戻ってきた。適度に荒れた道、急登、一面の福寿草といろいろな要素を楽しめた山行となった。
(三島記)

 

 

 

【ハイキング】つるつる温泉から日の出山、御岳山

つるつる温泉から日の出山と御岳山    
山  域:東京都奥多摩:日の出山902m・御岳山929m
目  的:冬の奥多摩、展望の日の出山から御岳神社を往復する
期  日:2023年02月18日(土)

御岳神社大鳥居階段で参  加  者:(5名)L高橋仁、山口、須藤、赤坂、黒沢(現地集合)  

行  程:
熊谷6:00=日の出IC=つるつる温泉7:20/7:50→登山道➝林道出会い9:15→日の出山9:45/10:10→御岳山10:50/12:20→日の出山13:20/13:30➝林道出会い13:50➝林道➝つるつる温泉14:40/15:10=熊谷16:30

 日の出町のつるつる温泉で黒澤さんと合流して出発。舗装林道をしばらく歩いて、登山道に入る。植林の日陰でも風が無いので体が温まる。アウターを脱いでさらに登る。林道出会いを過ぎると断続的に表れる階段をひたすら登って日の出山頂に到着。東屋と山座盤のある山頂には10名くらいが展望を楽しんでいる。南に関東平野、丹沢、北には御岳山、大岳が目の前に見える。遠くには雲取山から鷹ノ巣山への尾根や都県境の長沢背陵が見渡せる。
日の出山山頂で 山頂の先の東雲館の左を下り御岳山に向かう。稜線は険しい大岩が露出して、南側をトラバースする道に崩れた岩塊がゴロゴロとしている。プラスチック制の大鳥居をくぐり最低鞍部の先に行くと、小さな畑が出てきた。御岳神社の御師(おし)集落の野菜畑だろうか? ほどなく御岳神社の参道に合流して、階段をいくつも登って神社に到着。780年という古から続く神社は大きく、様々な社や土産屋、多くの御師(おし)の宿舎がひしめき合っている。

御岳神社本殿
 手ごろな昼食場所が無いので、御師集落を抜けてビジターセンターの庭で昼食、館内を見学してから日の出山に戻る。山頂の眺望をもう一度楽しんだら、林道出会いから林道経由で下山。平井川源流の碑で湧水を飲んで、長い林道に飽き飽きしたころに、滝本登山口の蛙に出迎えられて、つるつる温泉に戻る。(高橋仁)

登山口の蛙のモニュメント

【ハイキング】赤城山スノーハイク

赤城山スノーハイク(黒檜山、駒ケ岳)

域山名:群馬県赤城山(黒檜山1827.6m、駒ケ岳1685m)

期日:2023年1月15日(日曜日)

参加者:L 高橋仁、大嶋博、須藤俊彦

氷結した大沼

行動記録

 大嶋邸6:30=駒ケ岳登山口駐車場8:10-黒檜山登山口8:40-赤城山10:50-ビューポイント10:55//11:35-駒ケ岳12:45-駐車場13:45=大嶋邸16:10

 駐車場から登山口まで氷結した道路を注意深く歩く。大沼は全面凍結しており多くの釣り人が氷上にいる。空は青く予報より良い。登山口で軽アイゼンを付け、登りだす。雪が岩の隙間を埋めており、歩きやすい。予想より暖かく服装を整え、釣り人の大沼や地蔵岳を眺めながらゆっくり登る。やがて富士山ビューポイントに着くが南西から左側の眺望は悪い。一方右側には枝越しに八ヶ岳、浅間山、上越国境の山々の雪が日の光を受け輝いて見えてきた。

黒檜山山頂最後の急斜面を登りきると間もなく頂上、それをパスして、先のビューポイントまで行く。日曜日という事もあり入れ替わり人が来る中、雪の山々を眺めながら昼食をとる。浅間から燧ケ岳までの山々が目の前に並んでいる。北アルプスは見えない。

 頂上に戻り記念撮影した後、駒ケ岳に向けて出発する。下山時いつもの事であるが、今回も無事に登れた、またここに来ることが出来るかなと思う。木の階段は全て雪の下、雪も緩んだせいか、急斜面は滑りそうで歩きにくい。今日は軽アイゼンでない方が良かった。そういえばほとんどの人が10本歯以上のアイゼンを付けていた。東方面にはきめ細かな雲海が湧き上がっており、駒ケ岳の登りの段階でその雲に飲み込まれ、頂上に着いた時には、何も見えない。

駒ヶ岳への登り道 長居は無用と先を急ぐ。3か所ある鉄梯子の内、下部2か所の梯子の一部は完全に雪の下になっていた。それでも最後の梯子を過ぎると、初めて土の上をあるく事になった。タイミングをみてアイゼンを手に下げ、無事に下山する事が出来た。

車に乗るとガラスに水滴がつきだした。予報通り、みぞれっぽいのが降っているが、全く濡れる事も無く帰途につくことが出来た。

                               (須藤俊記)

【その他】熊倉山登山道整備 2022/12/20

熊倉山登山道整備(県連の活動)

山域山名:秩父 熊倉山 

期日:2022年12月20日 

参加者:L橋本 秩父アルペンクラブ8名 大宮労山2名

作業内容:登山道の倒木の切断、移動 5か所

行動記録:道の駅ちちぶ8:00=林道秩父中央線日野コース入口駐車場9:10-主な倒木撤去作業現場10:30から11:40-下りながらの倒木撤去-駐車場12:50

 

上:2本の太い倒木を切る 下:倒木を道下に移動させ、安全に歩けるようになった

<天気晴れ>道の駅ちちぶに参加者11名が時間どおり集合して現場に車4台で向かう。天気は晴れて寒いが日差しが眩しい。秩父の山々は紅葉、落葉し冬の様子だ。旧荒川村役場を過ぎ、荒川中学校入口を左に折れて集落の中の細い道を進む。先頭のL橋本が、道を間違え一つ東側の谷に入ってしまった。右に曲がるべき場所を直進してしまった。30分ほどロスして、9時ころに目的の駐車場に到着した。南側に山がある地形なので、日陰で寒い。

 簡単に本日の予定や注意を打合せ、作業の道具を分担して持ち、目指す作業場所に向かう。倒木切断にはチェンソーが使われることが多いが、道具の多さ・重さ・危険を考え、手鋸での作業とした。この登山道は、沢沿いを30分ほど進み、尾根に取りつき、熊倉山に通じる。Lの橋本の所属会が昨年登山し、数か所杉林の中に、倒木があるので今回、県連での登山道整備を計画した。

 沢沿いの道は大岩を登ったりする道であるが、周囲は落葉樹で明るい。10mもの大岩が立ち上がりなかなかの沢だ。落葉上を澄んだ沢水が流れ本当に気持ちがよい。何本か枯れ木が倒れているので移動させながら歩く。尾根への取り付き地点、沢の分岐で一休み。体が温まってきた。

 後は、杉檜の植林の尾根を、右左に曲がりながら標高を上げる。そして、目的の場所に着く。杉の倒木が登山道を直角に塞いでいる。太さ直径は40㎝ほどある。しかも2本重なっている。手鋸で切れるかと多少の心配が心をよぎる。事故防止を第一に考え、切断箇所を少なくし、再度倒木が登山道を塞がないようにする手順を考える。そのために①2本の倒木の上の1本の一か所を切断し、下部を登山道からロープで引いて、移動させる。②上部の丸太を下に引く。下の倒木についても同様の手順で倒木を移動させる手順を考える。この手順を参加者で確認し作業を開始する。休憩組は、作業場所の上で休憩する。

 杉の倒木は太く、芯はしっかりとしている。手鋸で切り始める。鋸は目立てしたので、引く度におが屑がこぼれ杉の香りが漂う。次第に切り進み、下からも切り、斧で切口を広げる。そして間もなく、切口が離れた。下部の丸太にロープをかけ、横から10人ほどで声をかけ引いて道下に落とした。続いて、上部にもロープをかけ、下の立木に支点を取り、引く。動いて、道まで落ちそこの石にかかったので、バールで木口を上げて引くと下に移動させることができた。下の丸太も同様の方法で移動させることができた。半分に切断しても丸太の重さは数百㎏あるようで、落ちる音は低く響き、安全第一の作業手順が大切である。

 

上:倒木を切る 下:ロープで引いて移動させる

この作業場所が一番の大仕事だった。倒木があった場所を片付けたので、安全、楽に歩けるようになった。この後、下りながら、細い倒木を数か所切り、片付けた。沢筋の道を注意しながら歩き、駐車場に無事に着いた。簡単に反省会をした。「登山道の整備は、連絡したのか。」と質問があった。今回の登山道については管理者不明で連絡はしなかった旨返答した。他県では、地元の関係団体と協力して登山道整備を進めている取組みもあるので参考にしたい。 

【ハイキング】新雪の水沢山

新雪の水沢山ハイキング    高橋仁 
山  域:群馬県、(榛名)水沢山1194.4mm
目  的:水沢山の陽だまりハイクと展望を楽しむ
山行形態:ハイキング
期  日:2022年12月25日(日)
新雪の斜面を登る行  程:
熊谷駅南口7:30=道の駅川本8:00→関越道駒寄SI=水澤観音9:00→お休み石10:30/11:00➝水沢観音11:40=水澤うどん昼食=往路を戻る=熊谷15:30
参加者:L高橋仁 白根幸一 黒沢孝

水沢観音の駐車場は昨日の積雪がくるぶし位まである。アイゼンやスパッツをつけるほどでもない。観音様の階段から登り始める。新雪の水沢山は、雪景色目当ての多くのハイカーが来ている。日差しが出てきて、体が温まってきた。

30分くらい登った740m地点で、Aさんが不調を訴えて、そのまま倒れこんでしまった。幸いけがもなかったが、息が上がり、めまいがしたと云う。ザックの胸バンドを着ぶくれした状態できつく締めすぎたので、呼吸に負荷がかかったかも知れない。
この時点で下山を考えたが、Aさんの体調が落ち着いてきたので、他メンバーが荷物を背負って、少し先まで登ってみることにした。
お休み石で休憩。今日はここまでゆっくりと、900m地点の「お休み石」まで登る。この先は急登があり、積雪も多くなって来たので、今日はここで引き返すことにする。
水分、エネルギ補給の休憩をしていると、数十羽のヤマガラが、近寄ってきた。掌にパンくずを載せて掲げると、手に留まっては、パンくずをくわえて行く。完全に人なれして、餌付けされているようだ。そういえば沼田の戸神山でも、小鳥が餌をねだって近寄ってきた事があった。小鳥との触れ合いは嬉しい気もするが、自然界ではよい事なのか?複雑な気もした。
山頂の展望はまたの機会に取っておいて、下山開始。滑るので慎重に下って、お昼前に水沢観音に到着。せっかくだから水澤うどんを味わってから帰ることにする。(仁)昼前の下山。まだ登ってくる人が大勢

【ハイキング】晩秋の赤城山

赤城山外輪山を縦走
猫岩から大沼、地蔵岳山  域:赤城山(群馬県)・黒檜山、駒ケ岳、篭山、長七郎山

登山形態:無雪期一般登山

参 加 者:高橋 仁(単独)

日  程:2022年11月27日(日)

行動記録:熊谷市6:40=赤城山、駒ヶ岳登山口P8:30→黒檜山登山口9:00→黒檜山(展望地)10:00/10:30→駒ヶ岳(昼食)11:10/11:40→篭山➝鳥居峠12:15➝長七郎山13:00/13:20➝小沼水門➝駐車場13:45➝覚満渕➝駒ヶ岳登山口P14:40=熊谷

天  候:晴れ、強風

脊柱管狭窄症が悪化して、日常生活にも影響が出るようになった。現状の体力、体調がどの程度のレベルなのか確認したいと思い、単独で赤城山を歩いてみた。

駒ヶ岳登山口に駐車して大沼、赤城神社を左に見ながら黒檜山登山口まで歩く。雪はまったく無く、湖面は結氷も無いが、強風で波立っている。

山頂には携帯の山頂プレートが

登りはじめは足が重く、息も上がりがちで先が思いやられる。ペースを抑えながら慎重に登る。猫岩、富士山展望地からは大沼、赤城神社、地藏岳がきれいだ。富士山は雲で見えない。何人かの個人、グループに抜かれたり、抜いたりしながら稜線に出て、黒檜山頂から展望地に向かう。谷川連峰方面は雲で見えないが、真っ白に雪化粧をした男体、日光白根、浅間、草津白根がひときわ美しい。

左に奥白根、右に男体、中央に皇海山

遠く八ヶ岳、北アルプスまで眺望できて、しばし見とれるが、風が強くカメラも手振れしてしまうほど。手が冷えてきたので先を急ぐ。気が付けば、雲が取れて、地蔵岳の左に富士山が現われている。日曜の百名山とあって、山頂から黒檜大神石碑のあたりは賑わっている。単独や二人連れがほとんで、団体はいない。

利平茶屋と篭山の分岐を示すプレート

稜線を下ってオオタルミ辺りに来ると、風の通り道で寒い。ブナ林の斜面を登り返して駒ケ岳山頂に到着。東尾根に少し入った展望地で昼食にする。桐生から広がる関東平野、筑波山の双耳峰、前日光の山塊、袈裟丸から皇海、白根などを眺めてコーヒーとパンを食べたら、下山開始。下降点を素通りして篭山に向かう。誰も通らないが踏み跡は明瞭で、利平茶屋への尾根の分岐には「篭山」と書いたプレートが枝に着けてあるので迷うことは無い。篭山山頂の手前で踏み跡は山頂経由と右に巻いた道に分かれる。今回は山頂経由で左の道を抜けて鳥居峠に降りる。

左手前に荒山、奥に榛名山、その奥に浅間山      

最初の計画はここまでだったが、時間があるので長七郎山にも登ることに。木段と緩やかな道を、左に小地蔵岳を見て登れば、長七郎山頂に。荒山と榛名と浅間山が重なって並び、その右は電波塔基地の地蔵岳が目の前だ。静かな山頂を後にして小沼の水門に下る。

小沼の向こうに地蔵岳の電波塔基地

 きれいな湖面を見ながら東岸を歩いて駐車場に。地蔵岳もついでにと思ったが、長七郎の下りでは、つま先(薬指)が痛み出したので、ここまでとする。道路を下ってビジターセンターから覚満渕を抜けて駐車場に到着。

覚満渕から鳥居峠を望む

終わってみれば、マップのコースタイムの80%くらいと、まあまあの歩きができたようだが、急登では、腿に少し違和感があるし、ゴロ石や岩の段差では、バランスを崩さないように丁寧に歩く必要がありそうだ。(仁)

【ハイキング】大高取山(県連ハイキング)

大高取山 

低山をゆっくりゆったり歩く

山域山名:越生町 大高取山

期日:2022年11月12日 

参加者:L橋本 木村 他の会の参加者19名

行動記録:越生駅集合8:10-発8:20-弘法山9:15/25-越生梅林を経て大高取山登山口10:10-大高取山11:25/11:55-桂木観音12:25/35-ゆうパークおごせ13:10-越生駅14:10

 上:大高取山山頂にて 下:越生の街を望む

<天気曇>埼玉労山ハイキングに熊トレからは2名が参加した。越生駅に集合し、打合せをして出発した。まずは市街地を歩く。駅のすぐ近くに「ハイキングの町越生」の看板が掲げられ、広場でハイキングの宣伝をしていて、チラシと飴をいただく。裏通りを通り、北方向の弘法山を目指す。街の随所に真新しい石碑と案内板があり、「ここに昔〇〇があった」等歴史的な解説をしている。越生は古い歴史のある町だという。小学校横を歩き、五大尊というお堂の入口を抜け、越辺川(おっぺがわ)の歩道橋を渡り、小道を歩く。民家があり、キクなどが綺麗に咲いている。大通りに出てすぐ弘法山の石柱を目印に進む。舗装の坂を登り始めるとやや汗をかき、服装調節休憩。さらに200mほど登山道を登り、一つ目の弘法山に到着する。神社があり、越生の街を望むことができる。「弘法山」の目新しい木製の表示板が建っている。

 休憩後、山を下り、越生の梅林を目指す。天気は曇りながら穏やかで、付近の民家には植木や草花があり、綺麗にしている。これから登る大高取山が左前方に見える。梅林に入ると古い梅の木もあり、3月の梅まつりのころは賑やからしい。

 越辺川の橋を渡り、神社の前を通過、細い道を進んで、小さな大高取山入口の道標を目印に曲がり、登山道に入っていく。森の中の本格的な山道を登る。10分ほどで峠に着き休憩する。

 この後、山頂までは尾根の登りだ。杉、檜の人口林であるが、自生らしい太いモミの木があり、堂々と天に幹を伸ばしている。岩も砂利もほとんど無く、登り易い。ゆっくりと登り、ほぼ予定の時刻に山頂到着。山頂には先着のグループの方がおり、賑やかだ。東方向は木が低く越生の街が見える。風もなく天気もよくなってきて明るい。30分ほどゆっくりし昼食をとる。

 記念写真を撮ってから、桂木観音を目指す。やはり緩やかな下り坂で所々雑木林も混じり、下草も生えている。フユイチゴが赤い実をつけている。「ゴーン」と鐘の音が聞こえ、桂木観音が近づく。桂木観音の裏手から明るい境内にでる。そこで小休憩。

 車道を300mほど下る。福みかんの無人販売などが出ている。柚子園では実が金色に光っている。その付近から登山道に入り、尾根筋の道を下る。雑木林で下草、灌木も増える。地味だがコウヤボウキが花をつけている。ノギクも咲いている。里山にも地味だが味わいのある花は多い。ドングリも落ちている。里が見える尾根でも休憩する。

 後は、ゆうパークで車道に出て、越生の郊外の裏道を歩き、駅前に着いた。高度はないが水平距離は程々あり、山と里、街の景色を楽しむことができた。

 上:峠で休憩 下:大高取山への杉林を登る

 

 

 

 

 

【その他】きのこ木の実山行

赤城山 きのこ木の実山行

=大沼、小沼周辺の紅葉を愛で、きのこや木の実を楽しむ=

 

 

     サルナシ収穫             マスタケの大株

山域山名:群馬県赤城山

目的:きのこ、木の実等を観察、採集し、山や植物、自然を理解し親しむ

期日:2022年10月12日

参加者: L橋本 黒澤 栗原 新井勇

行動記録:熊谷7:30=上武道路=赤城キャンプ場9:45-大沼北側周遊道-覚満渕東端11:20-大沼南側周遊道-大沼キャンプ場12:45/13:30=小沼駐車場14:00-小沼一周-15:00=熊谷17:20

<天気曇>毎年秩父周辺の里山で実施してきた「きのこ木の実山行」は今年、群馬県赤城山の大沼、小沼周辺に計画した。

 上武道路が前橋市まで開通し、高速道路を利用しなくても赤城山へのアクセスがよくなった。だが、平日のため前橋市に入ると通勤ラッシュにかかったが、渋滞を避けながら走り、赤城山キャンプ場に予定よりも早く着いた。曇りだが風は無く、大沼の湖面は静かだ。ワカサギ釣りのボートが10艘以上静かに釣り糸を垂れている。秋めいた周辺の森、山が湖面に写っている。大沼は火口原にできた湖で標高が1350mあり、周辺には里山より高い標高の草木が生えている。また、赤城山は全山火山なので、酸性の土壌を好む植物も多い。

 準備後、ルートを確認し、樹木、草、きのこ、ドングリ等を見ながら歩き始める。今回は、「歩く」よりも「観る」「触る」などを中心にする。湖の近くに遊歩道があり、落ち着いて歩ける。

落葉が道に積もっている。ヤツデのような葉は大木のハリギリだ。葉の裏が銀色のグミもある。大木のミズナラが何本もあるが湖畔なので明るい。落葉から森の香がする。キノコもいくつか出ている。余り大きくないツツジの類の木は赤く紅葉している。丸い来年の花芽を付け、5枚の葉を付けているのでヤシオツツジだろう。他にミツバツツジもある。モミジの仲間の木が結構な大木で紅葉している。ヤマモミジ、ウリハダカエデ、イタヤカエデ、ミネカエデ、ハウチワカエデなどだ。鋸歯の形だけでは判別しきれない。朽ち木にキノコが生えていたり、どんぐりが落ちていたりするので見たり拾ったりする。木の実を拾うというのは、食べられないと分かっていても、充実感がある。ミズナラの立った朽ち木に白い塊がついている。棒で落とし、帰宅して図鑑で同定するとサンゴハリタケだった。赤城神社で小休憩する。観光客がちらほらいる。湖岸には鯉が群れている。やや草原があり、赤い実が目立つ。マムシグサの類だ。大洞の集落付近車道を通り、覚満渕に向かう。駒ケ岳登山口があり、付近に観光バスが数台停まっている。高校生のハイキングだ。関東ふれあいの道の看板があり、コースを案内している。他、赤い実のツルウメモドキやツリバナ、ズミなどもある。湖岸には、アザミ、ワラビ、アズマウツギもある。

  

      大沼北岸歩道を歩く           リンドウの花が鮮やか

 覚満渕入口周辺は平坦でダケカンバ、ミズナラなどが茂っている。林床には野菊の類、リンドウなどが咲いている。歩道を進むとミズナラの小さな洞にドングリが並べて入れてある。誰

(どの動物)が入れたのか気になった。渕の水面が望める周辺は丈の余り高くない草原でススキも穂を出している。レンゲツツジがちらほら。また、マユミの木が何本もあり、赤い実をたくさんつけている。一周して帰ろうと歩いていくと木道修理中でやや遠回し、渕の南側に行き美しい草モミジを愛でる。北側の山も色づき始めている。渕は深く無く水底も見えるが魚や水生昆虫などは見えない。

 車道を歩き、大沼の南側を通過する。ミズナラのドングリが沢山落ちている。「ミズナラの路」の案内板から、湖岸に進む。確かにミズナラの大木があり下は笹原だ。ミズナラの朽ち木にオレンジ色のキノコが生えている。「すごい」と笹をかき分け近づき観察する。端を少しいただく。図鑑で調べるとマスタケで若い時は食可とあるが、少し古いようだ。「マスタケ」でなく「マツタケ」ならと残念だ。湖岸をとことこ歩いて、元のキャンプ場に着く。道草をたくさん食い、4時間かかった。これが目的なのでこれでよかった。

 

 

上左:小沼湖岸 上右:自生マユミの実 下左:関東ふれあいの道がある 下右:サンゴハリタケ

 昼食後、10分ほど車で移動し、小沼駐車場から小沼一周に向かう。看板には爆裂火山湖とある。一般のハイキングの方も多い。大沼よりも小さいが周辺の森も色づき秋の静かな湖だ。ナナカマドの実が鮮やかだ。灌木のメギなどもある。湖の東岸は岩が多い路だ。次第に木が濃くなるが、ヤシオツツジの類で本数も多い。開花の時期にぜひ来てみたいと思った。湖の南に川が流れだすが水門が設置されていた。道の付近は落葉樹が生えているが林床にはキノコは生えていない。40分ほどで回ってしまった。

 駐車場からすぐの道端にサルナシの大株があり、実がたくさんなっていた。採果鋏もないので皆で蔓を引き寄せ実を収穫した。採りながら味見をすると、酸味と甘みの混じった味、濃厚な味だった。熟して強い香りのある実で口の中が満たされた。今回、食べられる木の実は少なくこれが唯一となった。最後に、お土産ができ満足のきのこ木の実山行となった。

(橋本記)

【クリーンハイク】鐘撞堂山

鐘撞堂山クリーンハイク

山域山名:鐘撞堂山(329.9m)

期日:2022年10月15日(土曜日)曇り

参加者:CL山口文江 SL 高橋仁、白根幸一、大嶋博、橋本義彦、 黒沢孝、木村哲也、須藤俊彦

行動記録

 寄居駅北口9:30-大正池10:00/10:15-鐘撞堂山11:00/11:15-羅漢山12:05/12:40-少林寺13.25/13:40-波久礼駅14:10

 

寄居駅北口に集合し、町を抜け、コスモスの咲く広い道をゴミを拾いながらのんびり歩き、大正池に着く。トイレ、東屋も設置されており、休憩する。歩き出して5分程すると鐘撞堂山直進の立て看板が右手にある。看板手前に地図にはないが右に登る道があり、高橋さん推薦に従いこの道を選択する。木々の間の道は直登気味であるが、歩行には全く問題がない。ただ風が抜けず蒸し暑い。周辺にはイノシシが食べ物探しをした跡が続き、山を下りるまでずっと続く事になる。この道はマイナーな為か余りゴミは落ちていない。やがて道は鐘撞堂山直下にでた。ゴミ清掃に感謝の声を聴きながら展望台に登る。曇りがち天候故遠望はきかないが、寄居の町ははっきり見える。山名の由来を実感するには北側の木々が邪魔している。しばらく休んだ後、円良田湖方面に下山開始。舗装された道を左に取るとほどなく少林寺への登山口がある。階段状の道を歩く途中にアナグマの巣と思われる穴がありやがて羅漢山頂に着く。ここには釈迦如来等数体の石像が草むらの中にたたずむ。東屋で昼食をとり、5分程西に歩き山頂にある神社にお参りする。神社名を記した多くの石碑があり、中には昭和17年建立の神格化した東郷、乃木の碑もあった。羅漢山に戻り天保年間に少林寺に寄進された五百羅漢の石仏が色々な表情をして並んでいる道を下る。亡くなった親しい人の面影を見出すことが出来るといわれているが痛んでいるのも多い。石仏が途切れると曹洞宗少林寺境内に着く。お参りしたのち、外にでて、ゴミの選別、計量を行った。結果ビン類2.0Kg、カン類1.1Kg,燃えるゴミ1.0Kgであった。ビン,カン類の多くは投げ捨てられており一部は回収できなかった。該ゴミ袋は自宅まで持ち帰り日常ゴミ回収ルートにのせ処理した。その後波久礼駅まで歩き、寄居駅で4人が下車、夫々の帰途についた。なおSUICAが使えるのを初めて知った。                                    (須藤俊記)

 

 

【その他】県境リレー登山(志賀坂峠ー土坂峠)

県境リレー登山 志賀坂峠⇒土坂峠

 埼玉県・群馬県 県境の長い尾根を歩く(県連の企画)

山域山名:埼玉・群馬県境尾根(志賀坂峠-土坂峠間) 父不見山等

期日:2022年10月2日

参加者: L橋本 黒澤 木村

父不見山(ててみえずやま)

 

行動記録: 

 土坂峠トンネル北口(黒澤車1台デポ、黒澤同乗)6:20=志賀坂峠トンネル北口6:50-1090mピーク7:50-二子山西岳ローソク岩分岐8:20-西岳岩稜下降点9:15-三ツ石山987m10:20-三岐山982m11:20/11:40-矢久峠12:20-坂丸峠13:05-父不見山14:15/14:25-杉ノ峠14:50大久保山15:15-土坂峠トンネル北口16:40=志賀坂峠に移動し橋本車回収17:15

 <天気晴れ>久々の登山日和となった。今回の県境リレー登山の志賀坂峠-土坂峠尾根は標高1000m前後で、13のピークがあり、そのピーク間には鞍部がある。その標高差は100m前後以下なので、それほどきつくはないと予想した。累積標高差は約800mで標高1000m位の山に登るほどのきつさだろう。ただ、志賀坂峠から坂丸峠間は登山地図には赤線の登山道でない。しかも県境は岩稜の二子山西岳を横切っている。この間が一番の難所だろうと考えた。今回のグループは岩に習熟していないので、西岳の岩壁を避けて歩くルートを考えた。

コースは志賀坂峠から登り、県境尾根を東に歩き土坂峠に下る。1台の車は土坂峠にデポし、志賀坂峠に乗り合わせて行き、そこから登ることにした。神流川の谷は深く、南側の尾根は急な山脈だ。志賀坂峠で支度をして、尾根まで20分ほど暗い杉林を登ると、尾根に出た。そこは雑木林で明るくなった。尾根を東に進むと送電線鉄塔になり、国道299号の谷が望め、谷が秩父盆地まで長くつながり、武甲山も見える。東に石灰岩岩稜の二子山が見え、そこにつながる尾根が見える。方向を北に、杉の暗い急登を登る。今回の一番の標高差だ。1090mの尾根まで登り一休みする。「登山禁止のお知らせ」の看板が落ちている。昔は二子山から叶山まで登山ができたのだと分かる。現在、叶山は石灰岩採掘で平らな白い平面が見える。方向を東北東に変え、二子山を目指す。雑木林になると明るくなり、やや黄色くなった木々もあり、秋を感じる。また、土坂峠まで、雑木林といえば、必ずといっていいほど山栗のイガが落ちていた。栗は山の動物たちの食料となっているようでほとんどない。遠いと思っていた二子山が近づく。坂本に下る分岐に続き、ローソク岩の分岐に至る。ここからは東の谷の樹木が伐採され景色がよく見える。県境リレー登山旗を手に、記念撮影をする。逆光で旗だけが明るい写真になってしまった。

西岳の西北の岩稜を回り込んで、その反対側の県境尾根に行くには、標高1050mの地点で水平に西北に進み、上と下の間の斜面を回り込んで反対側に抜け、三岐山の尾根を進むよう計画する。急登の杉林を水平に進む。至るところに鹿の踏み跡があり、それを利用する。300mほど進んで右を見ると高さ100mほどの石灰岩の白い大岩壁が立ちはだかる。上を見るが、岩壁は続いているように見える。地図を確認し、岩壁の上を見るが切れ目らしき場所は見えない。下の岩壁ではないかと思うが、岩壁の切れ目を探しているよりも一旦下って岩壁を回り込む方が安全と考え下り始める。泥の急登、灌木もなく転ばないようバランスを取り、ジグザグに下る。岩壁の端が見える場所までくると車道のガードレールのような物が見える。道は地図にはない。さらに近づくとやはり車道であり、ここに下りる。今、私たちは地図のどの地点にいるのか。この後、県境尾根にどう戻るか、3人で確認する。二子山の股峠に続く林道なら、県境を横切るはずだと、車道を進む。何回か左右にカーブが曲がり、最後は左側に曲がり、下っている。そこは987m三ツ石山の南西の谷だと分かる。このピークに続く斜面を登ることにした。急登で灌木なく、つかまる岩もない。転倒しないよう、斜面に蹴りを入れ、足場をしっかりして斜めに登っていく。そして、尾根の端に空が白く見え、斜度のなだらかな尾根に着き、一安心する。尾根を歩いて数分、987mの三ツ石山に着き、今回の山行の核心部、難所を通過できたことが分かり安堵した。後で反省するに、ローソク岩分岐を目印にしたが、実際は、その分岐はかなり手前に付け替えられていた。地形から回り込みの場所を正確に判断すべきだった。

上:道標が道の歴史を語る 中:ローソク岩分岐 下:奥秩父の幾重にも重なる山脈

さらに土坂峠を目指して進む。2つのピークを越える。尾根はなだらかで、コナラや、落葉松などの樹林だと明るく、杉、檜林では暗い。人工林も割合手入れはされているようだ。尾根でも林の中なので木が少ない所では、その間から秩父の山々や、神流川沿いの集落を望むことができた。矢久峠までは、踏み跡はほとんどない。

野生動物には頻繁に会う。鹿は群れで、時々ピーという甲高く鳴く。糞、足跡が多い。獣道もできている。猪は数頭で逃げていく。尾根の至る所で土が掘り返され、窪みがあり、寝た跡がある。

その後も尾根を歩き続ける。ピークには幾つか尾根が出ている。毎回、進むべき尾根を確認する。11時を過ぎて、標高982mピークに至る。ここでやや長い休憩をとる。登山地図には三岐山とある。神流川沿いの下の集落が望める。矢久峠手前では一般登山道は無いが、古道らしきえぐられた道があり、その昔、ここを道で使っていたと思われるが、何のためかは不明である。矢久峠で、車道を横切る。騒々しいバイク集団と遭遇する。そして、坂丸峠に至る。石の祠があり、昔の峠道らしい。坂丸峠で群馬県万場、埼玉県森戸の分岐となり、我々は父不見山方面に進む。ここからの道はしっかりしている。

この付近は杉の伐採作業中で、急に明るくなった。全体を通し、下草は少ない、ほとんどないが、大きな木が倒れて明るくなっている場所にはヒトリシズカ、シラヒゲソウなども生えている。笹、アセビ、サルナシ、マタタビ、アケビ、クズ、ツツジなどは無く林の下はがらんとしている。下草、灌木のほとんどない林で鹿やイノシシの食害ということか。

標高を上げて父不見山に到着。オートで記念写真を撮るが、前景に栗のイガばかりが写り、取り直す。

杉ノ峠まで下り、さらに土坂峠目指し、大久保山に登っていく。予想に反し、大久保山は岩山で最後の100mほどは左右切れてスリルのある道だった。この付近は灌木が生えていた。土坂峠目指し最後の部分を歩く。

峠直前には最後の難関があった。地図にはないが、急登で岩が剥きだしの斜面で、回り込んでやっと本来の尾根に戻ることができた。また土坂トンネル直前で1名の脚ツリがあり、服薬休憩となった。トンネルの上で、車道に下る道に入ったが車道に向かわない。地形図を見て下ると地図上にない車道になり、この道を下ると、デポしておいた車の駐車場に出ることができた。

ルートが無い場所や、岩場、急登等で苦労したが、無事に、ほぼ予定どおり土坂峠に着くことができた。7時発、16時30分着、9時間の埼玉県-群馬県境の長いコースを歩き切り充実した山行となった。

上:西岳岩稜を回り込む 中:カラマツ林も紅葉はまだ 下:広々した尾根が続く

 

【ハイキング】皿伏山と尾瀬沼全周

皿伏山と草もみじの尾瀬を巡る

山  域:群馬県 皿伏山305m、尾瀬沼
目  的:大清水から皿伏山往復して、尾瀬沼を周回する
山行形態:日帰り
期  日:2022年9月30日(金)

参      加:高橋仁(単独行)   

展望の無い皿伏山頂

行  程: (歩 7時間10分)
熊谷3:40=R17バイパス=沼田=大清水駐車場6:00/6:30=バス=一ノ瀬6:15/6:40➝三平峠7:32→三平下7:46➝南岸分岐8:08➝大清水平8:22/8:41→皿伏山9:27/9:35➝セン沢田代10:06➝皿伏山10:38➝大清水平11:10➝南岸分岐11:23→沼尻11:55/12:17➝長英新道12:46➝大江湿原13:55➝平野家墓所13:02➝長蔵小屋13:12/13:48➝三平下14:08➝三平峠14:20→一ノ瀬15:00=バス=大清水15:15=沼田=本庄=熊谷17:50

静かな佇まいの大清水平

郡馬県百名山で最後になった皿伏山と、尾瀬沼を全周巡ってきた。一ノ瀬から、滝の音が大きな沢道を登り始める。三平峠から尾瀬沼に下る。天気は上々で、碧い尾瀬沼がきれいだ。時計回りに湖畔を歩くと、樹林越しの尾瀬沼から朝霧が立ち上っている。なかなかの景色が見られた。

朝霧が立ち昇る尾瀬沼
南岸分岐から急坂を少し登れば、大清水平に出る。草紅葉の広がるこの湿原は、人の入らない「穴場」だ。草紅葉の向こうには燧ケ岳が存在感を主張するように構えている。倒木とぬかるみの多い道を、緩やかに登って行くうちに皿伏山に着いた。眺望も無いこの山がなぜ群馬の百名山に選定されたのか?(後でその訳が分かったが)

大清水平から燧ケ岳
先の白尾山まで行こうかと思ったが、尾瀬沼を周回したいなとも思い直して、途中のセン沢田代で引き返した。セン沢田代は樹林に囲まれ申し訳程度に草紅葉が見える程度。
南岸分岐まで戻って、沼尻に向かうと、平日とは言え尾瀬は尾瀬、結構行き交う人が増えてきた。沼には紅葉した羊草が広がり、よく見ると二羽のカモが羊草を食んでいる。

ヒツジ草を食べるカモ沼尻平から燧ケ岳山頂部団体ハイカーが賑やか
沼尻平からは燧ケ岳が草紅葉の上に大きく聳えて、山頂の俎嵓、柴安嵓、ミノブチ岳などのコブの様な岩峰が良くわかる。団体に占拠された休憩所の片隅で、昼食を取って、大江湿原、長蔵小屋へ向かう。大江湿原は今日のコース中最大の草紅葉が広がっている。木道を歩く多くのハイカーが蟻の行列の様に見える。寄り道をして平野家の墓所に立ち寄った。尾瀬沼と長蔵小屋を見わたす小高地には平野長蔵さんはじめ家族の墓が建っている。

大江湿原の丘にある平野家の墓所

尾瀬沼越しに見える皿伏山の山容は、その名の通りお皿を伏せたようにゆったりと広がり、なかなか存在感を漂わせているではないか。ほとんど登る人のいない山は、静かに歩き、じっくり眺めて改めていい山なのだ。

湖畔から皿伏山を遠望するビジターセンターで展示資料を見ていたら時間が迫り、大急ぎで一ノ瀬まで下り3時のバスに飛び乗った。(仁)

【その他】陣見山登山道整備(県連の活動)

陣見山登山道整備

私たちの使う登山道を安全に、歩きやすく・・・

山域山名:秩父 陣見山尾根 

期日:2022年9月7日 

参加者:L橋本 柴田

行動記録 秩父鉄道波久礼駅8:00-陣見山登山口から陣見山に至る2km区間倒木撤去作業8:15から10:00-陣見山登山口10:30

<天気曇り>天気予報では昼頃から雨の予報なので、それまでの活動と考え、行動を開始する。参加者2名なので、チェンソーを使わないで、手鋸での人力の作業を計画した。その分、道具の重量は少ない。直径40cm位の太い倒木があるので切れるか少し心配もある。作業道具として、手鋸(園芸作業用)、剪定鋏、ロープ、バールを準備し、手分けして持ち、登山口から入る。

 道の両側に篠が茂り、道を覆っている場所もあり、剪定鋏で切りながら進む。また、灌木もあり、道に出ているので鋸で切る。斜面を登って行くと、直径約40cmの倒木が登山道を遮っている。越せない、潜れないので登山道から外れて歩き、新しい踏み跡ができている。倒木と、その倒れ方、斜度などを見て、作業手順を考える。1か所を鋸で切り、ロープで引いて道から移動させる手順で撤去することにした。丸太の上側から鋸で切り始める。丸太の周りは腐ってぼそぼそで芯の部分が20cmほど固い。切っていくが腐っている部分が濡れていて、鋸が動きにくい。それでも、2人で交代して少しずつ切り進む。出てきたおが屑を嗅ぐと松のにおいがする。15分位切って揺らいできた。バールで叩くとずれた。ロープを使い2人で引くと折れた部分も外れ、そのまま引いて道の下に移動させた。残った部分もさらにロープで引いて、道の下に移動させた。道が歩けるようになり、すっきりした。

 

 

上左:太い倒木が道を塞ぐ 上右:撤去して道が歩けるようになった

下左:手鋸で頑張る 下右:撤去してすっきりしました 

さらに、陣見山方面に進み、倒木を撤去する。古くなって芯になっている倒木、最近折れて道をふさいでいる倒木などがある。事故にも注意しながら労少なく、安全な方法で、登山道から倒木を撤去し、歩きやすくした。美里町の表示のある標柱まで進み、休憩後、下山した。風無く、湿気あり、気温高く相当に汗をかいた。

 登山中は、立ち止まって倒木を片付けることはできないが、登山道整備のための登山なのでしっかり作業ができた。また、登山をする者と、整備をする者の両者の気持ちを味わうことができた。倒木のないすっきりした道を通るとき、傍らに倒木が片付けられていたら、その作業をした方は、登山者の安全な、楽しい登山を願って作業をしていたと想像することができた。太い倒木も撤去でき、登山道整備の充実感と達成感を味わうことができた。  

 

 

上左:撤去前 上右:撤去後 下左:撤去前 下右:撤去後  

 

 

 

 

 

 

【ハイキング】尾瀬ヶ原 春の花山行 2022/6/5

山  域:尾瀬ヶ原(群馬県片品村)

山行形態:無雪期ハイキング
目  的:尾瀬の春の花を楽しむ 
日  程:2022年6月5日(日)
参加者:新井浩、駒崎
行動記録:江南(4:00)⇒戸倉P(6:10/30)⇒鳩待峠(7:00)→山の鼻(8:10)→ヨッピ橋(9:35)→赤田代(10:35)→うろうろ→赤田代(12:30)→見晴(13:05)→山の鼻(15:00)→鳩待峠(16:10/25)⇒戸倉P(16:50)
<天候:曇り/晴れ>
戸倉の第1駐車場は朝6時で半分くらいの埋まり具合。天気予報が思わしくないため、今日の出足は鈍いようだ。鳩待峠までの乗車券1000円を買いすぐにバスに乗車。30分掛からずに鳩待峠に着く。峠の広場は最盛期とは思えないほどの人の少なさ。山の鼻に向かう木道沿いにお待ちかねのミズバショウが出てきた。ほぼ満開状態だ。

 

木道で立ち止まっても迷惑にならないくらい人が少ないのでゆっくり写真を撮ることが出来る。山の鼻も閑散としている。気温は8時で12℃。かなり涼しく、立ち止まると寒い位だ。尾瀬ヶ原を進む。湿原はまだ春には程遠い茶色のままだ。時折ショウジョウバカマのピンク色が目立つ。牛首分岐からヨッピ橋方面に向かう。目の前にはほぼ雪が消えた燧ヶ岳がでっかい。時折ミズバショウとリュウキンカが群れて咲いている。ヒメシャクナゲはまだ硬い蕾だ。

 

ヨッピ橋を越えて東電小屋では、イワツバメがたくさん飛び交い、地面をつついている。ミネザクラは満開。三条の滝方面に向かい、お目当ての花を探す。ちょっと探すと咲いてる~。その花はトガクシショウマ。ちょっと小ぶりだが薄いピンクの花が咲いている。あちこち探すと咲いているが、ピークを過ぎて、花びらの先が茶色になっているものが多い。11年ぶりの再会でした。

 

温泉小屋の前で赤田代を目の前にして昼休憩。さわやかな晴れとなり、気温もちょうどいい。ほとんど人影が見えず、静かな尾瀬ヶ原だ。見晴方面に向かう。ここが一番のミズバショウの映えるいいところと思う。日が当たってタテヤマリンドウも開いている。見晴から竜宮へ向かい、富士見峠方面へ少し入る。ここも静かなミズバショウの群生がある穴場スポット。後ろに至仏山が映える。

 

この後はスタスタと歩き山の鼻に到着。15時で気温は20℃。バスの時間を調べ、17時過ぎまであることを確認して、のんびり鳩待峠まで戻る。乗車券1000円を買い、すぐに乗り込み、戸倉に17時前には帰り着いた。24.3km、歩数42000歩。今日も良く歩いた。
(新井浩 記)

【ハイキング】シャクナゲ尾根→白泰山避難小屋 2022/5/28

山  域:白泰山(埼玉県)

日  程:2022年5月28(土)
行動記録:江南4:30=こまどり荘P740m6:50/7:10→タツマノ尾根→シャクナゲ尾根→白泰山避難小屋(のぞき岩)12:45/13:30→こまどり荘P17:45
参 加 者:駒崎、新井浩

今朝は寒い位の気温だ。途中道の駅大滝で休憩し、中津の集落を越してこまどり荘の駐車場へ車を停める。すぐに身支度をして出発。中津川林道を歩いて進み、中津川に掛かるたつまの吊り橋を渡る。展望の森として整備されているが、階段が多く辟易する。それも急登だから始末が悪い。軽いハイキングのつもりで来た人は引き返すのではないか。通行止めのロープを潜りタツマノ尾根に乗る。

 

ここからは踏み跡が有ったりなかったりでGPSを見ながら広い尾根を登る。アセビが多い。山ツツジはもう散っており、少し残っているものが見られた。1350m付近で一度平らな尾根に乗る。時折進行方向右手に山並みが見える。白泰山から続く尾根と思われる。気温は低く、風が少しあり、少し汗ばむくらいで登るにはちょうどいい。

 

1546m峰を巻きトラバースした後に1485m付近でシャクナゲ尾根に乗る。この尾根は細く、歩く方向には神経を使わずに進める。時折ミツバツツジが咲き残っている。ツツジの木がとても多く感じる。相変わらずアセビの木は多い。アップダウンを繰り返し、1600m手前でやっとシャクナゲが咲いているのが見えた。今まで1本もなかったので、名前負けと思っていた。シャクナゲの花は終盤で下にかなり落ちている。しばらく登ると、満開状態のシャクナゲの森に入る。が、シャクナゲの藪地獄が待っていた。花は満開でちょうどいいタイミングだが、シャクナゲの間を登るのはなかなか厄介だ。シャクナゲの藪地獄は1700m付近まで続いていた。

 

その後、針葉樹の苔むした林となり、明るい広葉樹のピークに立つ。この先少し下ったところに白泰山避難小屋が建っていた。少し先の、のぞき岩と呼ばれる眺めのいい岩の上で休憩する。展望は良く、雁坂嶺、破風山、木賊山、甲武信岳、三宝山の稜線が良くわかる。誰も来ないと思っていたら単独の人が来た。栃本から上がって四里観音避難小屋へ向かうとのこと。

 

涼しく風がさわやかだが、のんびりもしていられない。白泰山避難小屋の中を覗いてから来た道を戻る。シャクナゲ尾根の細い尾根はいいが、それ以外はGPSで登ってきたトラックとにらめっこでルートを探しながら下る。登ってきた踏み跡はわからないものだ。涼しいのが気持ちよく、下界は暑いのだろうと思いながら約10時間の楽しい山行を無事終えました。

(新井浩 記)

 

【その他】県境リレー登山

雲取山県境リレー登山 

=新緑の雲取山から仙元峠までの県境を歩く=

日の出の時間に雲取山に着く

山域山名等:雲取山、酉谷山、長沢山等長沢背稜(都県境尾根)

期日:2022年5月28日、29日 

参加者:橋本 木村 雲取山-仙元峠グループ( L橋本 SL上野  鹿喰 真 木村)

雲取山-鴨沢グループ(SL岩岡 瀬下)

行動記録

5月28日 県境尾根コースと鴨沢コース共通

西部秩父駅集合8:15/三峰神社行バス発8:30=三峰神社着9:50/10:05-霧藻ケ峰休憩所11:55/12:20-白岩山14:40-雲取山荘16:10-雲取山荘泊

5月29日

雲取山-仙元峠コース

雲取山荘4:00-雲取山4:30/40-雲取山荘5:00/5:30-芋ノ木ドッケ1946m6:25-長沢山7:50-水松山8:30-酉谷山・酉谷峠10:00/10:15-七跳山分岐11:10-大栗山・三ツドッケ経由一杯水避難小屋12:45-仙元峠13:45-仙元尾根を通り、浦山大日堂15:40

鴨沢コース

雲取山荘4:00-雲取山4:30/5:00-奥多摩小屋5:40-堂所7:00-鴨沢9:00

<天気晴れ>8時過ぎに、参加者7名が西武秩父駅に集合し、急行三峰神社行バスに乗り移動する。登山者や観光客が多く50名ほどになり、バス2台が運行された。前日の雨があがり、晴天、2日間の晴れ予報に気分が高まる。バスの車窓から、秩父の谷、山が新緑で輝いている様子が見える。大滝の谷に入りと尾根・谷が険しくなる。二瀬ダム堰堤上を過ぎ、三峰神社へバスは高度を上げる。西側の和名倉山が大きな姿を現す。標高1060mのバス停に到着、身支度、顔合わせをして出発する。今回の山行は埼玉労山理事会の担当で理事6名、元理事1名計7名のグループである。バスから降りた登山者も雲取山を目指し歩き始める。歩き始めは杉・檜の人口林の中で傾斜は緩い。人工林を抜け落葉樹林に入ると新緑が眩しい。1時間ほどで炭焼平に着き一休みする。案内板があり、近くに石積みの炭焼き窯がある。30分ほどで霧藻ケ峰の地蔵峠に着く。ここからは南側の太陽寺に下りる道が分岐する。少し進むと岩に秩父宮のレリーフが設置されている。その先に霧藻ケ峰の休憩所があり、長めの休憩をとる。休憩所では飲み物等を販売している。幾分岩場も出てきて紫のミツバツツジが咲いている。また、姿は見えないが、大きな声で「テッペンカケタカ・・」とホトトギスが鳴き、「ジュリジュリ」と小鳥がさえずり、「ポポーポポー」とツツドリが鳴く。

エネルギーを補給し歩き出す。植生は原生林となり、太いアセビ、ミズナラなどが増える。倒木、落ち葉も増えてくる。平坦なお清平を過ぎ、白岩山の急登にかかる。標高は1500mを越え、常緑針葉樹となり、登山道は岩が多くなる。岩の上には苔が生え、ヒノキの幼木が生えていて盆栽のようだ。その辺りで鹿に会う。尾根なので明るく、ツガの幼木の新芽が本当に鮮やかだ。また、黒い大岩があり、高山の雰囲気になってきた。秩父の山々は標高2500m以下であり、森林限界以下なので、ほとんどの山頂も木々に被われている。そのため、南北アルプスのようなお花畑はなく地味な山々だ。標高を上げ、木々の間から和名倉山が見える。奥秩父らしい、常緑針葉樹の森を歩き、14:40白岩山標高1921mに着く。やや下って芋ノ木ドッケを通過する。案内板があり「芋ノ木」とはコシアブラを指しドッケとは突起がなまったものとある。急傾斜を横切る登山道となり、西向きで、下草の生えている場所に、スミレ、黄色のスミレ、ミヤマカタバミなどが生えて地味ながらも色を添えている。空を見上げると青空にやっと萌芽したシラカバが光る。地面にはオオスギゴケやマンネングサの仲間の苔類が生える。大ダワから男坂を登る。テントが幾つも張られている尾根になり、少し歩いて、雲取山荘に到着した。7人全員へたばることもなく歩ききれた。天気がよく、登山シーズンに入り、テントの登山者、小屋泊りの登山者とかなりな人数が入っていた。

上:急な尾根を登る 下:西には両神山などの山々

5月29日

<天気晴れ>天気の変化が多い5月で2日間とも晴天に恵まれた。昨夜は山小屋の窓から東に夜景が見えた。日原の谷の向こうなので青梅市街であろう。3時半位から明るみ、その中で出発の準備をして、ザックは外に置き、ヘッドランプを付け出発する。針葉樹林の道を登る。他の登山者も山頂に向かう。20分歩いて、ヘッドランプを取り登る。頂上手前で東に赤い太陽が昇った。山頂に着き日の出、周囲の景色を眺める。西に稜線が伸び、その北に和名倉山がどっしりとしている。南西に残雪を抱く富士山が見える。立派な山頂石碑の前で県境リレー登山の旗を掲げ記念撮影する。

一旦、雲取山荘に戻り、弁当の朝食を食べる。

 いよいよ出発だ。約11時間の長丁場の稜線歩きとなる。男坂を下り、大ダワを通り、芋の木ドッケへの分岐の道標を確認し右の道を登る。急登であるが左右が切れ落ちていないので安心して登る。息が荒くなり、汗もでる。出発して1時間ほどで針葉樹林の中の標高1946mの芋の木ドッケに着き休む。直ぐの分岐で東方向の長沢山・酉谷山方面に進む。以前このルートを登ったKさんが「今回の一番の急登はここだった」と言い、少しほっとする。緩い下り道で、ダケカンバや小さい落葉松の明るい森になり、コバイケイソウが群生している。ダケカンバは若芽がやっと少しでたくらいで空が明るい。少し登りがあり、長沢山に着く。ここにも雲取山と同じ山頂の石碑が設置されている。この都県境の稜線は長沢背稜というがこの山に因んでいるのだろう。長沢山の付近にはシャクナゲが群生して、蕾、開花と色鮮やかだ。水松山(あららぎ)の南側を東に進む。ちょっとした鞍部になり、北側が望める。下は大血川の谷だ。ここは整地され臨時のヘリポートHのマークがある。道は、稜線の南斜面を等高線に沿うようについており、歩くのには楽で、ずんずんと進める。そして、酉谷山(とりだにやま)の登りとなる。この付近も明るい広葉樹林で落葉が積もっているが、歩きやすい。酉谷山は秩父盆地の南なので平野部が近づき、盆地の東側や宝登山を望むこともできる。稜線の道には珍しくやや北斜面の道の付近には、びっしりとシダが群生しており、落ち着いた様子だ。また、西方に望む両神山は、稜線が目立たない岩ごつごつの山という感じで、当然だが、見る場所で山の形も随分違う。少し下り、酉谷避難小屋の後ろに出る。3人が見に行く。都県境尾根をさらに南東に進む。植生は同じようだ。坊主山、七跳山、大栗山を左に稜線南斜面を進む。今回の稜線の最後の大きいピークとなる三ツドッケに登る。それまでもちらほら登山者とすれ違っていたが、三ツドッケでは大きなグループに出会う。景色を見る暇もなく、南の尾根を下る。直ぐに一杯水避難小屋に着く。白っぽいこじんまりした平屋の建物で、詰めれば30人位は泊まれそうだ。この小屋の水場は東5分位の谷にあるので、そこで美味しい水をいただく。ここから1時間ほど仙元峠までまた稜線を進む。風も無く、広葉樹林の広い尾根は新緑に満たされている。植生や地形も同じようだ。

 この長沢背稜は埼玉県と東京都の都県境であるが、道標の設置者名は東京都となっている。道標は分岐、また途中に「長沢背稜」と行先が表示されており、踏み跡もあり、安心して歩くことができる。岩場には、しっかりした階段、橋が設置されており、登山道としてはよく整備がされている。太い倒木もチェーンソーで切り、片付けられている。歩いてくるだけでも距離があるのに、整備の道具を持参するとなると大変なのではないかと感じる。

上:ミツバツツジが鮮やか 下:秩父盆地平野部を望む

 午後2時前に石の祠のある仙元峠着。最後の休みを入れる。付近にシロヤシオが咲いている。道標に沿い仙元尾根を下る。標高1000m位から下は杉、檜の人工林で暗い。でもその下部では雑木林があり、また高圧電線の鉄塔が4か所あり、明るい。ぐんぐん標高を下げ、最後の急斜面の杉林を下ると下に浦山の大日堂の建物の屋根が見え、着いたことが分かった。階段を下り、5人全員が、長い稜線を歩き切った達成感・充実感をグータッチで分かちあった。午後4時の駅行のバスに間にあい、これに乗り西武秩父駅まで戻り、各自帰路についた。 (橋本記)

【ハイキング】宗四郎山、大ナゲシ 2022/5/8

山  域:両神山(埼玉県、群馬県)

右が宗四郎山、左が六助ノ頭


日  程:2022年5月8(日)
参 加 者:駒崎、新井浩
行動記録:
江南5:00=赤岩橋P7:20/7:45→赤岩峠9:00→雁掛峠→六助ノ頭1490m 11:00→宗四郎山1510m 11:30/12:35→雁掛峠14:00→大ナゲシ1532m15:05→赤岩峠16:00→赤岩橋P16:50
<天候:晴れ>
国道140号の滝沢ダムの先から中津川方面に進み、出合で小倉沢方面に入るところに、全面通行止めの標識が有り、下の方に土日は除くと書いてある。ダメもとで進むと、小倉沢集落手前の崖をコンクリートを吹いているところがあった。平日の工事中は通れないようである。通れて一安心、赤岩橋のところまで行き駐車をする。先行者の車1台あり。身支度をして、元鉱山の施設の中を通り、赤岩峠登山口を通過して、植林の急登を進む。やがて雑木の明るい尾根に上がり三つ葉ツツジがポツポツ咲いている。赤岩峠の手前の日が差し込んだ新緑はとてもきれいで、しばらく見とれてしまう。

 

赤岩峠では風が通り気持ちがいい。赤岩岳とは逆の西に延びる尾根に向かう。すぐに頭上にアカヤシオが迎えてくれる。地面に花びらが落ちているので咲いているのがわかるが、すでに終盤だ。途中大ナゲシへの分岐を見送りさらに西に進む。雁掛峠を過ぎ、雁掛ノ頭のピーク越え、六助ノ頭に着く。アップダウンが有り疲れるが、時折アカヤシオが満開できれいに咲いているので花見をしながらのんびり進む。ミツバツツジはまだ蕾の状態だ。六助ノ頭のピークを下ると、宗四郎山への岩場が始まる。トラロープや鎖が付いている。ルートを探しながら振り返ると、大ナゲシや赤岩岳が間近かに見える。やがて宗四郎山の山頂に着く。狭いが展望が良く、昼休憩には最適だ。日差しが暖かく、1時間以上ものんびりしてしまった。

 

来た道を大ナゲシの分岐まで戻る。分岐を北に向かい、大ナゲシの登りの基部にストックを置き、岩場に取りつく。登り始めると岩に岩茸(キクラゲに見た目が似ている)がびっしりついている。これは取らなくてはとビニール袋を出して、岩茸を取りながら登る。大量に採れて、良いお土産が出来た。垂直の岩場を鎖で登り大ナゲシ山頂。ここもすこぶる展望が良い。山頂からは先ほど登った、宗四郎山と六助ノ頭が猫耳のように三角に二つ並んでいる。赤岩岳(赤岩尾根)の先には両神山もすぐ近くに見える。

 

のんびりしたいが遅れているので、岩場を下る。来た道を戻り、予定よりも1時間ほど遅れたが、無事赤岩橋まで戻った。展望とアカヤシオと岩場を十分に楽しめた山行でした。
(新井浩 記)

【植樹祭とハイキング】足尾植樹祭と備前楯山

第26回足尾銅山の春の植樹デー&備前楯山(1272.4m)ハイキング

環境保全活動として足尾植樹に参加&アカヤシオの備前楯山ハイキング

期日:2022年4月24日(日)

参加者:L赤坂京子 木村哲也 相澤建二 高橋 仁 斎藤 順 豊島千恵子 山口文江  須藤俊彦 8名

 

行動記録<曇り>熊谷駅南口7:00=銅(あかがね)親水公園9:05/9:20-植樹地にて植樹10:30=舟石峠P10:45/11:20-備前楯山12:10/12:25-舟石峠P13:15-熊谷駅南口4:20

 

曇り空の中、予定通り熊谷駅を出発、大間々のコンビニに立ち寄り銅親水公園奥の何時もの駐車スペースに到着。今年は4日に分けて、植樹しているとの事、比較的車は少ない。植樹場所は駐車スペースに隣接している。受付を済ませ、苗木と道具を受け取り10m程高い所のひな壇で植樹を開始。土はたっぷり入っており、必要な穴はすぐ作れる。ここに用意されていた腐葉土と水を入れ植える。その後、歩く踏み固め終了。気持ちよく出来るので苗木、水補給支援の下、皆さん20本以上植樹する事が出来た。記念写真を撮り、植樹祭アンケートに協力して舟石峠に向かう(親水公園での豚汁等の接待は無し)。

舟石峠駐車場は日曜の植樹祭の為か混んでいる。駐車場の満開の八重桜の下での昼食後、登山開始。しばらく登ると道沿いにピンクのアカヤシオが現れる。山は芽吹いたばかりの木々の間から、頂上近くのピンクも見える。頂上近くは最高!との団体下山者の声に大に期待し登ると満開のアカヤシオ群落、写真を撮りながら登り、頂上直下の豪華なピンクに驚かされる。今まで見た最高かもしれない。

いつもは混み込みの頂上もグッドタイミングで空いている。山の高い部分は雲に覆われているが足尾の大煙突は良く見える。眺望を楽しみ、記念撮影後下山開始。植樹後のハイキングは毎年ここでいいねとか、この山の名前に何故備前というのがついているのとか、コロナ関連の会話を楽しみながら下山した。この山のアカヤシオをベストの状態で楽しめた事に感謝の一日になった。

 帰途、黒保根道の駅を覗き、途中からの雨の中、帰途につきました。

 

付記:山名(備前楯山)の由来は「一説に昔は黒岩山と呼んでいたが、1610(慶長15)年、備前国から移住した治部と内藏が道の露頭を発見し、日光座禅院に報告した。座主は二人の功を記念して備前楯山と改め、産銅を幕府に献上したという。楯とは鉱脈の露頭をいう」とのことです(出展;布川了「田中正造と足尾鉱毒事件と歩く」)。

                              (須藤俊記)

【ハイキング】三峰山表参道

三峰山表参道往復
山  域:秩父市 三峰山
山行形態:ハイキング
日  程:4月21日(木)

三峰神社拝殿前で

行  程:
斎藤宅8:00=神庭交流広場9:15/30→清浄の滝 10:30/40→三峯神社
センター12:15/14:15→神庭交流広場(16:15/16:30)=斎藤宅18:00
参 加 者:C L斎藤、相澤、高橋(仁)赤坂、内田(会員外)、高橋恵(会員外)

ハッキリとしない空模様で、心許なかったが、神庭交流広場に着く頃は薄日が差してきた。天気予報では夜半ごろに雨降り、登山中はどうにか持ちそうである。高橋(仁)さんの知人2名を紹介された後、登山口入る。
登山口の鬱蒼とした樹林帯を抜けると針葉樹が忽然と消え、周囲がパッと明るくなり、広葉樹の間から渓谷を望む。目の前の楓や楢の葉が光を浴び、眩しいほどの若葉色。桂やサワグルミも混じっているらしい。標識に渓谷の植生で記されている。せせらぎの音を聞きながら足を進める。渓谷がどんどんこちらに迫ってくる。両岸の岩壁から紅葉等の広葉樹が沢に反り出し、見事な景観を作る。其れに見惚れ、少し立ち止まる。本格的な山道に踏み入れると、目の先にシャクナゲが一面に広がる。花がチラホラ。山側に目をやると滝が沢に勢いよく流れ落ち、この流れが周りの自然に溶け込み、この様子も見事。竜門の滝と記されてあった。
 山道はつづら折りになっており、勾配がきつくなるが、地面がシットリと柔らかく差ほどきつく感じないで歩くことができた。しばらく歩きつづけると表参道にぶつかる。広場の入り口に燈明塔?が2基、林銑十郎と偉い軍人の名が刻まれている。広場はロープウェイ始発駅の跡地であった。山道からの展望はよく、近くの木々が芽吹き、白い花が一面に咲いたかのように華やぐ、道端に目を向けると、一人静、二人静がひっそりと佇む。二輪草やスミレ、葉が細く刻まれたエイザンスミレも見つかる。東屋が見えてきた。

見事な佇まいの清浄の滝

清浄の滝に到着。樹木に囲まれ滝は水の流れを数本作り,穏やかに落ちている。滝つぼを周辺の岩は苔むし、静寂な雰囲気。マイナスイオンを一杯吸い込み気持ちを和ませる。一息入れ,出発。ここからもしばらくつづら折りの道を歩む。ミツバツツジが目に留まる。花はほとんど落ち、数個残すのみ。ぽつりぽつりと見つかる。薬師堂へ、ここにも東屋があり、腰を下ろし、ぼんやりと前方に目をやると淡いピンク色の山桜が数本、山に収まり、芽吹きで山が霞に包まれたように淡い色で一面染まる。こんなのどかな景色に疲れが失せてくる。今まで明るかった山道が檜の大木にかこまれ鬱蒼としてきた。建物が見えてくる。昔、宿坊だったのか、裏側に建物が続く。ここを過ぎると山道の勾配がきつくなる。あと一息で神社。やがて、木立の間から社の一部が見え隠れしてきた。
奥宮遥拝殿の到着。ここから奥秩父の山々が一望できる絶景スポット。お腹もだいぶ空き、日本武尊の銅像で昼食。銅像は大きな手を広げた立像。大きな岩で囲まれ、その間から大木の馬酔木が2~3本。 鈴のような白い花がたわわに咲きこぼれる。ミツバツツジの大木もみられる。ふっくら大きな蕾をつけている。花をつけたミツバツツジも。昼食後、拝殿に向かう。参拝後、ビジターセンターに立ち寄ってみる。この道すがらミツバツツジの群落に出会う。鮮やか濃いピンクの花をつける。観光用に園芸用の木を植生したのであろう。自然の色と少し趣が異なる。センター内には、秩父に生息する動物のはく製や秩父周辺の山々の模型があり、結構楽しめる。センターを一歩出ると眼の前に白岩山、雲取山がくっきりと浮かぶ。先のミツバツツジの群落に目を向けると、鹿が2匹、人を警戒せず、草を食んでいる。未だ冬毛に包まれ、毛並みが濁っている。よくみると若い鹿のようだ。

つづら折りの道を下る
空模様が怪しくなってきた。登山口へ急ぐ。空気もだいぶ冷え、女性は上衣を羽織る。往路を戻る。下りも勾配のきつい箇所もあるが、道の表面が湿っており柔らかく岩も混じり、あまり滑らず歩き易い。登り返しは殆どなく、下りに下る。神庭広場に到着。今日も歩きました2万歩。どうにか天候に恵まれ、ワイワイガヤガヤ1日を楽しく過ごすことがでた。お疲れ様でした。                 相澤 記

【ハイキング】陣見山尾根歩き

陣見山尾根歩き

ツツジの咲く尾根を歩く・・・

=おすすめ50ルート踏査その3=

上:カタクリ 中:ミツバツツジが咲き向こうに玉淀湖 下:ヤマツツジ

山域山名:秩父陣見山(531m)尾根 

期日:2022年4月6日 

参加者:L橋本 黒澤

行動記録 秩父鉄道波久礼駅8:00-築坂峠9:20-虎ケ岡城址9:30/40-大槻峠10:00-陣見山10:55/11:10-榎峠12:10-雨乞山12:40/13:30-間瀬峠13:50-樋口駅14:45

<天気 曇り>埼玉労山50ルートの踏査を兼ねた3回目の山行である。「季節による自然の変化を知るには違う季節に同じ山に登るのが分かりやすい」と考えての企画である。今回は2名の参加なので、ゆっくりマイペースで歩く。天気は花曇りのようで、水蒸気が多いせいか遠景が白っぽくなっている。簡保の宿西側登山道に入り進む。雑木林の芽吹きはやっという感じで緑にまでならない木々の芽が落ち着いた雰囲気を醸し出す。この陣見山に至る尾根にはミツバツツジとヤマツツジが自生しており、開花を期待して登る。期待どおり、雑木林の中に続々とミツバツツジの株があり、薄紫の花を咲かせている。その向こうには荒川の流れが見えのどかでよい雰囲気だ。また、ヤマツツジは朱色の花は咲き始めでミツバツツジとのコントラストが良い。冬の落葉を踏んでの登山とは違い、植物の芽吹き、開花が目を引く。途中小休憩を入れ登る。築坂峠の分岐の東側の雑木林にカタクリの群生地があり、100mほど下る。カタクリの花が咲いているが数える程。前年見たときには数百も咲いていたのに、動物にでも食い荒らされたのか。残念な気持ちになる。虎カ岡城址の手前は急傾斜の階段がありこの付近はクサイチゴの白い花が目立つ。また、ヒトリシズカの株が余り目立たないが白い穂の花を咲かしている。城址で一休みする。ここから望む本庄市方面は霞んでいる。空気が澄んでいれば赤城山方面まで見えるのだが・・。また、城址の入口に直径35cmほどのヤマザクラの倒木があったが最近片付けられていた。地元の山岳会が片付けたのか、感謝したい。

  

   

上:ヒトリシズカ 中:暖かさのあるクサボケ 下:陣見山山頂

陣見山に続く尾根は広く、余り草花もない。アセビは、緑の葉が濃く、茶色の柔らかそうな新芽をだしているが、白い花をつけていない。杉林の急坂を登り、車道を横切り登ったところにクサボケが色鮮やかに咲いていて疲れを癒す。すぐに陣見山に着いた。写真を撮り、西に進み、明るい雑木林の下で小休憩をとる。

 ここからは、西にアップダウンしながら進む。目指す雨乞山が見える。雑木林の中を進む。風もなく、少し空が明るくなった。樹木は、尾根なのでアカマツが生えているが枯れている木もある。ヤマザクラの花が咲き、暑くも寒くもなく、ハイキングにはよい季節だ。一旦車道に出て、ここからの秩父方面の春霞の景色はいかにも山里という様子でのんびりした気分になる。

 山道にはスミレが薄紫の花を咲かせている。榎峠は車道の峠で、この時期花もない。ここから雨乞山までは、雑木林の中の道を進む。ヤマツツジの株はあるが、まだ咲いていない。やっと雨乞山に着く。天気も晴れ間が出て、穏やかな景色が広がる。登山者もパラグライダーの関係者もいない。静かな山頂で下の荒川沿いの景色が芝生の下に広がる。

 ゆっくりと休憩をとり、エネルギーを補給し、間瀬峠を目指す。途中右に曲がった雑木林には、ウグイスカグラという灌木が群生している。五角形の小さな桃色の花が咲いている。小さな花なのでアップして大きく撮る。秋には赤い実になる。また、林床にはスミレが咲いている。このスミレは葉が切れており、エイザンスミレだ。写真を撮っていて遅れたので、相棒が待っている間瀬峠に急いで下る。日が射し明るい。切り通しの左斜面を見ると登るときの群生地よりもカタクリの花が咲いている。南からの日差しがカタクリの花を照らし透き通るような色を出している。ここでも写真を撮る。

上:エイザンスミレ 下:ウグイスカグラ

 間瀬峠からは、細い林道になり、南向きの場所でゆったり下る。ここにもエイザンスミレが咲いていた。高山植物の花の魅力に取りつかれる登山者はかなり多いが、1000m以下のいわゆる里山程度の山にも魅力ある花は多い。人知れず里山に咲き、しぼむ花々は人にアピールしようと咲くわけではないので、それを綺麗かどうか、好きかどうかは、人の感性によるものだろう。ごそごそと音がする。1m位の茶色の蛇が脇を動いた。この暖かさでは、蛇も冬眠から覚め、動きまわる季節になったと感じた。

 会話をしているうちに秩父鉄道樋口駅に到着し、好天に恵まれた山行を無事に終えた。

(橋本記)

【ハイキング】花のあとさき探訪

花のあとさき探訪山行
山域・目的地 ① 旧吉田町太田部の楢尾集落探訪
       ② 三ツ山登山
参加者 L高橋仁 相澤 新井勇 栗原 瀧澤 斎藤 赤坂
行動記録
熊谷駅南口6:30=楢尾集落8:20/9:00➝土坂峠9:30/9:40➝三ツ山山頂11:15/11:30➝鞍部(仮昼食)11:45/11:55➝土坂峠13:40/13:45=道の駅龍勢会館14:20/14:35=熊谷駅16:20

三ツ山山頂は好展望地だが、霞んでいた 熊谷駅を高橋車4人で出発して、道の駅かわもとで斎藤車3人と合流。最初の目的地の楢尾へは群馬の神流湖経由で向かう。曇り空ながら至る所に満開の桜が楽しませてくれた。神流湖の上流、湖の幅も狭くなった所で橋を渡ると、旧吉田町の最北、太田部地区で谷の東側を少し登った所に楢尾集落がある。地図で見ると城峰山の北西の麓と言えるところである。
この集落の「むつばあさん」が晩年、自分の段々畑に花や木を植えて、NHKで放送され映画「花のあとさき」も作成されて広く知られるようになり、訪れる人も多くなったそうだ。むつばあさんも既に亡くなり10軒足らずの集落は、今は生活している人はいないという。

むつばあちゃんの家

むつばあさんの家では、見学者向けの説明を見る事ができ、我々もここから段々畑、集落をぐるりと一周してみたが、今年はまだ花に彩られるような風景は見られない。緑の葉が茂るだけのフクジュソウはかなり見かけ、道路沿いに数十メートル続くナンテンが印象に残った。

楢尾集落の上から、集落と対岸の塚山
次の目的地は、アカヤシオの三ツ山登山。山間地をウネウネと延びる林道を走り、土坂峠のトンネルの出口に駐車。ここから北東の塚山につながる県界尾根をたどり、途中から右に伸びる支尾根をたどると、地形図で849mの独立標高点の高みがあり、ここが三ツ山。コース一帯は良く手入れされた杉やヒノキの樹林が多い。地図でコースをしっかり把握しているリーダーに従って、高齢者の多い隊は、時折姿を見せる御荷鉾山や城峰山に歩みを止めたりしながらゆっくり進む。
三ツ山山頂は植林帯の上に突き出ている三つの岩っぽいコブで、一時間半ほどかけて到着。アカヤシオはピンクのつぼみをふくらませて開花直前だった。残念。

三ツ山は狭い山頂に石祠が鎮座
二つ目のコブによじ登ると四周の山々がよく見渡せるが、曇天でスカッとした風景ではなく、奥秩父は山と雲の境が不明瞭。秩父方面も霞んで白っぽい、武甲山らしきものが見えた。
休んでいると寒く、今日の山行はここまでと、長居せず下の鞍部に下山。風の当たらない樹林に入って仮昼食とした。すると間もなく小雨が降りだして、上だけ雨具を付けて早々に下山開始。樹林の中なのでさほど濡れずに歩けた。ただ、Kさん「足が攣りそう」という事で、慎重にゆっくり時間をかけての下山となった。予定にあった城峰山はカットして、これで熊谷へ帰ることとなる。
吉田の龍勢会館に寄って、会計を済ませ解散としたが、長瀞、寄居間がノロノロの渋滞で熊谷着は4時過ぎ。   (新井勇紀)

【雪山訓練】谷川岳マチガ沢・西黒尾根

 

山域山名:谷川岳(マチガ沢→西黒尾根1140m)(群馬県)

参加者 :L浅見、石川、大島、新井、駒崎、木村、豊島、花森、谷口

期  日:2022年4月3(日) 

行  程:

<行動記録>

自宅(5:00)→谷川岳ロープウェー駐車場(7:00)→谷川岳登山指導センター(7:45)→マチガ沢(8:50)→右岸西黒尾根斜面で滑落訓練・ビーコン訓練(9:00/12:30)→西黒尾根アイゼン歩行訓練→西黒尾根1064m(13:45)→谷川岳指導センター(14:20)→谷川岳ロープウェー駐車場(14:50)→自宅(18:00)

<天気:晴/雨>

5:00自宅を出発し、下道で谷川岳ロープウェーに向かう、集合は、7:30となっていたので余裕を持っていたのだが6:50程にLより、到着していると連絡あり先を急ぐ、7:05に到着し準備を整える。7:30には熊トレメンバー8名と合流し、谷川岳登山指導センター横より登り始める。

アイゼンを履き登山を開始する。まず、ビーコン確認、Lが10m程前に立ち、Lの横を一人ずつビーコンのスイッチがSENDモードに入っているかの確認を行う。全員が終わり、最後にLのビーコン確認しビーコンチェックを終わらせ、10m程登り、夏道を進んで行く。アスファルトであろう道は雪で覆われている。3か所ほどアスファルトも出ていたが少しの距離だけなのでアイゼンは、装着したまま進む。マチガ沢までの道は、雪崩個所がいくつも発生していた。雪崩個所は、安全確保の為、間を15m~20mほど開けて進む。この時期の雪は、重そうでこれが上から降ってくるかと思うと恐怖を感じる。

 

無事、マチガ沢に到着するとテントを張っているチームがいた。あそこにテントは張らない方がよいのでは?確かにその300m先には、雪崩のデブリもできていて不安全であることは容易に理解できた。他にも雪崩訓練をしているチームが3チームほどあった。まずは、Lより滑落訓練の指示があり滑落訓練を開始する。

滑落訓練は、ピッケルの使い方を学ぶ、滑落し始めるとなるべく早くピッケルのピックの方を素早く雪面に深く射しこみ胸より下の位置で保持する。態勢は名古屋の鯱鉾(足をあげる)の様にする。緩い雪では、アイゼンも使って停めても良いらしいが、アイスバーンでは、アイゼンが引っ掛かり跳ね上がって飛んでしまうらしい。胸で保持するのもきついが足を上げるのも忘れてしまうなど、まずは、基本の形を覚えなければならないのを感じた。ピッケルを差し込むのは左回り右回りなどの議論の後、冬用ヤッケと夏用ヤッケを着用したときの滑落の違いの実践、やはり夏用ヤッケの方が滑りやすく加速してしまう(生地によって?自分は、良く解らなかった)ザックを背負っての滑落や頭からの滑落、回転しながらの滑落、各自色々な滑落想定を実施し訓練をして終了。

ビーコン訓練を開始する。最初にSLよりここで訓練をして良いか?ビーコンのスイッチを本当に切ってよいかなど、この前ビーコンを忘れた自分にもその時は、どうだったかの質問などが飛んできて、皆で考える。雪崩に対しても斜度が問題なのか?木が生えてない所は、雪崩かもしれないが木が生えていない所には、雪崩は、発生しないのか?次々と問題が出題される。講義も終わり、プローブ使い方の確認、プローブを出し雪が何m積もっているかの確認この時期になると層が何層にもなって解りづらいが2.7m程、積もっているのが確認できた。3班に別れビーコンを80cmの所に埋めてくださいと指示がでる。埋めた場所が分かっている状態でビーコンの数値がどのように指すのかの確認をする。自分のビーコンでは80の位置を指す事を確認。捜索訓練の掘り返しは、場所を変え、他の班が埋めたビーコンを探す。Cチームは、一人ずつ、ビーコンで場所の確認をする。三人とも同じような場所を指す。プロ―ビングをすると2本は、刺さるが1本外れてしまった。他の班も捜索は、難航したようだ。ビーコンでの捜索の難しさを教えられた。(自分のビーコンの正確性やプロ―ビングでの捜索の正確、A4サイズにも当てる事は難しいなど)すると、後ろで落石の様な音が聞こえる。マチガ沢ノ斜面がゆっくりだが雪崩れていた。自分たちの場所までは、遠く危険は、感じなかったが何時、雪崩が発生してもおかしくない事は実感した。

昼休憩をし、班ごとに西黒尾根に登る。Lから、マチガ沢より西黒尾根を目指す。1140mを目指さず、何mでも良いので西黒尾根に出てください、どのようなコースを通っても良くアイゼンを使用し安全に登る指示、Cチームは、駒崎Lの指示に従い西黒尾根を目指す。ジオグラフィカで雪崩斜面を確認しながら雪崩斜面で無い個所を探し。アイゼンで雪面を蹴りながら進んで行く、最初の斜面は、雪崩斜面の記載はなく雪崩の心配はなさそうだが結構な斜面を慎重に登る。直登出来ないのでジグザグに刻んで行く。

1060mで少しの藪を抜け尾根に出た、そのまま横にトラバースで西黒尾根に行く事が出来た。このまま下って良いとのことで西黒尾根の尾根伝いを降っていく降りは下りで夏道の影響か、風の影響か、段差ができている。段を降る時は、何度か滑ってしまい、転んでしまった。下りも雪崩個所は、特に見えなかったが転倒、滑落に注意し下った。下りは、あっという間に谷川岳登山指導センターに到着し、他のチームの到着を待った。20分程過ぎて皆が到着。Iさんの靴底が外れてしまったらしい、誰かがワイヤーを持っていてとりあえずの補修をしてくれたらしい。流石は熊トレ、対応出来ちゃうんだと思いながら、皆で登山指導センター写真を取り、ロープウェーに戻り解散になった。

今回の雪山訓練は、ビーコンや滑落、アイゼンと同じだったが、いつにも増し濃いものとなったと思う。目の前で小さいが雪崩が起きたりと、とても心の残る雪山訓練となった。

 

 

                                                谷口 記

 

【ハイキング】ヤシオ山、石尊山、深高山

アカヤシオ咲く、ヤシオ山、石尊山 

関東で最初にアカヤシオの咲くヤシオ山

山域:足利市 石尊山、深高山

期日:2022年3月30 日(水)  

行程:熊谷ドーム第三駐車場8:00=足利市叶花P9:20/30→ヤシオ山10:20→叶花P11:00→ 石尊山13:00→深高山13:45→猪子峠14:30→叶花P15:30/16:00→熊谷ドーム第三P18:00

参加者CL高橋(仁)、黒沢、斎藤、相澤

ヤシオ山山頂で 柔らかな日差しに包まれ、登山の支度を始める。近くの民家の庭先には桜が1本、見事な枝を張り7、8分咲き、こぶしの花は今が盛り。シバ犬10数匹が賑やかに出迎える。遠くの山は芽吹き、淡い色で染まる。長閑な里山の景色を堪能しながらヤシオ山の登山口に向かう。登山口の周辺はカタクリ群生地となっている。斜面一面びっしりとカタクリの花が俯き加減に咲き、ひっそりと佇む。登山道にも見える。ウグイスが「ホーホケキョ」と上手に囀り、里山の春を告げる。

 登山道は杉や檜の針葉樹林に囲まれ、ナラの広葉樹林が少し混じる。この枯れ葉を落とした木立の間から日が差し漏れ、明るさを保つ。やがて傾斜がきつくなり、息を弾ませながら尾根に進む。尾根は、まだ、冬景色。枯れ木のナラ林に赤松が混じり、この木立の間から暖かな日が差し込み、展望もきく。吹き抜ける微風が汗ばんだ体に心地よい。淡いピンクの花をつけたアカヤシオが1本、2本と見える。頂上を囲むように7、8本咲いていた。関東ではここが一番早く咲くという、記念の写真を撮り、往路を戻り、石尊山へ向かう。

石尊山山頂で

 石尊山の登山口に入ると左側に立派な社が鎮座。山路は鬱蒼とし、参道のような厳粛な趣が漂う。尾根に入ると先のヤシオ山と同じようにナラの樹林帯に赤松が混じる。ドングリが山路にかなり散らばっている。ここも頂上に近くになると傾斜がきつくなり、息が切れる。やがて岩が剥き出し、岩場となる。険しくなく、程よく岩が配置され、岩間の道は茶褐色の砂利に埋もれ、ロックガーデンの中を歩いている様。

釈迦岩展望地からお釈迦様の形の岩が見える

 岩間から山野草が咲いていたら申し分ないな、なんて思って道端に目をやると、あちこちにツツジの木を見つける。この花が咲く頃は見事なロックガーデンになるのだろうなと思いながら足を進めていると、古い社が目の前に現れる。赤と緑の天狗が対になって掲げられている。暖かな日が差し込み、展望も良い、目を遠くにやると「あれは熊谷ドームかな」と思われる建物。屋根の一部が茜色に輝いて見える。ここで昼食を取り頂上に向かう。この頂上でもアカヤシオが数本、まだ蕾の木も見つける。花は薄いピンクであるが、蕾は赤褐色をしている。

深高山山頂で「ポーズ!」・・??

 最後の深高山に向かう。穏やかな傾斜の山路が頂上まで延びる。頂上で記念撮影。思いのまま各自、グー、チョキー、パーの手をかざしポーズをとる。

 ここから猪子峠を経て下山。車道に出ると日差しが強く感じる。初夏の日差し。民家の庭を覗きながら歩く。水仙やムスカリが見える。芝桜も咲いている。1時間近く歩き続けると足が重くなり、一息入れる。この休憩の間に高橋リーダーが1km先の駐車場に向かい、車で戻る。1日に良く歩きました。お疲れ様。            (相澤記)

【山スキー】尾瀬西山イシゴネ沢

山域山名:尾瀬西山イシゴネ沢(群馬県)

参加者 :L新井、駒崎、木村、橋本、谷口

期  日:2022年2月20(日) 

行  程:

<行動記録>

川本道の駅(4:30)→尾瀬戸倉スキー場第二駐車場(7:00)→西栗沢出合(8:30)→1778mピーク(11:40)→北斜面滑走(12:20)→1778mピーク(13:10)→イシゴネ沢滑走(13:30)→西栗沢出合(14:20)→尾瀬戸倉スキー場第二駐車場(16:00)→川本道の駅(18:30)

<天気:晴/雪>

川本道の駅4:30に出発し、いつものセブンにより、赤城高原で小休憩を取り尾瀬に向かう、何を間違えたか岩鞍に行こうと・・・注意され戸倉に向かう戸倉スキー場手前の第二駐車場へ到着。着替えているとビーコンが見当たらない。今日はスキー場も近いしスキー場で滑ろうかと諦めていたが、皆に話すと先頭、最後は登らず間にはさんで行くということで、危険個所があった場合は、そこは避けるなど話し合ってもらい。山行に行けることとなった。

 駐車場を出発し、通行止めを乗り越え、板を履き歩きだす。ビーコンチェックを行う、胸のあたりが軽く、いつも胸にあるビーコンが無いだけでこんなにも不安になるものとは思いもしなかった。鳩待峠方面に向かい道を歩き進んで行く。今年は、雪が多く道のトンネル(スノーシェッド)の中まで雪がありシールのままで歩いて入れる。西栗沢出合までは3.5Km程いつもの事だが平坦な道が続いて行く。

西栗沢出合に着き左の尾根を登る。最初の尾根に上がるのがこの山の肝となる。木村さんをトップに登っていく。登りあがるとそこからは、わりと緩い登りが続く事となる。いつも人は少ないが今日は、誰も入っていないノ―トレース・ノ―トラックの白銀の世界が広がる。白銀の中ブナ林を登っていく2.5時間トップを交代しながら登っていく(自分は、ビーコン無しの為トップ無し)積雪は25cmといったところだろう。

1778mのトップに到着しシールを外す。気温が低く指が痛む。時間も少し遅れているのですぐに滑り出す。北面は積雪がもっと上がり下も絞まっても、凍っていなく下突きしないで気持ち良くよく滑れた。

斜度も程良く150m程滑り降りて登り返す。気持ち良く滑れたので登り返しも楽しい。

 40分程登り返し1778mのトップに到着し休憩をする。Lが山頂の積雪をゾンデで測る。2.7mがすべて埋まってしまった。今年はとても良いシーズンだ。最近ではありえない積雪が記録されている。休憩を終えイシゴネ沢に向かい滑りだす。良い感じにブナ林が生えている間を滑り降りる。あるのは自分たちが登ってきた。トレース跡のみ、皆、思い思いの場所を滑り下る。新雪が気持ち良く滑らせてくれる。今回は1200mぐらいより、西栗沢の方へ南の谷に入る。吹きだまりになっていてとても良い雪だ。すぐに西栗沢出合に出てしまい、残念に思いながら小休憩を取り。・・・そして問題の帰路・・・スキーはまだ良いのだがスノーボードは、シールを付けるのも面倒だし壺足で歩いていく。踏みぬけたろころは40cmは抜けてしまう。毎度思うがスノーシュ―を持ってこようと思うんだと思いながら歩いて行く。スキーのメンバーはかなり前を進んで行く。途中、雪の壁が崩れていて道が2/3程埋まってしまっていた。すぐ先でLが待っていてくれた。ここでも、ビーコンが無い事が怖く思えた。最後の橋前のゆるい下り、新雪過ぎて板が走ってくれない。橋の手前でストップし最後の登りをまた、壺足で登る。

新雪でとても楽しい山行だったがビーコンを忘れるという大失敗をし、とてもビーコンの重要性を知った山行となった。

                                        谷口記